題材は宮沢賢治とその妹の関係『ケンジトシ』中村倫也、黒木華のビジュアルを公開

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2020年6月から7月にかけて上演される、シス・カンパニー公演『ケンジトシ』。本作は、北村想が書き下ろした、宮沢賢治とその妹トシの関係を題材に描いた新作公演。演出を手掛けるのは栗山民也で、北村と栗山がタッグを組むのはこれが初となる。

ケンジ役を演じるのは中村倫也、妹トシ役を演じるのは黒木華。公開されたビジュアルでは、中村と黒木が並び立ち、真っ直ぐに前を見据える姿が描かれている。

そんな二人に関心を寄せる男役として段田安則のほか、出演者には田中俊介、稲継美保、河内大和、斉藤直樹、野坂弘、依田朋子、ビオラ奏者の向島ゆり子が名を連ねた。

賢治と妹トシについては、文学のみならず、多方面でいろいろな研究や考察がされてきたが、2012年に上演された朗読公演『宮沢賢治が伝えること』でも、宮沢賢治への思いのこもった取り組みを見せた栗山が、どのような視点から二人の物語を紡ぐのか、注目だ。

シス・カンパニー公演『ケンジトシ』は、以下の日程で上演される。チケットは、4月26日(日)より一般発売開始。

【東京公演】6月5日(金)~6月28日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪公演】7月1日(水)~7月5日(日) サンケイホールブリーゼ

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