2020年12月7日(月)に開幕予定だったPARCO劇場オープニング・シリーズ『チョコレートドーナツ』より、公演初日の延期が発表された。
同公演は、稽古中において感染対策を徹底し、11月27日(金)に実施したPCR検査では全員の陰性を確認。しかし、12月4日(金)未明に出演者の1人が発熱。当日にPCR検査を行ったところ、翌12月5日(土)に陽性と確認された。これに伴い、4日・5日の稽古を中止の上、改めてキャスト・スタッフ全員のPCR検査を行ったところ、同日夜にさらに2名の陽性が確認された。
12月7日の開幕延期のほか、中止日程などの詳細は改めて公式サイトにて発表されるとのこと。
公演を主催する株式会社パルコは、「引き続き今後の感染状況、政府及び関係諸機関の動向注視しながら、保健所をはじめ関係各所と連携し、お客様の安心・安全、また、キャスト・スタッフの安心・安全を最優先に、感染拡大防止に努めてまいります」と告知文に記している。
本作は、1979年のウェスト・ハリウッドが舞台で、ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』の初舞台化作品。出演は、東山紀之、谷原章介、堀部圭亮、八十田勇一、妃海風、まりゑ、大西多摩恵、下総源太朗、エミ・エレオノーラ、矢野デイビット、 高橋永/丹下開登(Wキャスト)、穴沢裕介、佐々木崇、高木勇次朗、シュート・チェン、米澤拓真、モロ師岡、高畑淳子。演出は宮本亜門が手掛けている。
【PARCO STAGE】https://stage.parco.jp/