山崎育三郎・尾上松也・城田優「IMY」による舞台第1弾『あくと』演出に成河

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山崎育三郎尾上松也城田優によるプロジェクト「IMY」が、2021年11月から12月にかけて舞台公演を行うことを発表した。タイトルは、あいまい劇場 其の壱『あくと』。脚本は、福原充則と城田優による書き下ろしのオムニバスで、成河が演出に初挑戦する。

「IMY」は、山崎・尾上・城田の3人が、2015年ミュージカルでの競演を機に自分たちの感性で、オリジナル作品を製作したいという思いを共有し、3 人の名前の頭文字から「IMY」と名付け、2019年より始動したプロジェクトで、これまでに2度コンサートを開催。2020年10月に行われた公演の最後に、初のオリジナル舞台公演を行うことを発表していた。

脚本を手掛けるのは、『あたらしいエクスプロージョン』で第62回岸田國士戯曲賞を受賞、TVドラマ『あなたの番です』の全話脚本を手掛けた福原充則。今回「新しい挑戦をしたい」というIMYからのオーダーに応え、福原は3話分を書き下ろした。そして、もう1話分では城田が初めて脚本にチャレンジ。そして、音楽監督には桑原まこを迎え、バンドメンバーと共に生演奏で舞台を彩る。

出演は、IMYのほか、彼らの熱烈オファーを受けたキムラ緑子、皆本麻帆、清水美依紗が名を連ねた。清水は、山崎が自身のドキュメント番組でNYに行き、現地のミュージカル校で出会った新人。ディズニープリンセスにスポットを当てた世界的なプロジェクト「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」では、日本版テーマソングの歌手に起用された。舞台出演は、本作が初となる。

また、本情報と同時に公開された、第一弾チラシビジュアルには、城田が偶然みつけた若手書道アーティストの原愛梨を起用。「日本から世界へ向けたオリジナル作品を作る」という目標を掲げるIMYと、「世界に書道を広めたい」という信念のもと活動している原は、何度も打ち合わせを重ね、こだわりのビジュアルを作り上げた。“文字”で“絵”を表すという独特の書道アートでIMYの3人を表し、様々な“発見”が随所に散りばめているこのビジュアルは、今後さらに進展していくとのこと。

あいまい劇場 其の壱『あくと』は、11月20日(土)から12月5日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演される。

なお、チケットについて3人は「様々な形でより多くの皆様にこの公演を楽しんでいただきたい」と、通常のS席、A席のほか、「SPセット」「IMYシート」を設けた。

「SPセット」は、開場前になかなか見る事が出来ない”本番前の舞台の裏側(IMYのステージでの準備見学)“ができるほか、公演プログラム、オリジナルグッズがプレゼント。「IMYシート」では、舞台やミュージカルなどに”敷居の高さ”を感じる若い世代(U-18)が、気軽に劇場に来られる金額が設定されている。

目次

コメント紹介

◆福原充則(脚本)
「人の想いに輪郭をつけて、他者がそれをなぞれるようにしたい」という考えでいつも脚本を書いてます。この“想い”は、僕自身のものだったり、身のまわりにいる友人達やノンフィクション本やドキュメンタリー番組で見た人達だったりするわけですが、今回はIMYのお三方という訳です。もちろん、詳しく〝想い〟を聞いたわけではないので、私が勝手に、この3人は「こんな想いを抱えてるんじゃないか」とか「こんな想いを昇華したがってるんじゃないか」とか「こんな想いは想像もせずに生きてきただろうから演じることで疑似体験して欲しい」とか、想像して書いた物語になります。
また演出の“成河theどてらいマン”が、両手に燃えさかる松明を持って稽古場に君臨する姿を想像して、いいガソリンになれるようにと筆に力を込めました。
お三方には、バカバカしさの中で、役者であることの意味を自らに問い直して欲しい。そしてお客さんの前に、改めて役者として屹立して欲しいと思っています。

◆成河(演出)
三人から「演劇でもミュージカルでもない、新しいエンターテイメントを創ろう」と持ちかけられてからはや幾年。「新しい」というワードの持つ不確かさに当惑しながらも、チャレンジと実践を重んじる三人のエネルギーに圧倒されました。そして、ある日僕はふと、福原さんの書く土の匂いのする世界で、この華やかな三人が泥まみれになって泳いでいる姿を見てみたい、と思うに至りました。
福原さんには三本の短編を書いて頂きました。それ以外にもなんかごちゃ混ぜにして色々やる予定です。僕には勿体ないくらいの一流スタッフを揃えて頂きまして。もう逃げられません。自分が見たいと思えるものに正直に、皆さんの力を借りて、覚悟を決めて臨みたいと思います。
「新しい」か「古い」かではなく「自分たちがいまやる意味」にたどり着けるように。そんな作品を目指して。がんばります。

◆桑原まこ(音楽監督)
はじめまして、桑原まこと申します。今回一緒に作品を創れることをとてもありがたく、幸せに思っております。
少しずつ打ち合わせを重ねていく中、言葉の端々から、IMYでIMYを、愛を持って創り上げている熱量を感じています。こんなにかっこいい先輩方がいて、勇気をもらえます。私は舞台が大好きです。たくさんの夢を乗せた背中を見て、舞台の世界がこれからも盛り上がっていくことを願わずにはいられません。
この作品での作曲の旅路は始まったばかりですが、挑戦する気持ちを忘れずに進んでいきたいです。劇場でお会いできる日を楽しみにしています。よろしくお願いいたします!

◆IMY(山崎育三郎・尾上松也・城田優)
同世代の僕らは、6年前の舞台での共演をきっかけに意気投合し、この3人にしか作れないオリジナル作品の上演を目指し”lMY”を結成。
人として、そして舞台に立つ役者として互いに信頼し合える関係を築きながら、その日を夢見て準備してきました。
そして、この度ようやく記念すべきIMY初の”オリジナル作品”の上演を発表することが出来ました。
「クリエイティブなチャレンジ」を一つのモットーとしている僕らの今回の挑戦の大きな目玉の一つは、演出に、今作が演出家デビューとなる成河さんを迎えたこと。彼の誰よりも芝居を愛する熱い情熱は、必ずIMYと最高の化学反応を起こすことでしょう。
脚本には、唯一無二の世界観を描き演出の成河さんからの信頼も厚い福原充則さんを。
音楽にはミュージカル「いつか」で圧倒的な音楽センスと才能を見せてくれた桑原まこさんをお迎えし、個性豊かな才能溢れる最高のクリエイター陣が揃いました。
さらに城田優も初めて脚本に挑戦させていただきます。
出演者には、圧倒的な存在感を放つ大先輩のキムラ緑子さん。
「いつか」にも出演しその確かな表現力で活躍中の皆本麻帆さん。
そして、今作が舞台デビューとなる歌唱力抜群の期待の新人、清水美依紗さん。
素晴らしい皆さんに参加して頂き、心から感謝しています。
0から作品を作り上げることは容易ではありませんが、このカンパニーなら、これまで観たことのないような、IMYならではのバラエティ要素満載の最高のエンターテイメントをお届け出来ると確信しています。
こんなご時世ではありますが、誰かの心に夢や希望をお届け出来るよう、精一杯製作、稽古に励んでまりいます。
新たなIMYの冒険、是非楽しみにしていて下さい。

あいまい劇場 其の壱『あくと』公演情報

上演スケジュール

2021年11月20日(土)~12月5日(日) EXシアター六本木

スタッフ・キャスト

【脚本】福原充則/城田優
【演出】成河
【音楽監督】桑原まこ

【キャスト】
山崎育三郎 尾上松也 城田優/皆本麻帆 清水美依紗/キムラ緑子

<チケット発売>
オフィシャル最速先行(抽選):7 /21 (水) 10:00~8/1 (日) 23:59
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/aimai-1/

【公式サイト】https://imytheater.com/
【公式Twitter】@imytheater

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この記事を書いた人

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