宮下雄也、大西桃香ら出演決定!ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』全キャスト発表

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宮下雄也、大西桃香ら出演決定!ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』全キャスト発表

2023年10月4日(水)から東京・サンシャイン劇場で上演されるイッツフォーリーズ公演ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』の全キャストおよび配役が発表された。また、追加キャストに加え、原作者・大今良時よりコメントが到着した。

本作は、大今良時原作の大人気漫画「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)を初のミュージカル化。連載時から話題となり、第19回手塚治虫文化賞新生賞などを受賞、そして2016年に公開された劇場アニメ映画「聲の形」は、公開館数が小規模ながら累計動員177万人を突破し、大反響を呼んだ。さらに映画においても第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など数々受賞した話題作だ。

先天性聴覚障害をもつ西宮硝子役で山﨑玲奈、ガキ大将気質の石田将也役で島太星がW主演を務めることがすでに発表されていたが、今回、全キャストおよび配役が明らかになった。

高校生の将也の親友となる永束友宏役は、近作話題のドラマ出演で、そのキャラクターが注目の宮下雄也、小6の時のクラスメイト・植野直花役に、AKB48での活動の他、映像、舞台でも存在感を放つ大西桃香、硝子の妹・西宮結絃役にイッツフォーリーズ所属の大川永と德岡明(Wキャスト)、同じく小6の時のクラスメイト・川井みき役に俳優、アーティストとしても活躍中の河内美里、さらに硝子の祖母・西宮いと役に、ベテランミュージカル女優の入絵加奈子の出演が決定している。

そして、上演台本・作詞・演出に板垣恭一、作曲・音楽監督・演奏に桑原まこの発表に続き、振付を、ダンサー・振付家であり、日本におけるコミュニティ・ダンスの草分け的存在である山田うんが務めることも明らかになった。

ミュージカル界に新風を吹き込む期待の新世代俳優と実力派の俳優たち、そして至極のスタッフ陣によって作り上げられる世界に期待が高まる。

目次

コメント

◆原作者・大今良時

私は子供の頃からミュージカルが大好きなのですがまさか自分の作品のミュージカルが観れる日が来ようとは!!やったー!!
漫画で目指した非言語での表現が、舞台ならではの表現で観られるかと思います!
原作読まれた方もそうでない方もぜひ観ていただきたいです!楽しみだな〜!!

◆宮下雄也

ミュージカル『聲の形』永束友宏役で出演します宮下雄也です。
将也の友達でマイペースのお調子者でたまに変に大人ぶったりする彼が、とても人間らしくて演じる事ができるのが嬉しいです。耳から聴こえる音だけではなく、舞台上からの役者の熱量も体感して欲しいと思います。どんな稽古になるのか今からとても楽しみです。

◆大西桃香

今回、植野直花役を預からせて頂くことになりました、大西桃香と申します!
直花ちゃんを演じることは、私にとって挑戦だと思っています。原作を読ませていただいて人として生きていくうえでのコミュニケーションの難しさ。重くあり、そしてとても繊細な作品をミュージカルで。観に来てくださる方に何かを感じていただけるように、『聲の形』と植野直花ちゃんと向き合って精一杯頑張りたいと思います!

◆大川永

西宮結絃役をWキャストで演じます、大川永です。多くの方に愛されている作品でこの役を演じられること、大変嬉しく思います。自身も葛藤を抱えている結絃をはじめ、キャラクター達が抱える悩みと優しさに、苦しみや愛おしさを感じてなりません。原作を読んで私の中に生まれた様々な感情の形が、一体どのような形でお客さまに届くのか今からとても楽しみです。イッツフォーリーズ ✕ 板垣恭一さん、というと『魍魎の匣』が印象的ですが、今回も強力なスタッフ陣、客演の方々のお力をお借りしてミュージカル化に挑みます。『聲の形』もきっとみなさまの記憶に残るような作品になるのではないでしょうか。漫画だからこそ表せられる心の機微をどう表現していくか、原作を大切にしながら真摯に取り組みたいです!

◆德岡明

西宮結絃役を演じます、德岡明です。イッツフォーリーズの新作ミュージカルとして、『聲の形』を上演できることにとても感激しています!原作が元々大好きで何度も観ていましたし、中でも結絃は、不器用ながらに強くあろうとする姿が心に刺さって忘れられないキャラクターでした。彼女の繊細な気持ちを表現できるのが今からとても楽しみです。と同時にどんな演出になるんだろうとドキドキもしています。今作は手話など、自分にとっても新たな挑戦がたくさんあると思うので、努力をやめず、真摯にこの作品に向き合っていきたいです。

◆河内美里

ミュージカル『聲の形』にて、川井みき役を務めさせていただきます河内美里です。
初めて出演のお話を聞いたとき、大好きな作品に携わることが出来る喜びと共に、一瞬心がグッとなったことを覚えています。思わず目を逸らしたくなるほど淡くて歪な青春と丁寧に誠実に向き合って、大切にお届けしたいと思います。ぜひご期待ください。

◆山田うん(振付)

この話を読み、10年以上前、障がいのある大人達とない子ども達の合同舞台を手がけてほしいという仕事が舞い込んだ時のことを思い出しました。「障がいのある方々の世界を広げたい」という施設側と「子ども達には色々な人に出会ってほしい」という学校側、双方の願いを叶えるべくしての舞台です。が、実際は喜ぶ人と嫌がる人、楽しむ人と怖がる人が生まれ、苦い日々でした。

正直な態度、無意識、本能、そして罪とは何だろうと悩み「自分の体を選んで生まれてくる人はいない、顔も体型も声も。色々な人間と共存していく社会ってどうしたら作れるの?」と皆に問いました。『聲の形』はミュージカル。解決しなかった思い出や保留にしていた出来事を、音楽にのせ、振る舞いや踊りに転換して昇華する時間のギフト! やりがいがあります。しかもこの10年前の話、主演の島太星さんご出身地、深川での出来事! 何か不思議な大きな『聲』を感じます。

あらすじ

主人公の石田将也は、ガキ大将気質の小学6年生。ある日、同じクラスに先天性の聴覚障害を持つ西宮硝子が転校してくる。
ノートを使い筆談で語りかける硝子は、次第にクラスで浮いた存在になり、いじめの対象になっていく。
同時に将也は、退屈から解放された日々を手に入れるが、ついに硝子へのいじめが担任の耳に入り、将也はいじめの犯人としてつるし上げられ周囲から孤立していくのだった。その後、硝子は別の学校に転校、将也は固く心を閉ざし、消えない罪悪感を抱えたまま高校3年生になった。あの時言えなかった謝罪の気持ちを硝子に伝えるため、将也は彼女の通う手話サークルへと足を運ぶ。小学生時代に謝罪の気持ちを言えなかった将也と、自分がいることで誰かが傷つくと思いつめる硝子。二人が互いの閉ざしていた心を開き、少しずつ気持ちを表せるように成長していく・・・。 
「お前のこえを聞いてるつもりだったけど、本当につもりなだけだった・・・。
当たり前だよな。話してくれることが全部だなんてありえないのに。」

イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』

スケジュール

2023年10月4日(水)~10月8日(日) サンシャイン劇場

スタッフ・キャスト

【原作】大今良時「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)
【上演台本・作詞・演出】板垣恭一
【作曲・音楽監督・演奏】桑原まこ
【振付】山田うん

【キャスト】

山﨑玲奈、島太星/宮下雄也、大西桃香、大川永・德岡明(Wキャスト*)、河内美里
田中愛実・澤田美紀(Wキャスト*)、神澤直也、杉尾優香、矢野叶梨・近藤萌音(Wキャスト*)
塩田康平、向谷地愛/入絵加奈子

カンパニーキャスト
植木達也、町田慎之介、池田航汰、東城由依、加藤梓、平葉月、緋宮寿、光由

ミュージシャン
桑原まこ(Key.)、山口宗真(Reed.)、地行美穂(Vl.)、大嶋世菜(Vla.)、島津由美(Vc.)、寺尾陽介(Cb.)

【公式サイト】 http://koenokatachi-musical.com

(C)大今良時・講談社 (C)2023 All Staff Co., Ltd. / Musical company It’s Follies

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