今泉佑唯の殺陣は「歴代で一番うまい」演出の岡村俊一が絶賛!舞台『あずみ~戦国編~』公演成功祈願会見

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舞台『熱海殺人事件』で女優としての才能を開花させた今泉佑唯が、「4代目あずみ」として、舞台『あずみ~戦国編~』に出演する。2月14日(金)には、公演成功祈願会見が東京都内で行われ、今泉佑唯、瀬戸利樹、味方良介、高橋龍輝、演出の岡村俊一が登壇した。

本作は、小山ゆうの人気漫画を舞台化した作品を再演するもの。戦国の世に、刺客として育てられた美しい少女、あずみが天下泰平のために身を投じていく姿を描く。2003年と2005年には上戸彩主演で映画化。そして、2005年に初舞台化されると、黒木メイサがあずみ役を務め、明治座で最年長座長記録を作った。さらに、2015年には川栄李奈主演でも上演されている。

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2019年に上演された舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION46』以来、2度目の舞台にして、あずみやくに抜擢された今泉は「そうそうたる方があずみを演じてきたので、今から緊張していますし、プレッシャーもありますが、この作品に携わってくださっているみんなで、新しい『あずみ』を作り上げていけたらいいなと思います」と挨拶。

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本作が本格的舞台初挑戦にして、あずみとともに運命をともにする忍び「うきは」役を演じる瀬戸は「今回、殺陣も初めてなので不安とワクワクが50%ずつでした」と出演が決まった時の心境を振り返り「(稽古が始まり)今は不安の方が勝っていますが、それを稽古をしていってワクワクを100%に持っていけたらと思っています。死ぬ気で精一杯演じたいと思っています」と意気込んだ。

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飛猿役をWキャストで務めるのは味方と高橋。味方は自身が主演した、舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION46』での今泉について「(今泉にとって同作は欅坂46を)卒業して1発目となる舞台で、この子がどんなパワーを持っているかもわからず、どこまで伸びるかも分からずに稽古を続け、それを経て本番を迎えて、今泉が成長したのを見てきました」と思い返し「今回、座長として、どう立ち回って、どこまでやってくれるのかな、と期待しています。これを乗り越えた時に、女優として大きくなっていくんだろうと楽しみです」とコメントを寄せた。

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高橋は「岡村さん演出の舞台は4~5年ぶりくらいで、今回、参加することできて、すごく嬉しく思っています。今回、飛猿は物語を説明するセリフもあるので、皆さんにわかりやすくスピーディにお伝えできたらと思っています」と本作への思いを語った。

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また、演出の岡村は、本作について「『あずみ』を最初に上演してから15年、今回は今泉の力を借りて、再再々演となります。自分の中でも傑作中の傑作と思っています。泣ける舞台という書かれ方は簡単すぎるな、と自分では思っていて・・・。一人の少女が戦国に生まれ落ちて、その子は戦災孤児で、政治や侍の利害関係によってもみくちゃにされていく中で一人で生きていくという姿が共感を生んでいると思います」と胸を張る。

岡村は、舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION46』でも演出を手がけており、今泉の魅力をよく知る演出家だが、本作では「身長が低いことで、すごく可愛らしい、子どもに見える。小さいことが良いことだということを、今泉の動きを見ながら思っています」と改めてその魅力に言及した。

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さらに、『あずみ』といえば、大迫力の殺陣も見どころの一つだが、岡村は今泉の殺陣を「歴代で間違いなく一番うまい。とんでもなくうまい。スピーディーですし、腕力も心も強い。ぜひそこは観ていただきたいと思っています」と絶賛。

これを聞いた今泉は恐縮しながらも「初めて殺陣をやらせていただくので、基本の構えも分からないんです。袈裟斬りと言われても、どっちに斬ったらいいんだろうと基本的なことも分からない。皆さんにご迷惑をおかけしていると思いますが、公演までの1ヶ月、精一杯がんばっていきたい」と決意を新たにした。

舞台『あずみ~戦国編~』は3月14日(土)から3月29日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、4月4日(土)・4月5日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。

【公式サイト】http://www.rup.co.jp/azumi_sengoku_2020.html

(取材・文・撮影/嶋田真己)

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