小説「雨の塔」を乃木坂46松村沙友理・七木奏音・藤本結衣・高月彩良で少女文學演劇に

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宮木あや子の小説「雨の塔」が、2021年3月に舞台化されることが決定した。松村沙友理(乃木坂46)、七木奏音、藤本結衣、高月彩良をキャストに迎え、閉じ込められた世界で暮らす、4人の少女たちの時間を「2つの視点」から描く。

舞台には、長い黒髪が特徴の美少女「三島敦子」、ファッションデザイナーの母を持つ「小津ひまわり」、三島と同室で三島の奴隷と自ら公言する「都岡百合子」、高校で同性と心中未遂を起こした過去を持ち、少女たちの世界の均衡を崩す「矢咲実」という4人の少女が登場する。

物語は、「三島・都岡」「矢咲・小津」と大学の寮で同室となった2組それぞれの視点から描かれる2バージョンで上演。三島役を松村(出演作:TVドラマ『アンナチュラル』『賭ケグルイ』、映画『東京ワイン会ピープル』など)、小津役を七木(出演作:少女☆歌劇『レヴュースタァライト -The LIVE 青嵐-BLUE GLITTER』、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~暁の調べ~など)、都岡役を藤本(舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1 -犯罪係数-』、『真田十勇士』など)、矢咲役を高月(映画『思い出のマーニー』主人公の声優、ドラマ『教場II』など)が演じる。

『雨の塔』は、3月19日(金)から3月21日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。全公演でライブ配信の予定あり(詳細は後日公式サイトにて発表)。

目次

公演紹介

◆松村沙友理(三島敦子役)
「雨の塔」の綺麗な言葉で紡がれた詩のような物語に魅了されました。女の子同士の儚く脆いやりとりがとても素敵で、女の園といえるグループに身を置く私ですが、三島敦子をどのように表現するべきか向き合って大切に大切に作っていきたいと思います。久しぶりの舞台にドキドキしております。がんばります。よろしくお願いします。

◆七木奏音(小津ひまわり役)
児玉さんの創造する「雨の塔」の世界でお芝居が出来ること、小津として生きられることをとても嬉しく思いました。小説を読みながら舞台でどんな表現が出来るか私の頭の中では想像しきれませんが、なんだかまだ体験したことがないような空間に出逢える気がしています。はじめましての皆さんと雨の塔で出逢えること・・・とっても楽しみです。

◆藤本結衣(都岡百合子役)
原作「雨の塔」という作品を読ませて頂いた時情景だけなく香りや繊細な色までその世界に浸れる作品だと強く思いました。その閉ざされた世界の中で4人の少女が何を感じ何を思ったのか、一つの雨の塔という作品ではありますが2パターンで上演させていただくことで、部屋の中での出来事や4人の心の中までしっかりと覗いていただけたら嬉しいです。 都岡百合子として精一杯生きさせて頂きます。よろしくお願いします!

◆高月彩良(矢咲実役)
矢咲実役を演じさせて頂きます、高月彩良です。「女の園」未知な世界ではありますが、私自身、女学校や仕事など、女性の多い環境にいたことが多かったので、そこで感じてきた色々なものを、この役に投影できたら良いなと思っております。美しくも閉鎖的で繊細な世界を、素敵な皆さんと一緒にお届けさせて頂けることが楽しみです。

公演情報

少女文學演劇『雨の塔』
2021年3月19日(金)~3月21日(日) 東京・新国立劇場 小劇場

3月19日(金)15:00 矢咲・小津Ver./19:00 三島・都岡Ver.
3月20日(土・祝)13:00 三島・都岡Ver./17:00 矢咲・小津Ver.
3月21日(日)15:00 矢咲・小津Ver./15:00 三島・都岡Ver.

【原作】「雨の塔」宮木あや子(集英社文庫刊)
【演出・脚本】児玉明子

【出演】
松村沙友理(乃木坂46) 七木奏音 藤本結衣 高月彩良

<チケット販売スケジュール>
【ネルケハ!先行】
2021年1月30日(土)12:00~2月7日(日)23:59
https://www.nelke.co.jp/member/(会員登録が必要・無料)
ネルケハ! | Nelke Planning / ネルケプランニング
【オフィシャル先行】
2021年2月10日(水)12:00~2月14日(日)23:59
受付URL:https://l-tike.com/st1/amenotou-official

【一般発売】
2021年2月28日(日)10:00~
取扱:ローソンチケット https://l-tike.com/amenotou/

あらすじ

資産家の娘だけが入学できるこの学校では、衣服も食べ物も思いのまま。
だが自由と情報は与えられず、少女たちは閉ざされた世界で、家のための“駒”として使われる日を待つばかり。
そんな彼女たちの間にいつしか芽生えたのは・・・愛情、関心、嫉妬、執着。
そして一通の手紙が4人の運命を変える――。

<三島・都岡Ver.>
誰もが名前を聞いたことのある財閥の妾腹の娘として産まれた三島(松村)は、その従順な友人の都岡(藤本)と2人だけで完結した世界で過ごしていた。
矢咲と出会った三島が・・・外の世界で見たものは。

<矢咲・小津Ver.>
「この世の果て」のような場所にある大学の寮に入学してきた矢咲(高月)、同室となった小津(七木)。矢咲がここに来た理由、小津の心の絶望が惹き合い、2人は手を取り合って進むはずだった・・・。

【公式サイト】https://amenotou-stage.com
【公式Twitter】@amenotou_stage

(C) 宮木あや子/集英社 ©少女文學演劇「雨の塔」製作委員会

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