荒井敦史、憧れた馬場徹と並び立つ!紀伊國屋ホール『熱海殺人事件』50周年記念イベントレポート

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つかこうへいの『熱海殺人事件』が誕生して50年。現在、真夏の紀伊國屋ホールでは『熱海殺人事件』バトルロイヤル50’sと題し、荒井敦史、多和田任益らがまさに“バトルロイヤル”な公演を行っている。そして、特別イベントとして8月15日(火)には「イベント公演」、8月16日(水)には「シャッフル公演」を実施。本記事では、「イベント公演」の模様をレポートする。

荒井敦史、憧れた馬場徹と並び立つ!紀伊國屋ホール『熱海殺人事件』50周年記念イベントレポート

定刻になり、緞帳の前に現れたのは、『熱海殺人事件』に欠かせない存在となった元北区つかこうへい劇団12期生の久保田創。登場するなり、久保田は「今日は何を見に来られました?ほとんど前情報ないですよね。なので、何が飛び出すか分かりませんが、オールキャストで準備してまいりましたので、最後までぜひ楽しんでいってください!」とアナウンス。その言葉どおり、驚きいっぱいのイベントが始まった。

荒井敦史、憧れた馬場徹と並び立つ!紀伊國屋ホール『熱海殺人事件』50周年記念イベントレポート

大音量のチャイコフスキー作曲「白鳥の湖」が鳴り響く中、写真片手に黒電話に向かって大声で叫んでいる木村伝兵衛(荒井敦史)が現れる。転任してきた熊田留吉(高橋龍輝)に「木村伝兵衛部長刑事は?!」と聞かれ、名乗ろうとすると「私ですが?」と、荒井を押しやり木村伝兵衛姿のスペシャルゲスト・馬場徹が現れ、客席からは大きな拍手が沸き起こった。

馬場と言えば、つかこうへいから直接演出を受けた“最後の愛弟子”であり、つかこうへいの没後の『熱海殺人事件』を支えてきた一人。2014年の40周年の節目公演以来、久しぶりに木村伝兵衛として紀伊國屋ホールに降臨した。

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さらに、「スタンダード公演」「エキサイト公演」「フレッシャーズ公演」と3チームそれぞれの水野朋子役を演じる新内眞衣・佐々木ありさ・小日向ゆか、熊田留吉役のWキャスト三浦海里も舞台上に現れる。「犯人・大山金太郎はいずこに?!」というナレーションのあと、「フレッシャーズ公演」の北野秀気、そして多和田任益、二人の大山金太郎が歌い踊りながらド派手に登場した(W金太郎のパフォーマンスは、多和田が急遽振り付けた特別バージョン)。

荒井敦史、憧れた馬場徹と並び立つ!紀伊國屋ホール『熱海殺人事件』50周年記念イベントレポート

荒井敦史、憧れた馬場徹と並び立つ!紀伊國屋ホール『熱海殺人事件』50周年記念イベントレポート

おなじみの『熱海殺人事件』オープニングを出演者・ゲスト全員で見せるという、スペシャルな幕開け。リスペクトする馬場と一緒に舞台に立つ緊張からか、荒井がきっかけ台詞を飛ばしてしまうというハプニングもありつつ、早速トークがスタート。

「この10年間のほとんどのバージョンを拝見しているんですけど、今回の公演が1番面白かったです!」と馬場。レジェンドに褒められ一同喜びの中、それぞれの『熱海殺人事件』との出会いが語られた。「大学の図書館で戯曲と出会い、その面白さに惹かれ出演したいと思い続けていた」という北野に対し、「初めて戯曲を読んだ時は何が何だかよく分からなかったけれど、舞台として観た時にとんでもない衝撃を受けた」という佐々木と「台本の分厚さにパニック、読んでパニック、でも本番は楽しい」という小日向。複数回出演しているメンバーからは「何回やっても難しいし新鮮で、その時にしか分からないことがある」と声が上がった。

中でも、高橋は初めて『熱海殺人事件』(2022年上演『新・熱海殺人事件 ラストスプリング』)に参加した際、同時並行で別作品(『修羅雪姫 ー 復活祭50th – 修羅雪と八人の悪党』)の稽古をしていたため、パンクしてしまい稽古場で大号泣してしまったそうだ。

一方、「僕はまだ新人と経験者の中間」と言う三浦は、2021年の『新・熱海殺人事件』では大山金太郎役として出演。「最初は本当に訳が分からなくて、僕は普段お酒飲まないんですけど、家で一人お酒を飲むぐらい追い詰められて苦しかったんです。でも、今回熊田役をやらせていただいて『ココとココが繋がってくるんだ』とか、分かることが少し増えて、作品をちょっとだけ深く知ることができている気がします」と吐露。

そして、馬場が出演していた2013年の40周年公演「熱海殺人事件 40years’ NEW」が、初めて観る機会だったという荒井。「通路後ろ、下手から3番目の席に座っていたんですけどね。幕が開いた瞬間、『なんだこれは・・・!』と衝撃を受けて。何も分からなかったんですが、とにかくやりたい!と言って、今に至ります。言霊ってあるんだなと思いました」と、憧れた背中を見つめていた。

馬場自身は、「僕は、山崎銀之丞さんの演じた伝兵衛を観て、そのしゃべり方まで真似するぐらい最初はコピーしていたんです。でも、それだけだと自分らしさが出なかったり、その時一緒にやっているメンバーでしか成り立たないものがあるなと思って。補い合ったり、助け合ったり、4人の役者のグルーブが舞台上に流れていくんですよね。それがすごく面白い。いろんな人たちが演じることで、熱海の新しい面白さが見えてきますし、全然違う熱海になってもいいんじゃないかと思うんです」と、受け継がれていく作品に対する想いを語った。

ここで、今回の総合演出を手掛けたフジテレビ エグゼクティブディレクターの河毛俊作と、演出の岡村俊一も参加。つかこうへいと創作の現場を共にした人しか知り得ない、『熱海殺人事件』の話が飛び出した。

まず、小日向が聞いてみたかったと上げたのは「JALで移動中」のシーン。物語の終盤、犯人・大山の独白を熊田とアイ子に扮した水野が手助けするところへ、伝兵衛が現れ、核心に迫っていく重要なシーンなのだが・・・。

「JALです!の一連の流れは何なんでしょう?」という質問に、当時を知る岡村がその成り立ちを語る。「あの場面が出来た頃、風間杜夫さんがこの紀伊國屋ホールで伝兵衛を演じられていたんです。当時、風間さんが出演していたドラマ『スチュワーデス物語』の中の『教官!』っていう台詞がめちゃくちゃ流行っていたんですよ。そのオマージュから始まったシーンだったんだけど、だんだんと伝兵衛と水野との恋物語と絡めたり、熊田の心を入れ替えるための要素が加わったり、アイ子の真実を見つけるためにJALを使ったりと、様々な要素が加わっていった結果、あのシーンになったわけです」。ちなみに、今回は分かりやすくするために飛行機の映像が使われているという。

また、伝兵衛と水野が突然馴れ初めを語り出してから「好き好き、離れたくない!」と伝兵衛と水野が抱き合うシーンについて。新内は、「何故ここで抱き合う必要があるのだろう?」と思っていたが、岡村の説明を聞いてすごく腑に落ちたそう。「あの場面では、伝兵衛と水野が結託して騙し、犯人・大山がアイ子を“待ち伏せした”ことにしようとあの手この手で追い込んでいきます。大山を騙すだめに散々いろんなことをやって、やっと大山が『待ち伏せってことでいいよ!』と言ったので、『やった~!』という喜びで抱き合っているんです」。確かに、これが分かると場面の見え方が一気に変わる。

また、ラブホテルのくだりでは伝兵衛と水野の小芝居に無理矢理熊田も「鍵を開ける」という役割で参加させられるが、これについて河毛は「水野はアイ子(大山が殺してしまった相手)であり、ユキエ(熊田が捨てようとしている故郷の恋人)のイメージにも重なっていると思うんです。この物語で最終的に幸せになるのは熊田だけで、熊田の愛を救うために、みんなでがんばっているわけですから。だから、ラストシーンで伝兵衛の『いい火加減だ!』という台詞を聞いて、熊田とユキエが寄り添っているイメージが浮かぶのが、俺は正解なんじゃないかと思っているんですよね」と演出意図を明かした。

『熱海殺人事件』は、台詞と行動に流れる意図がまったく異なる場面が散見される。特に、伝兵衛の台詞は、言葉だけを追いかけると理解しがたいが、裏に流れる思考がくみ取れると、視界が一気に開けるのだ。だから、戯曲として読むと「よく分からない」けれど、実際に観る・演じてみると、「分かるようになる」のだろう。

また、つかこうへいはそれぞれの意図をはっきり説明したりする人ではなかったという。つかこうへいの演出を受けた馬場は「稽古場に行くと、新しい台詞が何十ページも増えていて、つかさんが来るまでにみんなで覚えて、みたいな感じだったんです。当時はまだそんなに自分に技術もないし、覚えることに一生懸命でとにかく必死でした」と馬場。

当時を知る久保田は「ばーちょん(馬場)が真っ白い顔で下手から出てきてしゃべって、また戻されて、ってやってたのを覚えている」と言うと、馬場は「一気にしゃべるから過呼吸みたいになるんですよ(笑)。目の前が真っ白で見えていないんです。不思議な体験でした」と語った。

ここで、『定本・熱海殺人事件』の中につかこうへいが書き残したエッセイを、新内が朗読。「やはり芝居は若いエネルギーだなとつくづく思う」などと、地方都市で上演されている『熱海殺人事件』と出会った時の想いが書かれていた。ラジオパーソナリティーとして鍛えた新内が優しい声で読み上げると、とてもいい文章のように聞こえたが、書かれていた内容は結構めちゃくちゃだ。

つかこうへいの人柄を知る河毛曰く、「書いてること6割ぐらい嘘じゃないかな。嘘っていうか、照れ隠し。あの人ほど“純情”って言葉が似あう人はいない。こうやって言うといい話みたいになっちゃうんだけど、どこかで『俺より目立つな、俺より前に出るんじゃねえ』とおもっている、そんな人でした」。

岡村も「河毛さんがおっしゃったように、あんまり本当のことを言う人じゃなかったんです。飲み屋でみんなで宴会をやって、どんどん人を帰していくんですけど、いるヤツらを褒めて、ヤツらが帰るとちょっとけなして、最後に残された2、3人にちょっとだけ本当のことを言う。だから、木村伝兵衛はつかさんそのものなんだと思います」とコメント。

また印象的だったのが、河毛が「『熱海殺人事件』は戯曲なんだけど、僕は一曲の歌のように思うんだ」と言っていたこと。「例えば、サザンオールスターズの昔の曲とか、クイーンの『ボヘミアンラプソディー』とか、何を言っているのか歌詞だけ見るとよく分からないけれど、想いはなんかすごく伝わってくる。それと似ている。だから、つかこうへいはどこかロックスターなんですよ。若い頃は詩人になりたかった方ですからね。そういった意味で、普通の演劇とはまったく構造が違うし、役者さんの肉体的と精神にかかる負荷がすごく強い。 でも、2時間の歌をみんなで1曲歌いきろうと思えば乗り切れるんじゃないかと、私は演出する時に思いました」。

これに、実際に『熱海殺人事件』に歌が組み込まれた「モンテカルロイリュージョン」を経験した多和田は「河毛さんがおっしゃることが、すごく腑に落ちて。4人で1つの歌を歌っているっているというのは、すごく発見でした。明日以降の公演もがんばっていきたいと思いました」と反応していた。

つかこうへいの人物像に思いを馳せた次のコーナーは、「紀伊國屋ホール 熱海殺人事件50周年ランキング」。50周年を迎えるまで、多くの俳優が『熱海殺人事件』の舞台に立ってきたわけだが、「誰が何回やったのか」はデータ化されていない。対象は木村伝兵衛、紀伊國屋ホールに立った俳優は15名。

第8位 石原良純 24ステージ「平壌から来た女刑事」
第7位 黒谷友香  26ステージ「売春捜査官」「女子アナ残酷物語」
第6位 馬場徹 29ステージ
第5位 荒井敦史 42ステージ(今回の公演が終われば46ステージ)
第4位 池田成志 51ステージ「ロンゲストスプリング」
第3位 味方良介 67ステージ
第2位 三浦洋一 69ステージ(紀伊國屋ホールでの初代・木村伝兵衛)
第1位 風間杜夫 119ステージ

ちなみに、この集計は「紀伊國屋ホール」での上演に限定しており、それ以外の旅公演などは数えられていない(なお「モンテカルロイリュージョン」阿部寛ver.はパルコ劇場プロデュースだったためカウントに入っていない)。風間杜夫の圧倒的な数字に、一同呆然。荒井は「僕の熱海はコロナと同時に始まったので、たくさん中止になったりもしたから紆余曲折ありすぎて・・・。それでも42ステージもやったんだ」と感慨深げ。果たして今後、風間杜夫の記録を超える俳優は現れるのか?

会場では、池田成志の「ロンゲストスプリング」、阿部寛の「モンテカルロイリュージョン」、馬場徹出演時の映像などが流れた。これを観て、荒井は「ロンゲストスプリング、またやりたいですね。初日、足が震えすぎちゃっていたので(笑)。嫌な記憶にリベンジしたい」、多和田も「僕もモンテカルロイリュージョンまたやりたいです。(大山をやってから)なるべく期間を空けずにできたらいいなって、勝手に思っています」と、意気込んでいた。

続いて、久保田が「50周年ということで、メッセージビデオが NON STYLE石田明さんから届いております!」と告げると・・・映像が流れるのではなく、まさかの本人が飛び入りで登場!出演者たちにも知らされていないサプライズだったようで、会場は驚きに包まれた。

しかし、石田は大激怒していた!「扱いがひどいのよ!最初、岡村さんから『なんか出てくれる?』って連絡もらったの。そこから全然連絡がなくて!数日前に『動画メッセージお願いします』って言われたから!無理矢理スケジュールこじ開けて来ちゃったよ!」と叫び、「本日付けでルミネtheよしもとから転任の辞令を受けました、石田と申します!」と、熊田留吉の台詞をパロディにした挨拶で見得を切った。

ここからは、石田も交えて「熱海殺人事件クイズ」が行われることに。馬場、荒井の「惜しい!」回答から、高橋が漁夫の利で正解していく中、今回の『熱海殺人事件』でおなじみの爆弾魔(濱田和馬)が乱入してきた!すると、石田が「俺の使いどころは本当はここだっただろう!」と回答者から爆弾魔に転身。「俺と味方良介が荒井敦史に切れていることはなんでしょう?!」という問題を出してきた。

これに荒井は思わず苦笑い!正解が出ない中、「ずっと味方と石田がセットでつか作品やってるから、俺がハッピーセットって名付けたんだよ!そうしたら、それ(その発言)がいろんなところに載っちゃって!そしたら・・・二人が『どっちがポテトなんだよ?!』って争ってるんだよ!」と正解を暴露。「最終的に俺が男爵イモになっちゃったんだよ!」と叫ぶ石田を馬場が投げ飛ばし、「またお願いします!」と、劇中の再現でコーナーを締めくくった。

続いて、それぞれの台詞の覚え方や、作品の中に出てくる差別的用語の書き残された意図について、今回の『熱海殺人事件』で熊田の台詞が増えている理由など、観客から寄せられた質問に答える「質問コーナー」が行われたあとは、北野と佐々木による「大山とアイ子の浜辺のシーン」が披露され、最後は1974年に上演された『熱海殺人事件』の初版、第一稿に書かれていた木村伝兵衛の最後の台詞を、荒井敦史が朗読した。

「今回、熱海署から不肖、わたくし木村伝兵衛めには特に名指しの依頼ではありましたこの『熱海殺人事件』、工員、女工、熱海、腰ひもと、他愛もない類型として葬り去るものとすればなんらやぶさかなしとすることはございません。が、しかし、今日的に、3面記事にもなり得ない状況を担っているからこそ、翻って私は、この事件を日本犯罪史上特筆すべきものと名殺し、 その行間に垣間見せている切実な市民構造を、我々が毅然たる志として見据えるべきではないかと、多様に考える次第でございます。警視総監殿、日本は今大きく病んでおります。この町々の喧騒は一体なんでありましょう。 この悲劇の一環ともしがたい、健康すぎる憤りようは一体なんなのでありましょう。姑息な市民の息の様に、不必要な要素を取り去るために、法律を作動させ、犯人を仕立て上げ、私は自らの責務を憂いております。時代が作る夕暮れを引いて、闇の絶えた街灯に忍ぶすべもなく佇んでおります。明日を味わうようにして祈っております。はっ、私ですか?ご安心あれ、総監殿!私は今、タバコに火をつけようとしたところであります」

『熱海殺人事件』という戯曲は、この先「戯曲の射程距離」が続く限り、これからも様々なところで上演され続けていくだろう。しかし、時は容赦なく流れ、いつか、つかこうへいという偉大な劇作家の存命時を誰も知らない時が来る。戯曲には文字しか残らないが、その文字に込められた「意味」や「意図」は、俳優の身体、そして観た者の記憶の中にしか残らない。形に残らない儚さが、演劇の一つの魅力であるように、時を共にした者が語り合い、受け継いでいくのもまた、演劇の魅力である。そんなことを感じるイベントだった。

馬場徹の背中に憧れ、今、『熱海殺人事件』を背負う荒井敦史のように、また、この先も志が受け継がれていく様を、客席から眺めていたいと思う。

50周年記念特別公演『熱海殺人事件』バトルロイヤル 50ʼsは、まもなく閉幕する。上演は8月20日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて。

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

目次

50周年記念特別公演
『熱海殺人事件』バトルロイヤル 50ʼs 公演情報

上演スケジュール

2023年8月4日(金)~8月20日(日) 紀伊國屋ホール

<終了>
8月15日(火)18:00公演 50周年記念イベント
※通常公演は行わず/キャストは全員出演
8月16日(水)18:00公演 シャッフル公演
※誰がどの役で出るかは、幕が開くまでのお楽しみ
8月8日(火)・9日(水)・13日(日)・18日(金)は、開演前「解説セミナー」付き

スタッフ・キャスト

【作】つかこうへい
【総合演出】河毛俊作
【演出】岡村俊一

【出演】
木村伝兵衛部長刑事:荒井敦史
婦人警官水野朋子:新内眞衣(スタンダード公演)
佐々木ありさ(エキサイト公演)
小日向ゆか(フレッシャーズ公演)
熊田留吉刑事:高橋龍輝・三浦海里
犯人 大山金太郎:多和田任益・北野秀気(フレッシャーズ公演)

公式サイト

【公式サイト】http://www.rup.co.jp/




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