2023年10月に、本格ミステリー歌劇『46番目の密室』の上演が決定した。W主演を井澤勇貴と矢田悠祐が務める。
本作は、小説家・有栖川有栖による「46番目の密室」(講談社文庫)は火村英生シリーズの第1作目として1992年3月に刊行され、30年以上続く人気シリーズの初舞台化作品。火村英生と有栖川有栖の関係性を舞台オリジナルのストーリーで描くバディ作品として上演する。
井澤が演じるのは、犯罪社会学者の火村英生役、矢田が演じるのは作家の有栖川有栖役。さらに、“密室の巨匠”と呼ばれる推理作家・真壁聖一役にはミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役、『アナと雪の女王』ハンス王子役などで知られる津田英佑、真壁佐智子役には元劇団四季で『マンマ・ミーア!』のソフィ役をはじめ数々の作品でヒロインを務めた吉沢梨絵、そして檜垣光司役にはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで主人公の越前リョーマを演じた阿久津仁愛が決定。
このほか、飛香まい、岡村さやか、輝馬、チャンヘ、岡本悠紀、咲花莉帆、本田礼生、髙木俊らが出演する。
本格ミステリー歌劇『46番目の密室』は、10月15日(日)から10月22日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>にて上演される。
コメント紹介
火村英生役:井澤勇貴
今作で火村英生を演じさせていただきます、井澤勇貴です。
どんな難解な台本ができ上がるのか非常に楽しみです。とにかく、台本の中に埋もれている仕掛けやお宝を掘り起こす作業が重要だと思っています。
小説の中の文字から想像する登場人物の表情、声色、情景、それらを舞台化でより明確に、解像度を高くしてお届けできればと思っております。
舞台にするから面白い!舞台だからこその魅力がある!をとことん突き詰めて座組一同、作品の胸をお借りして頑張らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
有栖川有栖役:矢田悠祐
信頼できるスタッフの方々、そして名前を見ただけでこれは沢山歌う作品になるだろう、と想像できるキャストの皆さんと、歌劇ができることを僕自身とても楽しみにしています。
ミステリー小説というと、トリックや登場人物のそれぞれの思考等、少し難しいイメージがあるかもしれませんが、今回は歌劇(ミュージカル)とのことですので、きっと音楽の力、そして原作の力が合わさり、きっと素敵な作品になるはずです。
W 主演である井澤くんは以前、舞台『魔法使いの約束』で共演した際、とても器用でなんでもこなし、まさにプロだなぁと思っていたので、こうして深く関わる役どころで、バディとして再共演できることがとても嬉しいです。
どんな作品になるか今からとても楽しみです。
皆さん期待していてください。
劇場でお待ちしております。
本格ミステリー歌劇『46番目の密室』公演情報
上演スケジュール
2023年10月15日(日)~10月22日(日) KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>
スタッフ・キャスト
【原作】有栖川有栖「46番目の密室」(講談社文庫)
【脚本】石井幸一(一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド)
【演出】志賀亮史(百景社)
【作詞】三ツ矢雄二
【音楽】桑原まこ
【出演】
火村英生役:井澤勇貴
有栖川有栖役:矢田悠祐
真壁聖一役:津田英佑
真壁佐智子役:吉沢梨絵
真壁真帆役:飛香まい
檜垣光司役:阿久津仁愛
髙橋風子役:岡村さやか
石町慶太役:輝馬
杉井陽二役:チャンヘ
船沢辰彦役:岡本悠紀
安永彩子役:咲花莉帆
鵜飼役:本田礼生
大崎役:髙木俊
<アンサンブル>
井尻翼馬 弦間哲心
チケット
【料金(全席指定/税込)】
プレミアムシート:15,000円
※階席前方5列・非売品オリジナルグッズ付き
S席:11,000円
A席:9,000円
サイドシート:11,000円
バルコニー席:7,500円
【一般発売日】2023年9月23日(土)10:00
あらすじ
密室を愛し、密室を憎む、すべての人々に――。
クリスマス、北軽井沢。
“密室の巨匠”と呼ばれる推理作家の真壁聖一(津田英佑)主催の集まりに参加した火村英生(井澤勇貴)と有栖川有栖(矢田悠祐)。
45に及ぶ密室ミステリを発表し“日本のディクスン・カー”と称される真壁が夕食の席で、「最後の密室ものを執筆中である」と事実上の密室トリック卒業宣言をする。
だが真壁は、密室状態の部屋で無残な姿となって発見される。
果たして真壁は自らの46番目のトリックで殺されたのか――。
公式サイト
【公式サイト】https://www.nelke.co.jp/stage/46misshitsu-stage/
【公式X(Twitter)】@stage_46banme
(C) 有栖川有栖・講談社/歌劇「46 番目の密室」製作委員会