2022年4月から5月にかけて東京・大阪にかけて、舞台『エゴ・サーチ』の上演が決定した。本作は、鴻上尚史の作・演出作品で2010年に初演、2013年に再演され、今回が3度目の上演となる。新たなキャストとして参加するのは、今江大地(関西ジャニーズJr.)、結木滉星、吉田美月喜、南沢奈央、など。
「エゴ・サーチ」とは、自分の名前でインターネットを検索すること。物語は、筆がなかなか進まない新人小説家は、インターネット上に自分と同じ名前、同じ経歴のプロフィールを持つ「誰か」のTwitterとブログを見つけるところから始まる。失われた記憶と、届かなかった想い。バラバラに見えたパズルが集まった時、「謎」と「想い」が織り重なり、真実が浮かび上がってくる・・・。
今江が演じるのは、小説家志望の新人・一色健治役。そして、女心に巧みに入り込むカメラマンの広瀬隆生役を結木、 一色の恋人・小田切美保役を吉田、 一色の担当編集者・夏川役を南沢が演じる。
『エゴ・サーチ』は、4月10日(日)から4月24日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、4月30日(土)から5月1日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。チケットは、4月2日(土)10:00より一般発売開始。
コメント紹介
◆今江大地(関西ジャニーズJr.)
一色健治役を務めます今江大地です。
この舞台のお話をいただいた時、本が出版されていることを知りすぐに購入して時間が経つのを忘れて読みました。あとがきには鴻上さんの強い思いが綴られており、一色健治という人物が本を通してより魅力的に感じ、思いを伝えれるように精一杯、一色健治として舞台上で生きたいと強く感じました。
この本や舞台のファンの皆様、劇場に足を運んでいただいたお客様の心に残るように表現したいと思います。
劇場でお待ちしております。
◆結木滉星
広瀬隆生を演じさせていただきます結木滉星です。
僕はこの台本を読んだ時にSNSについて深く考えました。自分の手で人の運命を変えることもあるということについて改めて考えさせられました。今の時代だからこそ、観てもらいたい作品です。
広瀬という役を通して僕はSNSというものがどれだけ重くて深いものなのか皆さんに届けたいと思います。僕自身広瀬みたいなタイプの役柄を演じるのは初めてなので鴻上さんをはじめチーム全員で最高の作品になるように全力で向き合いたいと思っています。それぞれの物語が徐々に一つのものになって繋がっていく様子をぜひ劇場でお楽しみください。よろしくお願いします。
◆吉田美月喜
小田切美保役を演じさせていただきます吉田美月喜です。
人生初の舞台で私にとって大きな挑戦を鴻上さんはじめキャスト、スタッフの皆さんと一緒に出来ることがとても嬉しいです。
初の舞台となるので、これから始まる稽古を通じて、多くの学びを吸収していきたいです。そして本番では全力で楽しみ、私にできる最大限の「美保」を皆様の前でお見せできるようにがんばりたいと思います。
◆南沢奈央
主人公の小説家・一色の担当編集者、夏川役をやらせていただくことになりました。
今回の役はクレバーで熱意のある女性ということで、ぐいぐい物語を引っ張っていけるように、私自身、常に頭を回転させて、エネルギーを注いで演じたいと思います。
鴻上さんの舞台に出させていただくのは3度目となりますが、初めましての共演者ばかりなのでとてもわくわくしております。
そして『エゴ・サーチ』という作品も3度目の上演となるので、 作品のファンの方にも、 初めて観ていただく方にも楽しんでいただけるように、 今やる意味を模索して作り上げていきたいと思います。
◆鴻上尚史(作・演出)
コロナ禍の嵐をインターネットは加速したように感じます。『エゴ・サーチ』は、自分の名前をネットで検索することですが、この作品を書いた2010年に比べてはるかに一般的になり、多くの問題を生むようになりました。それでも、私たちはインターネットというツールを手放すことはできないし、インターネットのポジティブな可能性を探り続けたいと思います。魅力的なキャストで、『エゴ・サーチ』を上演できることになりました。
今江大地さんは、演技に対して非常に熱心に情熱を持って取り組んでいます。結木滉星さんはガッツ溢れる態度で、吉田美月喜さんは非常に真面目に、南沢奈央さんは安定の演技力です。
どうか、ご期待ください。
『エゴ・サーチ』公演情報
上演スケジュール
【東京公演】2022年4月10日(日)~4月24日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪公演】2022年4月30日(土)~5月1日(日) サンケイホールブリーゼ
スタッフ・キャスト
【作・演出】鴻上尚史
【出演】
今江大地(関西ジャニーズJr) 結木滉星 吉田美月喜 南沢奈央/
村上航 渡辺芳博 阿久澤菜々 佐藤修作 古木将也 木村友美
【公式Twitter】@egosearch_2022