2020年2月20日(木)に東京・シアターモリエールにてミュージカル回想録『HUNDRED DAYS』が開幕した。本作は、最高のエネルギーと興奮を与えてくれるサイケデリックなフォーク・パンク・ロックミュージカルである。
劇は、シンプルなセットと、6人編成のロックバンドがライブハウスでコンサートを行うような形式で進行。アビゲイルとショーンの二人が出会って夫婦になり現在に至るまでを、様々な角度のLOVE SONGで紡ぎながら回想していく。
シンガーソングライターとしても活動している藤岡正明が自らギターを握ってベンソンズというバンドを率いるリーダー、ショーンに扮し、伸びやかな歌声と可憐なイメージの木村花代は自身初となるロック・ミュージカルのヒロイン、アビゲイルとして力強くも奔放な女性役に挑む。
日本語版を紡ぐのは『いつか〜one fine day』『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で脚本家としても活躍を見せる演出家・板垣恭一。このほど、初日を迎えたキャストと板垣からコメントが届いている。
◆藤岡正明
この作品がお客さんにどのように受け止めて貰えるのか不安もありましたが、最後はみなさんスタンディングでいい笑顔をいただき、大きな勇気になりました。明日からガンガン突っ走っていくので2回3回と来ていただいて一緒に盛り上がっていきましょう!
◆木村花代
盛り上がっていただけましたか?本当に楽しかったです!ベンソンズに会いに来てください!
◆板垣恭一(日本語上演台本・訳詞・演出)
仕上がりました!ライブとかしばらく見てないなあという人には極上のコンサート体験を。なのにお芝居でもあって、最高のミュージカル体験もできちゃいます。人間関係に問題を抱えている男女が出会い、夫婦になり、未来に向かって歩き出す物語です。「生きづらい」と感じている人にはぜひ。「心の穴」が埋まらないと感じている方にもぜひ。お待ちしております。
ミュージカル回想録『HUNDRED DAYS』は2020年2月20日(木)から2月24日(月・祝)まで東京・シアターモリエールにて上演。このほかの舞台写真は画像ギャラリーに掲載。
【公式サイト】https://www.consept-s.com/100days/
(撮影/岩田えり)