超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』橋本祥平インタビュー「皆さんも一緒に謎解きして番組を楽しんで!」

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1月からTOKYO MXほかにて放送中の、超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』(通称:Dスク)。補習中の男子高校生たちがひょんなことから次元(=Dimension)を超えて、アニメの世界に飛ばされてしまうことから始まり、アニメの世界と実写の世界を行き来しながら展開する学園ファンタジーだ。

声優×2.5次元俳優が共演する本作には、若手男性声優の石井孝英(白山純平役)と大塚剛央(緑ヶ丘流星役)、2.5次元舞台などで活躍する俳優の橋本祥平(水上ゆりお役)、財木琢磨(黄川田剛役)、染谷俊之(桃谷総司役)が出演。さらに声優の蒼井翔太、江口拓也、諏訪部順一が声の出演として参加する。

今回は学校でのロケ撮影の合間に、橋本にインタビュー。作品について、ロケの雰囲気、意気込みなどを語ってもらった。

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――実写×アニメという次元もジャンルも超越したハイブリッドな作品という非常に面白い試みですが、出演が決まった時に本作についてどのように思いましたか?

そうですね、すごく新しいなと思いました。アニメとドラマという組み合わせとかって、ありそうで実は意外にもなかったなと。だから、これをひらめいたプロデューサーさんはガッツポーズしたんじゃないでしょうか(笑)。非常におもしろくて新しい挑戦をさせていただけるなと、すごくワクワクしていました。

――現場に入られての感想や雰囲気はいかがですか?

まずは一人でのシーンを中心に撮影して、その後から皆で一緒に教室のシーンなどの撮影をしました。前段階の準備にちょっとスケジュールが合わなくて、現場で初めて皆さんとお会いしたんです。だから、撮影しながら変わることや発見するものがあるんじゃないかと思っています。撮影は、本当にスムーズです。

――橋本さんが演じる役どころは?

僕が演じる水上ゆりおくんという役は、いわゆるカワイイ系の役です。財木くんが演じる黄川田くんと仲が良くて、皆と同じ高校3年生なんですけど、どこか弟っぽい感じがあります。かわいらしさもありつつ、ちょいちょい毒づいたりもするので、そういった部分ももっと引き出せたらなと考えていますね(笑)。それから、水上くん自身がアニメ大好きな役なんです!この作品は、次元を超えた先でスフィンクスから出題された謎を答えるという謎解きのお話なんですが、謎の中にはアニメ分野の問題もあるので、そういう部分で活躍できるシーンもあります。

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――読モとしても人気、という設定もあるそうですね。

そうなんですよ。読モで、ネットでも有名。かわいい見た目なのに毒づくキャラクターというのが、とても面白いなと思っています。悪気があるわけじゃないけど、ちょっとグサッとくるような台詞もあるので、そのギャップがおもしろいです。でも確かに、かわいい子ほど毒あるなと思ったりもするので(笑)。本当に今どきの子だと思います。

――橋本さんご自身もかわいらしいですが、毒ありますか(笑)?

いやあ、どうですかね(笑)。思ったとしても、基本は自分の中にしまい込んで忘れるというタイプです。だから、腹の底で何を考えているのか分からないと思われて、「腹黒い」とか言われることはありますけど・・・まったくそんなことないのに(笑)。

――共演者の皆さんについての印象を教えてください。

財木くんとは以前に、5分枠のドラマ『15歳、今日から同棲はじめます。』でご一緒しました。その作品ではそんなに絡む役ではなかったんですが、今回は本当にガッツリ絡む親しい役です。財木くんはすごいいい人。面倒見がいいんですよね。僕としてもすごく助かるし、役柄的にもすごく合っているので、接しやすいです。桃谷総司先生を演じられる染谷さんとは、今回がはじめましてです。染谷さんが出演されていた舞台を何回か観に行ったことがあるので、一方的に知っている状態だったんですが、役者として本当に尊敬している方なので、今回ご一緒できて本当に嬉しいです。

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――普段、舞台を中心に活躍している人たちとドラマで共演するというのはまた違った感覚があるのでしょうか?

例えば、舞台だったら、稽古ではいくらでも失敗していいので、はじめましての方とかには「思いっきりやったろ~!」という気持ちでいくんですよ。でも、ドラマとなるとその瞬間が本番なので、いつもとは違う覚悟がいる感じもしています。どちらも緊張感があっていいですね。

――声優として活動されている石井さんと大塚さんとも、はじめましてですね。

同じ民宿に泊まっていたので、寝る前に(当日の)撮影シーンについて本読みをしたんです。皆で布団の上に乗りながら(笑)。声優さんは声で様々なことを伝える方たちだから、本読みだけでもすごく上手いなと思いました。僕らはどうしても体を使って、全体で表現しようとするんですよ。だから、そういう部分では勉強になる現場だなと感じました。それから、石井さんとは同い年なので、だいぶ距離が縮まりました!

――役柄的に全員が同じ高校3年生ですし、同い年だと演じやすいですか?

やりやすいです。財木くんは1歳年上ですし、他の皆さんも同年代なので話が合いますね。例えば、好きなものや趣味、昔見ていたアニメなども、世代が一緒だとそれだけで盛り上がれますね。

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――学ランを着て、実際の学校で撮影してみた感想は?

この仕事をしていなかったらありえないことなので嬉しかったんですけど、いつまで着て大丈夫なのか、という恐怖もありまして(笑)。でも、校舎を歩いていると自分の母校を思い出したり、当時の思い出に浸ったりする瞬間が多くありますね。

――この作品は、アニメパートも皆さんのモーションキャプチャーを使って作られるそうですね。

実写パートの芝居は表情や動き、声のトーンも含めた表現ですが、モーションキャプチャーはまた、かなり違ってきそうですね・・・。事前に収録した声に対して、モーションキャプチャーを使い、声に合わせて動いて、さらにアフレコをするそうです。そういった点では普通のアニメともまた違っていて、どちらかというとお芝居寄りのアフレコなのかなと。普段の感情の作り方を取り入れつつ、石井さんと大塚さんからアフレコのコツをお聞きして、完成させられたらなと思います。

――放送を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いいたします。

アニメとドラマが融合するなんて、本当に新しいことだと思います。ご覧になるお客様の中には、観る前はどんな作品になるか想像がつかない!という方も多いと思います。その期待そのままに、楽しみにしていただけたらと思います!また、謎解き要素もある内容なので、皆さんも一緒に謎解きして、番組を楽しんでくれたら嬉しいです。

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◆作品情報
超次元革命アニメ『Dimensionハイスクール』
TOKYO MX:毎週木曜22:00~
BSフジ:毎週日曜25:00~
J:COMテレビ:毎週木曜22:30~
GYAO!ほかにて見逃し配信中
※放送日時は変更となる場合あり

【原作】明日見 優
【監督・脚本】アベユーイチ
【キャラクターデザイン】Izumi
【音響制作】ダックスプロダクション
【音楽】大石憲一郎
【制作】アスミック・エース/ポリゴンマジック

【出演】
石井孝英 大塚剛央 橋本祥平 財木琢磨 染谷俊之
蒼井翔太 江口拓也 諏訪部順一

【公式HP】http://dimension-hs.com
【公式Twitter】@dimension_hs

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(C)Dimensionハイスクール製作委員会

(撮影/櫻井宏充)

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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