ついに101本のエピソードが完結!“未婚のプロ”ジェーン・スー原作『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』の待望のシーズン2が現在CS放送・女性チャンネルLaLa TVで好評放送中だ。
豪華俳優&スタッフが各エピソードに起用されていることも注目のこのドラマ、第8話(「彼の母親は完璧だ」ほか)の監督・原案を手掛けたのは城田優。初ドラマ監督の感想を聞いた。
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――ショートフィルムの監督は何度かされていたということですが、初ドラマ監督ということで、オファーを受けた時の感想はいかがでしたか。
単純に嬉しいと思いました。個人的に、チャンスがあったら演出や監督に挑んでいきたいと思っていたので、やってみたいと。
――監督をやってみたいと思ったのはいつから?
厳密に、監督をやっていこうと志したきっかけはないんです。でも、やりたいという気持ちはすごくありました。
もともと撮ることが好きで、20歳くらいから自分で8ミリカメラを使って、役者をやってる友達だったり、一般の友人と、くだらない、身内だけの笑える30分くらいのドラマを撮ったりしてました。自分で監督、脚本、演出、編集まで。とはいえ、ただ趣味でやってることと、仕事としてやることは、全くクオリティーも変わってきますし、責任もありますから、実際そこに足を踏み入れるのは怖かったんです。
でも、少しずつ段階を踏んでというか、ショートフィルムをやらせていただいたり、最近は『オモクリ監督』に呼んでもらったりとか。今回もそうですけど、身の丈にあったというか、徐々にステップアップさせていただいてます。役者としての経験は10年以上あるとはいっても、助監督から何年も経験を積み重ねて監督になる皆さんには大変失礼というか、いきなりショートカットみたいになってしまっているんですけど・・・。感覚だけでなんとかスタッフの皆さんに助けていただきながらやっているところです。
――では、念願叶ってのドラマ監督という感じですか。
そうですね。こうやって名前のある役者さんを起用して、実際にドラマを作るっていうのは、すごくありがたいことですし、同時にプレッシャーというか。今回のドラマでは有名な監督さんたちもいらっしゃるわけで、若干ビビってるところもあるんですけど(笑)。実は明日編集(インタビュー日は編集の前日)なので、明日またビビるのかもしれません(笑)。
――撮影中は、役者も経験している監督ならではの役者さんへのアドバイスもあったかと思いますが。
そうですね。やっちゃいけないことかもしれないですけど、自分で演じて見せちゃうんですね。自分がドラマや映画に出ているとき、監督さんがわざわざやることはないんですけど、僕の場合、どうしても自分も演技している側だからか、動きをつけてやっちゃう。特に今回は、セリフのニュアンスの付け方、音の付け方だったり、「間」にすごくこだわりました。コメディータッチのドラマなので、面白さに関していちばん大事なのは「間」だろうと。それについてはなんども「こういう感じで」って、自分でジェスチャーとセリフを言いながら見せたりすることがありました。それが役者さんにとってやりやすかったのか、やりづらかったのかは分からないんですけど、たぶん役者ならではの演出の仕方なのかなと思います。
――ドラマ監督をやってみて、撮影中難しかったことを挙げるなら?
カット割りとかですね。最低限のルールみたいなことがあるんですけど、そのへんはよく分からないんですよね。専門の勉強をしているわけでもないし。カメラワークとかに関しても、ズブの素人なので。いろいろお話を聞きながら、相談しつつ、「これってどうですか」「こっちはどうですか」「もう少し寄ったら変ですか?」とか確認しつつ。全てが“城田ワールド”っていうよりは、割とルールに乗っ取って自分の世界観を作っていくことに一応務めたつもりではあります。ただ、明日編集してみないと、どうなるか分からないですけど(笑)。
イメージが具現化されていく、作ることの楽しさ
――今回監督をやったことで、気づいたことはありますか?
監督の気持ちというものは、やってみないとわからないんですよね。どういうことを意図して言ってるのかとか。特に、どれだけいいものを作るためと思っても、時間との戦いなので、妥協しないといけないことがあるんですよね。いま監督さんが何を感じているのか、考えているのかっていうことを、なんとなく感じられるようにはなったのかな…。
――監督された第8話(10月21日放送)では、インターネット上の情報が中心となっている彼女と、そんな彼女に振り回される大学院生の彼との三つのエピソードが描かれます。城田さん自身がこれらの原案も手掛けたそうですね。
一応「僕なりにイメージしたものはこれです」くらいのレベルのものを見せたら、「そこから作っていきましょう」となって。仮のエピソード1の、「ネットの噂話を、いちいち彼女に報告する。」っていうところから打ち合わせしつつ、じゃ次のエピソードはどうしようとか、こういうの入れていこうとか、こういうの楽しいんじゃないかというふうに広げていった感じです。だからゼロを1、2にして、みんなで一緒に作っていった感じですね。
前半の台本は、ほぼ僕のイメージ通りになっています。主人公の桜と洋介っていう名前もそうです。二人の年齢設定だったりとか、モノローグから始まって、カフェでコーヒーカップにコーヒーが注がれて、運ばれていくっていう一連の流れも、だいたい僕が書いたイメージ通り。それから後半になるに従ってふじき(みつ彦)さんに足してもらってるんですけど。
――原作のなかから、このエピソードでということで原案をふくらませていった感じですか。
このプロジェクトのお話をいただいたのが昨年の12月末で。原作のなかの“噂話”というフレーズを拾い上げて、噂と言えばだいたい今のご時世スマホから情報をとって、本当か嘘かわからないようなことを噂してる人いるじゃないですか。僕もそうだし誰もそうだと思うんですけど、そこをちょっと掘り下げてみたんですよね。噂好きでずっとスマホばっかりいじってる、今の時代よくいるネット中毒、スマホ依存みたいな女の子・桜を作り上げて、それと正反対の男の子・洋介を作っていった感じ。
最初は正反対だから二人は惹かれ合って、いいなと思うんだけど、やっぱりそんなことはなかったっていう。で、そこにはいろんな裏設定があるんです。例えば洋介は心理学を勉強しているんだから、冷静に、客観的にみたら桜みたいな女の子が考えていることとか分かると思うのに、自分がいざその状況になると、意外と自分のことに疎くなるというか。そういうことも込めてみました。
――この場面は絶対に入れたかったとか、この流れはすごく気に入ってるというシーンはありますか。
編集はこれからなので、実際にそれが出てくるか分からないですけど、最初の、白いカップにコーヒーが注がれる画だったりとかはこだわって何度も撮りました。自己満足ではありますけど、ラストシーンにも、自分の中でイメージがあります。実際それが画として分かるかどうか・・・。
例えば、「時代が違えば二人の恋が上手くいってたんだろうか」とか、ドラマ中に出てくるフレーズは僕が考えているんですけど、ちょっと昔風にして、そこの時代の移り変わりというか・・・あくまで想像の世界なんですが、もし彼らが携帯電話、インターネットなんてない時代に出会ってたら、というところで時代が切り替わる場面があります。同じ場所でも、まったく違う世界観の映像になってて、そこからまた戻る、みたいなところとか、編集でうまいことできれば見ていて面白い絵になってるのかなって思いますね。そこの会話とかもコメディータッチにして。台本に書いてないことも付け足したりしました。
あとはテロップ。現場で、タイトルテロップがここで出て来たら面白いかなとか考えていて。それが実際どこまでできるか分からないけど、実現したらめちゃくちゃ面白いだろうなと思います。
――初ドラマ監督とはいえ、かなり創作に対するモチベーションの高さを感じます。それは昔からですか?
昔からですね。作ることがすごく好きで。曲も作りますし。単純に作ってる時間、頭の中で想像しているものを足していくのが面白い。だから監督している時も、ロケハンしながら、「ここでこのシーン撮って・・・」って想像している時が楽しくて。実際そこに役者さんが衣裳を着て、自分が指定した小道具とかが置いてあるところで、自分の原案からできた本の中身、要は全部僕がイメージしていることが具現化されているわけじゃないですか。すごく楽しいんですよ。
だから責任とか、完成度の度合い、善し悪しは置いといて、とにかく楽しいんですよね。大好きです!急な告白だけど(笑)。
夢はミュージカルを作ること!
――撮影現場で、城田監督は役者に対して「違うよそこ!」とか言っちゃうんですか?
いやいやとんでもないです(笑)。さすがに僕が10年20年監督をやってて、相手が10コ20コ下ならそういうことを言うかもしれないですけど、役者陣も同世代の人たちで、経験も同じくらい。どちらかと言えば、役者さんに「どう言ったらいいんだろう?」くらいな気持ち。
(渡部)豪太くんは同じ歳で、同じくらいの経歴なんですけど、そんな豪太くんが「監督!」って来てくれるので、僕はちょっと構えてしまったり。でも、とにかく言いたいことは言おう、監督なんだから!って(笑)。自分を奮い立たせて、「豪太くん。ここなんですけど、ここがこうで、こうしてもらっていいですか?」「分かりました」ってやりとりをしましたね。
でも実は、豪太くんのほうはわりとずっと落ち着きのある大学生的な感じの役だったので、わりと芝居に演出をつけることはそんなになかったんですけど、黒川(智花)さんのほうが大変だったんだろうなと思います。僕がもっとこうしてくれ、もっと、もっと!っていうことをずっと序盤から言ってたので。けっこう自分のなかで振り切るのが大変だったんじゃないかなって思います。最終的に、終わって、黒川さんから「城田さんのおかげで新しい自分が見出だせました」と言っていただけたので、良かったなと思います。
――そういう言葉をもらえるのは、監督冥利につきますね。
本当にその通りです。
ただ僕は絶対にできると思ってたんです。すごく清楚で落ち着きがあって、真面目な方なんですよね。僕は黒川さんの普段の姿は知らないですけど、ただどれだけ僕が崩そうとしても、やっぱり根本的に普段の彼女の真面目さが残ってしまって、そこを崩して崩して、「もっと自分が想像する10倍くらいでやって」ってやっていくうちに、徐々にいい感じになってた。僕もモニターを見ながら笑っちゃうくらいに。黒川さんはモニター前に何度か呼んでは見せて、本人の演技を見せて僕が求めていることを確認してもらうやりとりは何度かありましたね。
――では今回の撮影で、監督として役者の魅力を引き出せた自信がある?
そうですね。編集前なのでまだわからないんですけど(笑)。忙しい中での撮影で・・・って言い訳する気持ちは一切ないんですが、ただ単純に未知数なので。
素材は良いものが撮れたという自信があります。このあと冷静に素材を見て「あれ?」っていう可能性もあるから。自分の中でも楽しみと不安が混ざった感じで・・・。ただ役者さんたちには面白かったって言ってもらえると思います。
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――ミュージカル『エリザベート』、ドラマ『表参道合唱部』でお忙しい中での撮影だったと思います。その切り替えが難しいのかなと思ったんですが・・・。
もともと切り替えはすぐできるほうで、正直難しくなかったです。朝ドラマを撮ってからミュージカルの日もあれば、その逆もありましたけど、僕のなかでは電気のスイッチみたいに切り替えができるんです。やるときはすっと入るし、抜くときはふっと抜けるみたいな。
いろんなタイプの役者さんはいると思うんですけど。僕はそういうタイプです。ドラマ撮影日の前後にはミュージカルが入ってたんですけど、前日公演が終わってすぐにドラマの台本を開いて、明日のシーンをどうしようかな・・・みたいなことを何度も読み返して、ちょっとカット割りしてみたりして。寝て起きたら撮影、みたいな感じでした。
――監督として今後撮ってみたいジャンルはありますか?
僕は歌が好きなので、それこそミュージカル映画の監督をしてみたいですね。出演もしてみたいとも思いますし。
――監督しながら出演する?
あ、それはちょっと難しい(笑)。
よく言われるんです。「ご自身で出演されて監督もなさったらいいんじゃないですか」って。でも、僕は監督するときは監督に集中したい。同時進行はできないですね。本を書いた、監督した、編集した、じゃそこに主題歌を書くとかはできるんですよ。でも監督しながら主演をやるとか、監督しながら出演するってのは、同時進行だからやっぱりどっちかがおろそかになったり、ちょっと冷静な判断力が無くなったりする可能性があると思うんですよね。
『オモクリ監督』に出るときのオーダーが、僕に作品にも出てほしいってことだったんですよ。自分が考えたメインのキャラクターをやったんですけど、やっぱり演技しながらモニターを見れないから、カットしたときに一応見るんですけど、何度もできなかったので、結局妥協しなければいけなかった。やっぱり出ながら監督はやるもんじゃないなと(笑)。ま、追々ね、10年後とかにはもしかしたら「いや~、監督やりながらの主演、面白いっすよ」とか言ってるかもしれないですが(笑)。でも今はそこまで器用になれないかな。
――ミュージカル映画ということは、曲もご自身で?
書きたいですね! 僕の夢は、ミュージカルをつくること。ゼロからストーリーと曲を作りたい。もしくは今ある物語のとか、有名な物語に音楽をつけるとか、そういうことがいつかできたらいいなと思っています。
来年はそれこそミュージカルの演出が控えていますね。(2016年5月にミュージカル『アップル・ツリー』の演出を担当)それまでに準備しておきたいことはありますか?
初ミュージカル演出ではありますけど、これまでミュージカルの中で、演出ではないけど初めてミュージカルを始める子たちに教えたことが何回かあるんです。その時に感じたんですよね。あ、これって演出と一緒だと。それまで小池修一郎先生、宮本亜門先生がされていたことが、僕なりに形が変わって若手の子たちにしていたこと、これが演出かなというところがあって。
なので、演出のメインとなっていく、役者さんにお芝居をつけて、全体のステージの動きをつけることに関していえば、あまり不安はないんです。でも、照明さんや美術さんたちスタッフさんはいるけれど、その作品の根本的な部分を作るのは演出の僕になるじゃないですか。だからこういうサイズ感のものを、こういうふうに使って、こういう音を出したいっていう、イメージをつけること、イメージトレーニングみたいなことはそれまでにしておかないと、と思います。
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――このドラマは、男女のプロポーズの悲喜こもごもを描いていますが、城田さんが素敵だと思う女性像を教えてください。
うーん、素敵な女性は、まずなによりも「思いやりのある女性」だと思います。何事に対しても、特に自分の周りの人に対してもちゃんと思いやりだとか。
例えば飲み会で10人くらいの男女がいるときに、女性のどこを見るかと言えば、やっぱり女の子が自分に対してじゃなくて、他の人に対してどういう態度をとっているか、というのを見ますよね。友達に対してすごく冷たかったりとか、困ってる状況でも見て見ぬフリをしてたり。酔っぱらってる人がいても放ってるのを見ると、僕のことはちょっと意識しているから優しいけれど、僕の友達に対してはそういう感じなんだ、とか。
やっぱり、最低限、誰に対しても思いやリがないといけないと思うし、そういうところはちゃんと見抜きたいというか。何よりも思いやりがある人っていうのが第一条件です。家族友達に対して親身にいつでも助けて、手をさしのべられるような人がいいなと思いますし、さらに理想で言えば、料理が上手な人。この仕事してると不規則な生活で、外食ばっかりですし。だから夜家に帰ったら美味しいごはんが待ってる、みたいなのは理想の生活ですね。
――逆に苦手なのは…
自己中心的な考えが強すぎる人と、嘘ばっかり言う人と、どうでもいいような嘘で固めていってしまう人だとか。それからありきたりですけど、ポイ捨てとか。たばこ吸う女性は苦手ですね・・・けっこうウルサイですよ(笑)
――最後に、ドラマを見る方へ向けてメッセージをお願いします。
今は誰もが携帯、スマホを持っていて、電車に乗っててもどこかの喫茶店にいても、誰かが携帯をいじっているんですよね。僕、最近よく周りを見るんですけど。確実に言えることは、60%以上の人間が一つの空間の中で携帯をいじっているんですよ。それがすごく面白くて、これが携帯がない時代だったらどうだったんだろうなって。どうやって過ごしていたのか思い出せないくらい、今携帯をいじるのが当たり前になってる。
今回は、携帯電話がメインのお話で、もう魂まで売ってしまってるような、何十時間もこの人携帯を見ているんじゃないかっていうくらいの女の子が登場します。見ている皆さんも「くだらないな」と笑い飛ばすところもあるかもしれないし、「あれ、私も危ないかも」と心当たりのある人もいるかもしれない。今まさにスマホやネットが、ドラマティックということではなく、単純に日常生活に入ってくる。すごく共感できると思います。僕が主演した回はもうぶっ飛びまくっているんだけど、僕が監督した回は、わりと現実的な物語になってると思います。そこを楽しんでもらいたいです。
◇城田優(しろた・ゆう)プロフィール◇
1985年12月26日生まれ、東京都出身。2003年俳優デビュー。現在、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中。最近の主な出演作に、ミュージカル『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』、ドラマ『○◯妻』、映画『明烏』など。現在、ドラマ『表参道高校合唱部!』に出演中。2016年1月9日(土)より、赤坂ACTシアターほかにて「地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』」にゲスト主演、5月28日(土)より、赤坂RED/THEATERにて上演されるミュージカル『アップル・ツリー』の演出を担当する。
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『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2
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原作:ジェーン・スー 「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」(ポプラ社刊)
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シリーズ史上初となる男子主演回、第4話(城田優主演)は9月23日(水祝)他。
また、城田優監督デビュー作となる第8話(渡部豪太主演)は、10月21日(水)他放送!
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