ふぉ～ゆ～福田悠太、辰巳雄大が青年教師に扮する『腹黒弁天町』ビジュアル公開

2021年12月17日2024年7月26日

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2022年2月に東京と大阪で上演されるパルコ・プロデュース2022『腹黒弁天町』。そのビジュアルが公開され、ふぉ～ゆ～福田悠太と辰巳雄大のツーショットが披露された。

『腹黒弁天町』は、喜劇を得意とする鈴木聡が夏目漱石の名著「坊っちゃん」の世界にインスパイアされて書き上げ、1994年に劇団ラッパ屋の公演として初演したもの。今回、四半世紀の時を越え、パルコ・プロデュースとして松村武の演出でよみがえる。

東京から赴任してきた若い教師が田舎町で出会う、計略や陰謀にまみれた教師たち、町の有力者、マドンナ、芸者･･･「坊っちゃん」の匂いがそこかしこに漂う世界観に、温かな人情と抗いきれない現実が哀しくも可笑しく入り交じる。

福田と辰巳は、主人公となる東京から赴任してきた二人の青年教師を演じる。赴任早々、前途多難な気配を感じ、理想と希望を信じることを誓い合う二人は、いつしか現実に呑み込まれたり、また、己の心のままに身を持ち崩したり･･･。理想・正義と社会の俗・欲望との間で揺れ動き、翻弄され葛藤する青春物語であり、誰もが思い当たる人生の物語に、体当たりで挑む。

このほか、出演者には伊勢佳世、伊藤純奈、木村靖司、土屋佑壱、政岡泰志、中村まこと、久保酎吉らが名を連ねている。

パルコ・プロデュース2022『腹黒弁天町』は、2022年2月4日（金）から2月20日（日）まで東京・紀伊國屋ホール、2月22日（火）・2月23日（水・祝）に大阪・松下IMPホールにて上演される。

チケットは、東京公演が12月25日（土）、大阪公演が1月23日（日）より一般販売スタート。

あらすじ

時は明治時代後期。
陰謀渦巻く田舎町、弁天町に東京から赴任した二人の青年教師、財前涼太と山岡大介。
未来への希望に燃える二人は、弁天町に向かう車中で、芸者の小雪と出会う。手練手管の小雪に山岡はデレデレとなるが、財前は断固として小雪の誘いに乗らない。弁天町駅で二人を迎えたのは教頭の村井尻。そこに芸者と一緒に人力車に乗った校長・権田原が現れる。その姿に嫌悪感を覚える二人に「清濁併せのむ」ことの重要性を伝える村井尻。
前途多難な気配を感じ、理想と希望を信じることを誓い合う二人だったが、いつしか現実に呑み込まれていく山岡に対し、財前は小雪に溺れ、己の心のままに身を持ち崩していく。二人の歩む道は対照的に分かれて･･･。
二人の青年教師が、理想・正義と社会の俗・欲望との間で、翻弄され葛藤する青春物語、いや、人生の物語。