演出家・栗山民也が次なる新作として挑む、詩と音楽の光景『エレクトラ』が2026年12月に上演されることが決定した。本作は、新しくオープンする劇場「東京建物 ぴあ シアター」のオープニングシリーズとして上演される。

新作舞台『エレクトラ』栗山民也が描く“詩と音楽の光景”
本作は、栗山民也の演出で、ギリシャ悲劇「エレクトラ」を原典とした濃密な人間ドラマに音楽や叙事詩的な言葉で描く新作舞台だ。物語の根底にあるのは、父を奪われた娘・エレクトラと、夫を裁いた王妃・クリュタイムネストラによる、家族の愛と憎しみのせめぎ合い。“復讐”と“正義”の連鎖が言葉と音楽によって立ち上げられ、それぞれの抱く「正しさ」の衝突が描かれる。
遠い神話の世界の出来事でありながら、現代の社会にも通じる普遍的なテーマが浮き彫りになっていく。戦争や分断、暴力が繰り返される現代を生きる私たちへ向け、「正義とは何か」を壮大な叙事詩として問いかける。
翻案を岩切正一郎、歌詞を高橋亜子が手掛ける。
明日海りおが復讐に燃える娘、キムラ緑子が王妃に!ギリシャ悲劇をベースにした濃密な愛憎劇
父を殺した母への“復讐”に取り憑かれた娘・エレクトラを演じるのは、元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りお。退団後も舞台や映像で進化を続ける彼女が、繊細さと激情を併せ持つ唯一無二の存在感で、壊れそうな魂を抱えたエレクトラを体現する。
エレクトラの母・クリュタイムネストラ役にはキムラ緑子が決定。愛する娘を失った痛みと怒りを抱え、“正義”の名のもとに夫を裁いた王妃を、深い哀しみと凄みをもって圧倒的な演技力で魅せる。家族の愛と憎しみが交錯する中、それぞれの「正しさ」が誰かを傷つける刃へと変わっていく緊迫の人間ドラマが展開される。
新しい劇場で新しい世界を映し出す、演出家・栗山民也の創作への想い
栗山民也(演出)
新しい作品を創る時、まず今の時代を鏡に映してみることから始める。だが、いつもそこに映しだされるのは「戦争」と「家族」という永遠の主題だ。時代が不幸になると決まってピカソの画集を開いてしまうように、紀元前のギリシャに立ち戻ることになる。ギリシャの言葉と運命は人から人へと、永遠に繋がれている。というわけで、今回は「エレクトラ」と出会う。現在という目線でその遠い世界の出来事を見つめた時、そこに何が見えてくるのか、何が聴こえてくるのか、何が触れてくるのか。新しい劇場のための、新しい世界を映し出す作品を創ろうと思う。
『詩と音楽の光景『エレクトラ』公演情報
| 公演情報 | |
|---|---|
| タイトル | 詩と音楽の光景『エレクトラ』 |
| 公演期間・会場 | 【東京公演】2026年12月 東京建物 ぴあ シアター (※2027年1月ツアー公演あり) |
| スタッフ | 翻案:岩切正一郎 歌詞:高橋亜子 演出:栗山民也 ほか |
| キャスト | エレクトラ:明日海りお クリュタイムネストラ:キムラ緑子 ほか |
| チケット情報 | 東京公演チケット:今夏発売予定 |
| 公式サイト | https://horipro-stage.jp/stage/electra2026/ |
| 公式SNS | 公式X:@electra_stage |







