2020年6月から7月にかけて東京・世田谷パブリックシアターにて『ある馬の物語』の上演が決定した。本作は、ロシアの文豪トルストイの小説を舞台化した作品(脚色:マルク・ロゾーフスキイ)で、1975年にロシアで初演。人間という愚かな生き物と思考する聡明な馬とを対比させ、「生きることとは何か?」という普遍的なテーマを、今回は白井晃の新演出、堀江新二の翻訳で詩情豊かに問う。
出演が発表されたのは、成河、別所哲也、小西遼生。まだら模様に生まれついたばかりに不遇な運命をたどる馬役を成河、その馬の中に潜む才能を見出す公爵役を別所、公爵やまだら模様の馬の前に立ちはだかる美の象徴ともいえる存在役の小西が演じる。
このほかの詳細は、続報を待とう。
【世田谷パブリックシアター公式サイト】https://setagaya-pt.jp/