前山剛久、カレンダーに込めた地元・大阪愛！2020年は「肉（29）のように脂の乗った1年にしたい」

2019年12月21日2024年7月23日

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俳優の前山剛久が、2020年カレンダーを発売。これを記念したイベントが、2019年12月21日（土）に東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて行われた。前山が個人としてカレンダーを出すのはこれが初。前山は「以前、グループ（D-BOYS）で出したことがあったんですが、その時からソロでもカレンダーを出せたらなと思っていたんです。ようやく実現しました」と感慨深げに喜びを語っていた。

昨年リリースした写真集は“セルフプロデュース”だった。今回のこだわりは“リラックス”。「今回はリラックスした姿を表現したいなと思って、自分が一番リラックスできるところを考えた結果、地元の関西で撮影するのがいいなと思いました」と自ら発案したという。意外にも今まで地元で撮影したことはなかったそうで「自分が生まれ育った大阪と、舞台でもよく行く京都で『大切な人と巡る関西旅行』というのをコンセプトにして撮影に臨みました」と明かした。

中でもお気に入りの撮影スポットは「地元の公園」。「東京ドーム何個分かというくらいめちゃくちゃ大きい公園なんですけど、撮影している人は見たことがない（笑）。写真を見ると沖縄かな？って思うかもしれませんが、大阪です。昔、道に迷って親が心配したくらい、思い入れのある公園なんです。ここで撮影するというのもセルフプロデュースじゃないと出来なかったことなので、お気に入りのカットです」と声を弾ませた。

そして、ぜひ“聖地巡礼”をしてもらいたいという。「さっき紹介した公園は絶対行ってもらいたいなと思うし、あと『海遊館』でも撮影したんですよ。地元の水族館なんですけど。ここは楽しいんじゃないかな。久しぶりに行ったらめちゃくちゃ（建物が）大きくなっていて、自分も発見があったので、すごく遊べると思います！大阪に行った際はぜひぜひ」と熱烈アピール。

「大阪も京都も良いところがいっぱいあって･･･」とまだまだ伝えたいことがいっぱいある様子の前山。「京都の車折神社はですね、（玉垣に）僕の名前が出ているので探してもらいたいです。ほかの俳優さんの名前もたくさんありますし、ぜひ行って見つけてみてください。グルメは、新世界で串カツを食べたんですよ。（今回の撮影では）行っていないけど美味しい店もいっぱいあって･･･たこ焼きとかもおいしいです！」と、次々にカレンダーのページをめくりながら見どころを紹介してくれた。

もし来年もカレンダーを出せるとしたら「海外で撮りたい」と早くも意欲十分。前山は、海外での撮影をあえて封じていたという。「いきなり海外に行くと次のネタがなくなると思って（笑）。写真集は東京近辺でしたし、カレンダーは大阪。次は海外か･･･北海道や沖縄もいいですね。距離をだんだんグローバルにしていって、最終的にはいつか宇宙に（笑）。徐々に世界を広げていきたいです」と野望を口にした。

2019年は「今年は毎月舞台に立っていたくらい忙しくて、今思い返してもずっと働いていた1年だった」という。来年は「もう少しゆっくりしたいなとも思うんですけど、応援してくれる皆さんのおかげで、年々忙しくさせていただいているので、思いの実った一年だったなと思います」と充実した笑顔。

2020年は、前山にとって20代最後の年となる。「29歳になるので、もうちょっと落ち着きを持ちたいなと。良い意味で今年はがむしゃらだったと思うんです。来年ももちろん熱を持ってやりたいですが、もうちょっとクールに取り組めたらないいかな。後輩も増えてきたので、後輩の面倒を見られるような余裕を持ちたいなと思っています」と抱負を掲げた。

さらに「29歳なので、ダジャレじゃないですけど“肉（29）”のように脂の乗った1年にしたいなと思っております（笑）！」と宣言。2020年3月には主演舞台『十二夜』が控えている。「シェイクスピアは以前にもやったことがありますが、その時と同じ演出の青木豪さんとできるということで、肉のように脂の乗った1年のスタートにはとても良い、脂の乗った作品なんじゃないかなと気合いが入っております！女性の格好をするので顔をテカテカにしてがんばりたいです」と意気込む。「･･･うまく言えたかな？」という前山に、記者の間からも笑いが起こり、まさに脂の乗ったコメントで会見を締めくくった。

この日のイベントは予定部数が即完売となり、昨年の写真集に続いて売れ行きは絶好調。前山もファンと触れ合う機会を楽しみにしていたそうで、「ファンの方とちゃんとこうやってお会いできるのは去年の写真集発売イベント以来。僕は応援してくれる皆さんとゆっくり話す時間がすごく大切だと思っています。舞台で見ていただく時は距離があるから、感謝を直接伝えられるのはこういう場なので、僕自身すごく幸せになります。皆さんにも幸せを感じてもらえたら嬉しいです」と、ファンへ真心を込めたメッセージを送った。