劇団時間制作の主宰で、新進気鋭の劇作家・演出家である谷碧仁と天才劇団バカバッカの看板俳優であり、朝劇のプロデューサーなども務める俳優・野村龍一によるタッグ、「ドラマ喫茶AOMURA」が結成され、第1弾作品として、5minドラマ『7 Days contac』を2020年5月25日(月)から7日間に渡り配信することが決定した。
“1杯の珈琲を嗜むようなドラマ”「1杯の珈琲を飲むような“ささいな人間模様”が気軽に楽しめる」をコンセプトに結成したドラマ喫茶AOMURA。第1弾として配信される『7 Days contact』は兄と妹のテレビ電話の会話がメインとなる【5分×全7話】のヒューマンドラマで、全編スマートフォンにて撮影が行われたという。
【あらすじ】
ある兄妹は、電話をし始めて7日目に最後のお別れを言う。
二度と帰らない。と妹
二度と帰ってくるな。と兄
そして、兄は部屋を出て行ってしまう。
そして、妹は電話を静かに切るのだった。
二人は、一体何を抱えていたのか。
7日間の電話から見えてくる、兄妹という関係性。
兄は、確かに妹の兄であり、妹は確かに兄の妹である。
5月25日(月)から5月31日(日)の7日間、21:55に各話5分程度のドラマを配信していくという本作。脚本・演出は谷が務め、野村と長内映里香が出演。主題歌はドラマ「深夜食堂」で音楽や挿入歌を担当した福原希己江が手掛けるという。
以下、谷、野村のコメントを紹介。
◆谷碧仁
劇団時間制作の谷です。
ドラマ喫茶AOMURAは、気軽に心が動く機会をという気持ちで野村とタッグを組み、結成しました。
今現在、エンタメという存在について考える日々が続いております。その中で見出した一つの僕なりの答えは、「確実に必要なモノ」でした。
それは、食料、水分、住居、性、存在価値。など、それらと肩を並べるモノである事はもう明白です。
例えば今、あなたからエンタメを全て奪った時、きっと誰かを傷つけ、あるいは世の中から姿を消す人もいるでしょう。
退屈、不安、現実、などという化け物をひと時でも排除してくれるエンタメを僕らなりに、このドラマ喫茶AOMURAに詰めたいと思います。
ですので、気休め程度に、気軽に観ていただけたらと思います。そんな場所です。
◆野村龍一
2020年5月17日12:00
この文を書いています。
喫茶店で数百円を払う。
そこで飲んだ珈琲が人生を変えたことが、僕はあります。
気がゆるんだときはブラック珈琲を、
気が張ってるときは、砂糖とミルクを1つずつ入れて、
一息つきます。
些細ですけど、どんな困難も、一息つければ、解決することが僕の人生でかなりある気がして。
今は、息がつまることが多いですけど、
喫茶店で珈琲を飲むような、そんな一息つけるドラマをつくりたい。
そんな想いから、谷と共に
「ドラマ喫茶AOMURA」
をオープンすることになりました。
余談ですが、
僕は谷と野村をかけて、TANIMURAにしようと言ったのですが、彼は碧仁という名前をいたく気に入っており、“AO”を一歩も譲りませんでした。そ
んなわけで「AOMURA」
些細ですが、そんなことを初めて知りました。
◆作品情報
『7 Days contact兄妹」編』
2020年5月25日(月)~5月31日(日)毎日21:55より配信(全7話)
動画配信サイト「Filmuy」にて配信予定
【脚本・演出】谷碧仁
【出演】野村龍一、長内映里香
【主題歌】福原希己江「contact」
【プロデューサー】野村龍一
【監督】ドラマ喫茶AOMURA
【配信サイト】 https://filmuy.com/aomura
【公式HP】 https://dramacafeaomura.wixsite.com/aomura
【公式Twitter】 https://twitter.com/dcafe_aomura