LDH×宝塚、HiGH&LOWで夢の共演! 片寄涼太、水美舞斗、ランペRIKUら出演の『HiGH&LOW THE 戦国』レポート

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LDH×宝塚、HiGH&LOWで夢の共演! 片寄涼太、水美舞斗、ランペRIKUら出演の『HiGH&LOW THE 戦国』レポート

2024年1月29日(月)に東京・THEATER MILANO-Zaにて、『HiGH&LOW THE 戦国』が開幕。初日前日には囲み取材と公開ゲネプロが行われ、片寄涼太、水美舞斗、RIKU 、瀬央ゆりあ、藤原樹、浦川翔平が登壇した。

本作は、連続ドラマ4本、映画7本、累計興行収入89億円、累計動員621万人を突破した音楽・コミック・LIVE・テーマパーク・フラッシュアニメ・ソーシャルゲームなどあらゆるメディアを融合させた世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW PROJECT』を、オリジナルストーリーで舞台化した作品。

本作の企画・プロデュースはEXILE HIROが務め、演出には、ライブのコンセプト、演出、コレオグラファー、映像、音楽、衣装などを担当する、各専門分野のスペシャリストたちが集まったクリエイター集団「TEAM GENESIS」、脚本にはこれまでのHiGH&LOWシリーズの脚本を担当してきた平沼紀久と、タレントとしてデビュー後、『日本テレビシナリオ登竜門』の受賞を機に脚本家に転身した渡辺啓のタッグが務める。

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《須和国》の若き指導者・黄斬をGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄、国王の血を受け継ぐ幼馴染の吏希丸を宝塚歌劇以外の公演に出演するのは初めてとなる瀬央、《尊武国》の軍事総大将・玄武をTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKU、玄武の戦いに惚れ込み鍛錬に志願刀鍛冶の家に生まれた白銀をTHE RAMPAGEの浦川、《乃伎国》の若くして水の民を従える城主を継いだ男・湧水を宝塚歌劇以外の公演に出演するのは初めてとなる水美、湧水の側近である弦流をTHE RAMPAGEの藤原が演じる。

さらに、劇団EXILEの小野塚勇人、櫻井佑樹、劇団4ドル50セントのうえきやサトシや、そのほかに阿部亮平、久保田創、冨田昌則が出演する。

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囲み取材では、HiGH&LOWシリーズに初出演となる片寄が「LDHに所属して10年以上となりますが、大きなプロジェクトであったHiGH&LOWシリーズが舞台になるということで、すごく期待感を感じつつ、テーマが戦国ということでどういう作品になるのかというのをワクワクしつつ、不安もありつつ感じていたのを覚えています」と思いを語った。

そして、舞台が初出演となる片寄は「お稽古についても初めてだったので、RAMPAGEのメンバーそれぞれも舞台経験があるメンバーですし、宝塚のお二人もすごく舞台経験のある方なので、いろいろといろはを教えていただきつつ、すごく温かく支えていただきながら、僕自身、今日を迎えられたと思います」と稽古を振り返りながら、初日を迎えての心境を明かした。

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宝塚歌劇団からの外部出演となる点について、水美は「宝塚歌劇団に所属させていただきながら外部出演ということをさせていただけることについて、とても光栄に思いましたのと同時に、男性の中で男として挑むのか、果たして何の役をさせていただくのだろうかということで、2人で決まった時からワクワクしながらおりました」と出演が決まった時を思い返した。

瀬央も「本当に私自身も宝塚に所属しながら、こうして外部出演という機会をいただけたことを感謝しておりますし、このLDHさんのHiGH&LOWという歴史のある作品に、こうして舞台化に携わらせていただけたことを大変光栄に思っております」と感謝を述べた。

HiGH&LOWシリーズとしての本作の見どころについて、片寄は「多くの出演者が出ている中で、それぞれがすごく主役級の思いと覚悟を背負って、役を生きている世界というのが見どころだと思います。あとは、伏線であったりとか一つ一つの台詞に意味合いが込められているところもHiGH&LOWらしくて、今回の舞台にすごく反映されています」と挙げた。

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RIKUは「同じ国、チームの中での絆だったりとか、HiGH&LOWの今までの映画やドラマを見ていただければ分かるとおり、敵対していても最後には何かがあるように、そこが戦国という時代になってどういう風になっていくんだろうというのが見どころです」とアピールした。

藤原は「HiGH&LOWと言えばアクションなので、世界基準のアクションがすごく魅力の一つだと感じていまして、そういう意味では今回初めての舞台でのアクションになるので、そこはまた新しい挑戦として、しっかりこのHiGH&LOWの魅力をつなげていきたいと思います」と魅力を語りつつ、意気込みを披露。

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浦川は「HiGH&LOWの魅力は、戦国に各国があるように、HiGH&LOWも各地区のグループがある中で、それぞれがそれぞれの正義を持っているからこそぶつかり合うんですけど、やっぱりそれぞれがどう生きていくかという感じで、どんどん力を合わせて悪に立ち向かったりという物語が素敵ですし、LDHのエンターテインメントなので、いいシーンで楽曲が流れてきたりするので、そこもすごく魅力です」と訴えた。

水美は、宝塚歌劇団からの外部出演で感じた稽古の感想を尋ねられると、「まず男性ばかりで、私たちは基本的に女性ばかりの中でやっているので、立ち回りとなるとスピードやパワーが何もかも違います。ちょっと足を切ったらバク転してくれたりとか(笑)。アンサンブルの方々が本当にプロフェッショナルな方々ばかりで、毎日お勉強させていただいております」と笑顔で答えた。

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さらに、本作の衣装は水美と瀬央にゆかりのある宝塚歌劇団の有村淳が担当している。その衣装について、水美は「本当にそれぞれの国に似合った素敵な衣装をデザインしてくださったので、あとは舞台でそれがどう見えるかというものが生きてこそ、お客様に伝わってこそ、衣装も有村先生も喜んでくださると思うので、3階席の端のお客様まで、この衣装の素晴らしさ、そして演者の素晴らしさというものが本当に行き渡るようにできたらいいなと思っています」と喜びを口にしながら意気込んだ。

瀬央も「本当に長年、私たちのことを知り尽くしてくださっている有村先生だからこそのデザインだなと自分の衣装を見た時に思いました」と称賛し、「お稽古場で衣装付き通しをした時に、全体の皆さまの衣装を見て、リアル男性が着るとこんなにも布の量が少ないのかと(笑)。そこに単純に驚きましたし、なので舞台に立って、照明などが当たってどう見えるのか楽しみです」と期待を寄せた。

囲み取材の最後に、片寄は「明日から幕を開けるということで、僕ら出演者もちろん多くのスタッフの方々がたくさん支えてくださって、全出演者、全スタッフの皆さんが熱い思いで作り上げた作品になっているので、多くの方に楽しんでいただいて、また新しいHiGH&LOWの世界を楽しんでいただければと思います。ぜひ多くの方に受け取っていただけたらと思います」と呼びかけて会見を締めた。

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舞台は、オリジナルとなる架空世界の五つの国の中で、須和国、尊武国、乃伎国の三国を描く完全オリジナルストーリー。HiGH&LOWのチームと所属するメンバーたちの絆という世界観とエッセンスを、時代設定と舞台設定を架空世界の戦国時代活劇へと落とし込み、そこにファンタジー要素も盛り込んだ野心的なオリジナル世界を作り上げている。

さらに、HiGH&LOWらしさを存分に感じさせる戦国乱世らしい激しい集団による殺陣とアクションに、加えてTHEATER MILANO-Zaの客席を出演者が縦横無尽に走り回る客降りが多数盛り込まれており、劇場全体をステージとする舞台ならではの生の迫力と一体感を生み出している。

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また、片寄涼太×DOBERMAN INFINITYによるHiGH&LOWシリーズならではの疾走感と爆発力のある須和国テーマソングとなる舞台主題歌を筆頭に、各国をイメージとした様々なジャンルの楽曲と圧倒的なダンスパフォーマンスが物語全体をテンション爆上げに盛り上げてくれている。

主演を務める片寄は、舞台初出演とは思えない堂々たる演技とアクションを披露。国を思うリーダーとしての苦悩に苛まれながらも、人としての優しさも持つキャラクターを力演。

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RIKUと浦川は尊武国らしい烈火のごとく熱量高い演技と白熱のアクションを見せつければ、藤原は乃伎国の城主の側近として冷静沈着であるが、悲しくも切ない思いを胸に秘めた印象的な役柄を演じきっていた。

そして、宝塚歌劇団からの外部出演となる水美と瀬央は、2人ならではの宝塚の美しさとHiGH&LOWの熱さを併せ持つ圧倒的なステージパフォーマンスの数々で観客を魅了してくれている。

舞台化として新たなるスタートを切ったHiGH&LOWシリーズ。本作では五国のうち三国を舞台としており、今後の展開も期待できる舞台となっている。

戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』は、1月29日(月)から2月25日(日)まで東京・THEATER MILANO-Zaにて上演。

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

目次

戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』公演情報

上演スケジュール

2024年1月29日(月)~2月25日(日) THEATER MILANO-Za

スタッフ・キャスト

【企画・プロデュース】EXILE HIRO
【演出】TEAM GENESIS
【脚本】平沼紀久・渡辺啓
【衣裳】有村淳(宝塚歌劇団)

【出演】
片寄涼太(GENERATIONS) 水美舞斗(宝塚歌劇団) RIKU(THE RAMPAGE)
瀬央ゆりあ(宝塚歌劇団) 藤原樹(THE RAMPAGE) 浦川翔平(THE RAMPAGE)
小野塚勇人(劇団EXILE) うえきやサトシ 櫻井佑樹(劇団EXILE) 阿部亮平 久保田創 冨田昌則

<KADOKAWA DREAMS> ※日替わりキャスト
MINAMI 颯希(SATSUKI) Ryo TSY syuichi AIRA RAIZYU MIZUHO

<RAG POUND>
SHUN(Baby Twiggz) SHOOT(Soulja Twiggz) KC(General Twiggz)
YOUTA MADD TWIGGZ 藤澤慧士
真鍋恭輔 宮永裕都 じゃっき~ 杉本佳幹 横山慶次郎 佐久本歩夢 桜井鷹

あらすじ

――時は戦乱の世。
かつてその一帯には五つの社が建てられ、社の周辺はそれぞれ国が栄えていった。
以前は緑豊かだったが、内乱によって砂漠と化した《須和国》。
河口に栄えた水の都《乃伎国》。
生まれながらに戦う戦闘族が集まる火の国《尊武国》。
ここに《袁空国》、《佐峨国》を加えた五つの国が群雄割拠する時代。
各国の長たちは自国の繁栄を願い信頼できる仲間とともに戦いを続けていたが、彼らの戦意を我がものとするべく、
忍び寄る影が・・・。
社に封印されたチカラを解き天下を治めんとする野望が、《須和国》《乃伎国》《尊武国》の三国を巻き込み大合戦
へと発展していく・・・!

公式サイト

【公式サイト】https://www.high-low.jp/stage/sengoku/

(C) 2023 HiGH&LOW THE 戦国 製作委員会

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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