立川志の輔が体調不良、志の輔らくご『大河への道』全公演中止

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2021年1月5日(火)より上演を予定していた、志の輔らくご 伊能図完成200年記念『大河への道』の全公演中止が発表された。本公演は、新生PARCO劇場オープニング・シリーズとして、1月5日(火)から1月31日(日)まで東京・PARCO劇場で予定されていた。志の輔は昨年12月31日(木)に体調不良を訴え、翌1月1日(金)から入院。回復して高座を務められるようになるまでに約1ヶ月かかる見込みとのこと。

志の輔らくごウェブサイトでは、肺炎と診断され、入院での精密検査の受診・療養となったことが報告され、「皆様には大変ご心配をお掛けし申し訳ありません。今は、お客様に志の輔らくごを心から楽しんで笑っていただける高座を務められるよう、身体をしっかりと休め、治療、回復に専念いたします」という志の輔からのメッセージが掲載されている。

チケット払い戻しについては、改めてアナウンスされる。

『大河への道』は、江戸時代の後期(1821年)に伊能忠敬が50歳を過ぎてからの17年間、歩測で完成させた地図「大日本沿海輿地全図」、いわゆる「伊能図」の精密さに感銘を受けた志の輔が伊能忠敬ワールドを現代に蘇らせたいと挑んだ渾身の作品。2011年に初演され、“落語を超えた究極の話芸”と大絶賛された。今回は「伊能図」の完成200年を記念した公演として再演される予定だった。

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