佐伯大地＆横田龍儀のW主演で狂言×俳優『狂言男師』第4弾

2021年6月7日2024年7月26日

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2021年7月9日（金）・7月10日（土）の2日間、東京・セルリアンタワー能楽堂にて狂言公演『狂言男師～夏の章【蚊相撲・呼声】～』の開催が決定した。今回は、佐伯大地と横田龍儀のW主演で、「蚊相撲（かずもう）」「呼声（よびこえ）」の2演目に取り組む。

2演目共に「太郎冠者（たろうかじゃ）」役は佐伯、「次郎冠者（じろうかじゃ）」役は横田が務める。佐伯は、昨年12月に行われた公演に続いての参加、横田はこれが狂言初挑戦となる。

そのほか、「蚊相撲」の「蚊」役、「呼声」の「主」役として岩崎孝次が出演。監修は大蔵流狂言師「善⽵十郎」、狂言指導は「善⽵大⼆郎」。

『狂言男師～夏の章【蚊相撲・呼声】～』は、2021年7月9日（金）・7月10日（土）の2日間、東京・セルリアンタワー能楽堂にて上演される。

あらすじ

「蚊相撲（かずもう）」

相撲取りを雇いたい大名は、家来の太郎冠者に候補者を探しに行かせる。
街道で探していると、体つきの良い男が現れ、声をかける太郎冠者。
実はその男は蚊の精で、人間に化け相撲取りになり血を思う存分吸うために、太郎冠者の前に現れたのだった。
相撲取りを連れて戻った事を喜ぶ大名は、力を見極めるため、相撲を取ることに･･･。

「呼声（よびこえ）」

主人に無断で休んだ太郎冠者。
主人と次郎冠者は連れ戻すために太郎冠者の家に向かう。
家の前で声をかける次郎冠者。
家にいることがばれたくない太郎冠者は声を変えて居留守を使う。
今度は主人が声を変えて太郎冠者に声をかけるが、主人と分かった太郎冠者はまた声を変えて居留守を使う。
太郎冠者を懲らしめたい主人と次郎冠者は「平家節」や「小歌節」を使って太郎冠者に声をかける･･･。