動乱の中国・春秋戦国時代を描く国民的大人気コミックの舞台化第2弾、舞台『キングダムII-継承-』の新キャストが発表された。原作でも屈指の人気キャラクターである羌瘣(きょうかい)役は、山本千尋が演じる。

舞台版初登場!今作のキーパーソン・羌瘣を山本千尋が演じる
時は紀元前。苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を生きる戦災孤児の少年・信と、のちの始皇帝となる若き秦王・嬴政(えいせい)が、史上初の中華統一を目指す大人気コミック『キングダム』。2006年に連載が始まると大ヒットし、累計発行部数は1億2000万部を突破 。今年2026年は連載20周年を迎える。
2023年2月に帝国劇場で実現した初の舞台化では、迫力あるアクションや生演奏などで大きな反響を呼んだ。そして2026年、舞台『キングダムII-継承-』としてその先の物語が描かれる。
主演の信役には三浦宏規と高野洸、王騎役には山口祐一郎が初演に続いて続投。演出は山田和也、音楽はKOHTA YAMAMOTO、脚本は笠浦静花、脚本監修は藤沢文翁が担当することが発表されていた。

舞台版では本作が初登場となる羌瘣は、哀しみの一族とも呼ばれる伝説の暗殺一族“蚩尤(しゆう)”の一人。特殊な呼吸法を操る“巫舞”によって、その身に神を堕として戦う今作のキーパーソンだ。
そんな羌瘣を演じる山本千尋は、世界ジュニア中国武術選手権大会で優勝経験を持ち、卓越したアクション技術で知られている。2016年に公開された『キングダム』連載10周年特別動画で羌瘣役に抜擢された際は、漫画から抜け出してきたような佇まいと特徴的な剣さばきで大きな注目を集めた。さらに、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』では羌象(きょうしょう)役を演じるなど、『キングダム』の世界を映像でも生きている。
山本千尋 コメント
(ビジュアル撮影について)本日スタッフの皆様と、とても集中力のみなぎった、静かな場所で撮影させて頂き、いよいよ始まるんだなと、とても楽しみにしております。
騒乱の世に生きる一人の女性として、力強く生きていければ良いなと今からとても楽しみです 。
――舞台『キングダムII-継承-』のご出演が決まってどのように感じましたか?
『キングダム』という作品が大好きです 。まず連載10周年記念動画に携わらせていただきまして、羌廆(キョウカイ)という役に愛着を持ちました 。そして映画『キングダム2 遥かなる大地へ』では羌象(キョウショウ)として出演させていただき、『キングダム』の様々な現場を体験させていただきました。
今回オファーをいただいて、舞台『キングダム』の初演映像を観てものすごく感動して「自分は舞台でここまでリアルにアクションを演じられるのか」と、簡単にお返事ができずにいました。
ですがすぐに、30代という節目を迎えるところでお話をいただいたことにまずは感謝をして、「自分以外の人が舞台で羌廆を演じているのは見たくない」という思いに変わり、今回、頑張らせていただきたい、とお引き受けしました。
――10年前の連載10周年記念動画で羌瘣を演じられた際、どのように感じられましたか?
当時ちょうどロサンゼルスに留学していたんですけれど、記念動画のお話をいただいてすぐに帰国しました。それだけ『キングダム』という作品が好きでしたし、大きなチャンスの一つだと感じていました。
記念動画の時は、漫画を読み返しながら、自分なりに研究をして、アクションを自分で考えていきました。私の持っている漫画にはいっぱい付箋と折り目が入っています(笑)。3歳から中国武術をしていましたので、それが初めてちゃんと形になったと言いますか、羌廆は、私が経験してきた中国武術の完成形のようなキャラクターなのでとてもやりがいを感じました。記念動画での羌痺との出会いが、武術の恩師への恩返しにもなりましたし、「ああ、武術してて良かったな」と思える一番の瞬間だったかもしれません。
――この舞台の出演者で唯一、映像でも舞台でも『キングダム』の世界を生きることになるわけですが、改めてどのように感じてますか?
実写映画のときも、連載10周年記念動画のときも、スタッフさんや演者のみなさんが、ものすごい熱い思いを懸けて作品を撮られている姿を間近で見させていただいているので、舞台では自分の3歳から培ってきたものを全て出すぞという思いで頑張ります。「舞台の羌痴は山本千尋に任せて良かった」と思ってもらえるように挑みたいと思っております。
――今回共演で、信役に三浦宏規さんと高野洸さん。王騎役に山口祐一郎さんとなりますが、3人の印象を教えてください。
お三方とも本当に第一線で活躍されている方たちばかりで、ご一緒させていただくのがとても恐縮です。
三浦さんはバレエをされている姿を見たことがありまして、やはり幼少期から培ってきたものの軸みたいなものが素晴らしいなと思っているので、ご一緒できることを楽しみにしております。
高野さんは実は特撮で少し共演させていただいたことがありまして、その時に「なんて好青年なんだ」という印象を受けました。人の絆は、舞台上だけではなく、ちゃんと話し合いをしていく中で生まれてくるものだと思っているので、たくさん自分からコミュニケーションをとっていけたらなと考えています。
山口さんのティザービジュアルを見させていただいたんですけれど、存在感がありとても惹きつけられました。今後30代に向けて舞台でももっと頑張っていけたらなと思うので、たくさん見て吸収させてもらいたいです。
――ロングラン公演となりますが、特に何に気を付けたいですか?
まず、怪我をしないこと。そして、練習通りにすることを心がけようというふうには思っております。舞台『キングダム』の初演映像を見させていただいた時に、とんでもないアクションの量になるんだろうなと身構えてはいますが、私自身、普段からのトレーニングに割と自信を持っているので、気負いせず、いい意味で、自分の培ってきたものを信じて、共演者の皆さん、スタッフの皆さんと力を合わせて、お客さんにお見せできるといいなと思います。
――舞台の魅力というのはどういうところに感じますか?
やはり、生でしか見られない楽しさだと思います。
3年前に(劇団☆)新感線の舞台に初めて出演させていただいたんですけれど、その時に映像とは違う刀の軌道だとかを教えていただいて、舞台の上で大きく見せる体の使い方というものに感動しました。今回、羌痴を演じるにあたって生かせるんじゃないかなと思っています。
――今回舞台の衣裳、袖を通されて改めてどんなことを思いますか?
本当正直な感想を言うと「懐かしいな」っていう思いがしました。
記念動画の時から10年ぶりでした。10年という月日で自分も成長できたように思えました。また感動したのが、舞台衣裳のスタッフの皆さんが、赤一色でも何色もたくさんの色を用意してくださっていて。舞台の照明に当たった時に一番映えるものだとか、お客さんがどの方向から見るかということまで全て考えてくださっているんです。これはきっと舞台でしか経験できないことだと思いました。私も「もう一度きちんと羌廆という役に向き合わなければいけないな」とスタッフさんのおかげで改めて感じました。
舞台『キングダムII-継承-』公演情報
| 公演情報 | |
|---|---|
| タイトル | 舞台『キングダムII-継承-』 |
| 公演期間・会場 | 【東京】2026年8~9月 東京建物 Brillia HALL 【大阪】2026年9月 新歌舞伎座 【福岡】2026年10月 博多座 |
| スタッフ | 原作:「キングダム」原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) 脚本:笠浦静花 演出:山田和也 音楽:KOHTA YAMAMOTO 脚本監修:藤沢文翁 製作:東宝 |
| キャスト | 信:三浦宏規/高野洸 羌瘣:山本千尋 王騎:山口祐一郎ほか |







