藤原竜也&鈴木亮平のW主演『渦が森団地の眠れない子たち』2月29日放送

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藤原竜也と鈴木亮平の同級生コンビがW主演し、劇団モダンスイマーズで現代演劇界の旗手として多くの戯曲を書く蓬莱竜太が作・演出を手掛けた『渦が森団地の眠れない子たち』が2月29日(土)WOWOWライブにて放送される。

本作は、子どもの視点から見た、嫉妬や裏切り、暴力など現代社会が抱える闇も描かれる、団地を舞台にした壮大な人間ドラマ。親友同士の小学生を演じる藤原と鈴木は、2009~2010年上演の舞台『ANJIN イングリッシュサムライ』以来、約10年ぶりの舞台共演となる。

『渦が森団地の眠れない子たち』

2人に当てて書き下ろされた今作について、藤原は「当てて書かれた作品をこれだけの規模でやらせてもらえて、この時代にこの人たちと芝居できることは大きいことだと思う」と語る。鈴木は「自分の中にあるこんな部分を蓬莱さんは見ていたんだとか、こういう部分があると思われているんだと少しドキドキしました」とコメント。

『渦が森団地の眠れない子たち』

WOWOWの放送では、舞台本編の他、藤原と鈴木、作・演出の蓬莱の対談インタビューも放送。舞台作品を放送で観るとことについて藤原は「録画して観直すこともできますし、(劇場でご覧頂いた方は)あの台詞、あのシーンはどういうことだったんだろうなんて、細かく分析しながら観る楽しみもある。演劇は劇場に来て観るものだとは思いますが、テレビでも楽しんでもらえればいいなと思います」

鈴木は「観劇に来られなかった方も、放送で観て頂けるというのは非常に僕たちとしては嬉しい限りです。映像を通して分かることもあると思いますし、これを観て頂いて、そしてやっぱり演劇っておもしろいなと思ってもらえたら、また機会がある時にぜひ劇場に観に来ていただきたいなと思います。楽しんでください」とそれぞれコメントした。

『渦が森団地の眠れない子たち』

【あらすじ】
行ったことも見たこともない世界を想像しては、自分のノートに絵を描いている小学生の田口圭一郎(鈴木亮平)は、大きな地震が起きた影響で、母の景子(奥貫薫)と妹の月子と渦が森団地に引っ越してくる。そこには景子の姉、佐山美佐枝(奥貫薫・2役)が住んでいたが、美佐枝と仲の悪い景子は、二人に美佐枝に会っても無視するよう言う。しかし圭一郎は、美佐枝の息子で団地内の子どもの集団のキングとして君臨していた同級生の佐山鉄志(藤原竜也)と出会い親友になる。

ある日、公園で野球をしていた圭一郎は、ティーンモデルのダイアナの顔に打球を当ててしまう。すぐにダイアナに謝らなかったことを景子から問い詰められ、泣きながらすべてを鉄志のせいにしてしまう圭一郎。団地の自治会長・安部(木場勝己)の部屋にみんなを呼び集めて相談しようとするが、鉄志とけんかになりイジメの対象にされた圭一郎は、空想した世界を描いたノートを奪われてしまう。

『渦が森団地の眠れない子たち』は2月29日(土)17:00よりWOWOWライブにて放送される。

(舞台写真/田中亜紀)

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