2022年7月に開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演が、2023年1月13日(金)の昼公演をもって総観客数が30万人(※延べ人数)を突破したことが分かった。これを記念してアルバス・ポッターを演じている藤田悠と福山康平からコメントが届いた。さらに、大ヒットを記念して舞台中のハリー・ポッターらによる魔法シーンをふんだんに盛り込んだ新PVが公式SNS等で公開された。
本作は小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした物語で、小説の最終巻の19年後が描かれている。
2016年7月のロンドン初演以降、ニューヨーク、オーストラリア・メルボルン、サンフランシスコ、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントの6都市で上演され、いずれの都市でも大ヒットを記録。さらには、60以上の演劇賞を世界中で獲得し、多くの観客を魅了してきた。
世界で7番目、アジア初上陸となる東京公演においても、2022年7月8日の本公演開幕以降、全席完売となる公演が続き、本公演開幕から約2か月となる9月16日に総観客数10万人を突破。その後も多くの人が観劇し、1月13日(金)の昼公演をもって総観客数30万人を突破した。観客向けのアンケート結果では、観た人の98.2%が「満足」と回答し、さらに、95.5%の人が舞台を「もう一度観劇したい」と回答しているという。
現在、2023年5月末までの公演チケットを販売中だが、好評を受けて6月以降の公演継続と、9月までのチケット発売が決定している。また、ハリー・ポッター役を務める石丸幹二が7月中旬、向井理が5月31日(水)に最終出演日を迎えることも発表されており、2年目を迎える舞台『ハリー・ ポッターと呪いの子』東京公演の新しい展開に期待が高まっている。公演スケジュール・出演者等の詳細は、2023年1月下旬頃に改めて発表予定だという。
コメント
◆藤田悠
30万人の方に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』をご覧いただけたこと、大変幸せに思います。皆様が足を運んで観劇していただくことで、初めてこの作品は一つの完成の形を迎えていることを、常日頃実感しながら演じさせていただいております。僕たちと一緒にこの作品を作っていただき、本当にありがとうございます。
これからも共に駆け抜けていけたらうれしいです!
◆福山康平
30万人。数字が大き過ぎて実感が湧きづらいですが、これだけ多くの方に足を運んでいただき、愛されている作品の一員でいられること、改めてうれしいです。僕自身の公演回数は既に130回くらい?(途中で数えるのを諦めました。笑)さらに役を深めていきます!
まだまだ続くロングラン。これから先50万人、100万人の方に魔法を届けていきます! 是非劇場にいらしてください!
あらすじ
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!
二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公演情報
上演スケジュール
TBS赤坂ACTシアターにて上演中~2023年9月30日(土)
※2023年10月以降も上演予定
【上演時間】3時間40分※休憩あり
【TBSチケット】 https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/
【ホリプロステージ】 https://harrypotter.horipro-stage.jp/
※いずれも購入には事前の会員登録(無料)が必要
スタッフ・キャスト
【オリジナルストーリー】J.K.ローリング
【脚本・オリジナルストーリー】ジャック・ソーン
【演出・オリジナルストーリー】ジョン・ティファニー
【キャスト】
ハリー・ポッター:石丸幹二/向井 理
ハーマイオニー・グレンジャー:中別府葵/早霧せいな
ロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ/竪山隼太
ドラコ・マルフォイ:松田慎也/宮尾俊太郎
ジニー・ポッター:馬渕英里何/白羽ゆり
アルバス・ポッター:藤田悠/福山康平
スコーピウス・マルフォイ:門田宗大/渡邉聖斗
嘆きのマートル:美山加恋
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘
デルフィー:宝意紗友莉/岩田華怜
組分け帽子:木場允視
エイモス・ディゴリー:福井貴一
マクゴナガル校長:榊原郁恵/高橋ひとみ
安藤美桜、安楽信顕、千葉一磨、半澤友美、川辺邦弘、小松季輝、前東美菜子、みさほ、扇 けい
尾尻征大、 岡部雄馬、織詠、大竹尚、大内慶子、佐竹桃華、佐藤雄大、篠原正志、鈴木翔吾
田口遼、田中彩乃、手打隆盛、上野聖太、薬丸夏子、横山千穂
※名前の表記はアルファベット順
<追加キャスト>
髙橋英希、吉田健悟
ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎
※石丸幹二の出演は2023年7月中旬まで、向井理の出演は2023年5月31日(水)まで。