日生劇場で2026年1月~5月に上演される舞台・ミュージカル作品まとめ

当ページには広告が含まれています
日生劇場で2026年1月~5月に上演される舞台・ミュージカル作品まとめ

各劇場で数々の素晴らしい舞台が上演された2025年。2026年も、舞台・ミュージカルファンの心をくすぐる期待の作品が数々控えています。今回、他の劇場には無い独特の幻想的な雰囲気をまとう東京・日生劇場で、2026年1月から5月までに開幕する上演予定作品を紹介します。

目次

日生劇場ラインナップ①:ミュージカル『ISSA in Paris

【上演スケジュール】2026年1月10日(土)~1月30日(金)

新作オリジナルミュージカル『ISSA in Paris』は、俳人・小林一茶の知られざる「空白の10年」をテーマに、現代と過去をパリで交錯させる物語です。本作は、『ナイン』『タイタニック』でトニー賞を受賞したミュージカル界の巨匠モーリー・イェストンが、一茶の俳句に感銘を受け創作。演出は藤田俊太郎が手掛けます。主演は、確かな実力を持つ海宝直人(現代のISSA役)と、次世代のスター岡宮来夢(若き日の一茶役)のダブルキャスト。時代と国境を超えた二人の出会いが、人生をどう変えるのかを描く意欲作です。

ミュージカル『ISSA in Paris』あらすじ

現代の東京に住む、シンガーソングライターISSAこと海人。
海人は突然の母親の死から立ち直れず、呆然自失になっていた。
そんな中、命の儚さをうたった小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」の句が脳裏に浮かぶ。
また、海人の母は、一茶には消息不明とされる「空白の10年」があり、その期間、鎖国の日本をひそかに抜け出して
パリへ行っていたという仮説をたてていた。
海人は天才俳人が日本で小林一茶と名乗るまでの「空白の10年」に一体何があったのかを突き止めるため、
そして自分自身が前に進むためにパリへ旅立つことを決める。海人はパリに行き、何を得るのか。
そして、小林一茶の10年には何があったのか。2人の青年が時空を超え、パリで出会う、ファンタジー・ミュージカル。

ミュージカル『ISSA in Paris』公演情報(キャスト・チケット・配信など)

https://enterstage.jp/database/171423

日生劇場ラインナップ②:ミュージカル『レイディ・ベス

【上演スケジュール】2026年2月9日(月)~3月27日(金)

本作は、約45年間英国を統治したエリザベス1世の半生を大胆に描く、歴史ロマン大作ミュージカルです。

『エリザベート』などで知られる巨匠ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイと、日本のヒットメーカー小池修一郎がタッグを組み、2014年に帝国劇場で世界初演されました。

2022年にはスイスでの海外上演も果たした本作が、8年ぶりとなる2026年に、装いを新たにブラッシュアップして再演されることが決定しました。

ミュージカル『レイディ・ベス』あらすじ

16世紀イギリス。ベスは国王ヘンリー8世の娘にも関わらず、母が反逆罪の汚名を着せられ処刑されたため、片田舎で家庭教師達のもとで勉学に勤しみながらひっそりと暮らしていた。王女らしい理知と少女らしい好奇心に満ちたベスは、ある日、吟遊詩人ロビンと出会い、自身と真逆で自由に生きるロビンに反発しながらも、淡い恋心を抱き始める。しかし、つつましくも平穏だった日常は、彼女が現国王である姉のメアリーに対して反逆を企てているとの疑いを掛けられ一変する。忠義心をメアリーに信じてもらえず、彼女の側近ガーディナー司教やルナールから陥れられ、ついにはロビンとも引き離されロンドン塔に投獄されてしまう。だがメアリーの圧政に不満が溜まった民衆からは、「ベスを女王に」という声が次第に高まっていく。ベスが選ぶ道は、国のための人生か、1人の女性としての幸せか、果たして――。

ミュージカル『レイディ・ベス』公演情報(キャスト・チケット・配信など)

https://enterstage.jp/database/171433

日生劇場ラインナップ③:ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』

【上演スケジュール】2026年4月7日(火)~4月29日(水)

「世界一カラフルで、かっこよくて、オシャレ」と評され、甘くてビターな感動を呼ぶミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』が、2026年に待望の再演を果たします。

原作はロアルド・ダールの名作『チョコレート工場の秘密』。2013年にロンドンで初演されて以来、世界的な大ヒットを記録しています。

2023年に日本で初演された本公演は、日本オリジナルの独創的な新演出で大絶賛を博しました。翻訳・演出をウォーリー木下、アートディレクションを増田セバスチャンが担当するなど、トップクリエイターが集結し、「カワイイ」文化を融合させた唯一無二のステージとなりました。

初演では、堂本光一がウィリー・ウォンカ役を独自の解釈で魅力的に演じ、大きな話題に。2026年の再演では、クリエイティブスタッフと豪華キャストが再集結し、ウェスタ川越、日生劇場などで上演されます。

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』あらすじ

チャーリー・バケットは、心優しい男の子。
愛にあふれる働き者の母親(観月ありさ)やジョーじいちゃん(小堺一機)たちと 手を取り合いながらささやかに暮らしている。唯一の楽しみは年に一度、 「ウォンカのとびきり最高めちゃうまチョコ」を自分の誕生日に買ってもらうことだ。
一方、人間不信に陥り世間から身を隠し、自らのチョコレート工場に閉じこもり続けているウィリー・ウォンカ(堂本光一)、またの名をキャンディー・マン。
彼はある計画を進めていた……。

ある日、驚くニュースが世界中を駆け巡る。
あのウォンカのチョコレート工場が公開されるというのだ。しかも案内役はウォンカ自身。
5枚のゴールデンチケットをチョコレートに忍ばせて、 それを引き当てた者が工場見学に参加できるという。
そのニュースにチャーリーも跳びあがらんばかりに喜ぶが、チョコレートを買うお金はどこにもない。しかしニュースでは、次々とコンテストの当選者が発表されていき、 とうとう残りの1枚にまでなってしまう。
あきらめかけたその時、チャーリーに奇跡の瞬間がおとずれる……。

5人の当選者たちの運命、そしてウォンカの真の目的とは。
謎めいたチョコレート工場の扉がいま、開かれる……!

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』公演情報(キャスト・チケット・配信など)

https://enterstage.jp/database/171434

日生劇場ラインナップ④:舞台『ハムレット』

【上演スケジュール】2026年5月9日(土)~5月30日(土)

シェイクスピアの四大悲劇の傑作『ハムレット』が、2026年に新たな息吹を吹き込まれます。

本作の主人公、若き王子ハムレットを演じるのは、新時代の歌舞伎俳優・市川染五郎。彼は、祖父や父も演じたこの大役に、ストレートプレイとして初出演・初主演という形で挑みます。

演出を手掛けるのは、リアルな表現で世界的に知られるデヴィッド・ルヴォー。葛藤、狂気、裏切りといった普遍的なテーマを、繊細かつ新たな解釈で描き出す『ハムレット』にご期待ください。

演劇『ハムレット』あらすじ

デンマークの王子・ハムレットは、父王の急死、そして直後に母ガートルードが再婚し、叔父クローディアスが王位についたことに深く苦悩していた。ある夜、ハムレットのもとに父の亡霊が現れる。自らの死はクローディアスによる毒殺だったと告げられたハムレットは、復讐を誓い、狂気を装いながら周囲の反応を探ることに。疑心暗鬼にさいなまれ、恋人オフィーリアや友人との関係も複雑に絡み合っていく中、ハムレットは芝居を利用して叔父の罪を暴こうと試みるが、その行動は悲劇的な連鎖を引き起こし……。

演劇『ハムレット』公演情報(キャスト・チケット・配信など)

https://enterstage.jp/database/171508

日生劇場で2026年1月~5月に上演される舞台・ミュージカル作品まとめ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次