殺陣にダンスに歌に芝居と見どころ満載!30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』開幕

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殺陣にダンスに歌に芝居と見どころ満載!30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』開幕

2023年1月11日(水)に東京・新国立劇場 小劇場で30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』が開幕。直前に公開ゲネプロ&取材会が行われ、「30-DELUX」の村瀬文宣・寺田遥平・髙木俊輔・清水順二、「KoRocK」の泰智・いっとん・J、「BOYS AND MEN」の平松賢人・勇翔、「BMK」の松岡拳紀介、藤田奈那、矢島舞美が登壇した。

殺陣にダンスに歌に芝居と見どころ満載!30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』開幕

殺陣を極めた演劇ユニット「30-DELUX」と表現力豊かなダンスで高い評価を得ているダンスチーム「KoRocK」がタッグを組み、ゲストに名古屋のエンターテインメント集団「BOYS AND MEN」と「BMK」を迎えて上演する本作。劇場でありながら、練習の場としても貸し出される「ドリーム・ホール」を舞台に、劇場のトリプルブッキングによって起こった劇場の取り合い=スペースウォーズを多彩なコラボレーションで描く。

「KoRocK」の3人が演じるのは、ダンスユニット「SunRocK」。劇中でも華麗なダンスはもちろん、クスッと笑えるダンスネタも披露する。

殺陣にダンスに歌に芝居と見どころ満載!30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』開幕

殺陣集団の「誠」を演じるのは、「30-DELUX」の村瀬、髙木、田沼ジョージ、寺田と藤田。ステージいっぱいに使った迫力ある殺陣はもちろん、コントさながらの笑える“殺陣”まで、「30-DELUX」らしい殺陣集団担っていた。実は殺陣は初めてだという藤田も、そうは見えないほど軽やかに殺陣を披露し、目を引いた。

アイドル「HAPPY BOYS」は、平松(本田剛文とのダブルキャスト)、勇翔(佐藤匠とのダブルキャスト)、松岡(米谷恭輔とのダブルキャスト)に谷口敏也を加えた4人。笑顔いっぱいの華やかな歌とダンスのステージで盛り上げた。

清水は、密かに劇場を使っている劇団を率いて登場。“スペースウォーズ”をさらに複雑にする。存在感を放っていたのは、「HAPPY BOYS」の「エンタメ・コンサル」として現れる矢島だ。超絶ポジティブ、常に踊っているという振り切ったキャラクターで“ハッピーオーラ”を振りまいた。

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また、劇場の支配人・軽石役で登場する日替わりゲストも見どころの一つ。ゲネプロにはちゅうえい(流れ星☆)が出演し、持ちネタのギャグで会場を笑わせていた。

ゲネプロ後に行われた取材会では、村瀬は「この舞台は、KoRocKさんとボイメン(BOYS AND MEN)、30-DELUXが自分たちの特技を最大限生かして、清水さんや矢島さんとか藤田さんが大人の魅力でギュッと芝居を締めてくださって、最高の作品ができたと思っています。15公演、どんどんパワーアップしていくと思いますので、最後まで応援のほど、よろしくお願いします」と挨拶。

村瀬は、本作で殺陣の振り付けも担当しているが、苦労した点について聞かれると、「いつもの30-DELUXでかっこいい殺陣をやっているのは当たり前なので、それにプラスして、新しい挑戦をしてほしいと演出の斎藤美七海さんと脚本家の小野真一さんに言っていただきました。見たことがない殺陣ってなんだろうって悩んで・・・普段は寡黙に作ることが多いですが、今回は、みんなで『これはないわ』って笑いながら、わいわいと意見を出しながら作れた。曲中でやる殺陣は、“見たことがない”にこだわっているので、新しい殺陣が見せられるのかなと思います」と明かした。

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本作は、フィナーレのエンディングショーが見どころの一つ。村瀬は「KoRocKさんと一緒に作ったのですが、至る所でみんなが戦っていますが、実はカウントにはまっていて、誰かが同時に側転したりしています。そこもこだわっているので、ぜひ見ていただければ」とアピール。音楽を担当するJは「パフォーマンスにしろ、ダンスにしろ、音楽が良くないと観ているお客さんもつまらないと思うので、曲だけを聴いても楽しめるように作りました。その上で、ダンスはKoRocKのメンバーがいるし、殺陣は30-DELUXがいるし、みんなやってくれるだろうと思って、ある程度、こんな感じでやりたいと投げて実現してもらいました」と説明した。

殺陣にダンスに歌に芝居と見どころ満載!30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』開幕

また、今作は名古屋を拠点にしているグループが集まった公演だが、共演は初めて。泰智が、「ボイメンさん、BMKは僕は楽曲の振り付けも何曲かさせてもらっていますし、30-DELUXには名古屋出身の人もいっぱいいるのもあって、初めまして感はなくて、馴染みのある現場として始まった。なので、とっかかりも早かったです」と話すと、勇翔も「知り合いがグループにいるという関係から始まっているので仲良くなるのに時間がかからなくて。話の話題も名古屋寄りの話題が多かったです」と同意した。

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会見の最後には、村瀬が改めて「この公演は、15ステージありますし、AチームもBチームもあります。日替わりゲストの方もいて、何回観ても楽しめる作品になっていると思いますので、最後まで応援よろしくお願いします」とアピールして締めくくった。

他の出演者のコメントは以下。

泰智「僕らKoRockでこういうことにチャレンジさせていただくのは貴重な機会で、とても緊張してゲネプロを迎えました。ですが、この座組みでよかったなと思えるほどいいキャッチボールをしながらゲネプロができたなと思って最後の調整がしっかりできたと思います。ここから残りも頑張っていきたいと思います。あとは、今、毎回この衣装を破ってしまうので、引き続き、破り続けていきたいと思います(笑)」

矢島「年明け一発目ということで、私たちもとても気合が入っています。表現者として私たち自身も背中を押されたり、これだから芝居とか表現することって楽しいんだなと改めて実感させてもらえる作品に出会えています。私たちの楽しいが皆さんに伝わればいいなと思いますし、進化し続けるしかない作品なので、初日が開けても毎日進化し続けたいと思います」

勇翔「今回、色々なところで活動している3団体が、お互いの良さを出し合って、大きなものを作り上げるというのは、自分たち自身もこの作品を通して成長することができるものになると思います。本番頑張っていきたいと思います」

寺田「2ヶ月間、稽古をしてきましたが、やっぱり今まで経験したことがないような、ハードルの高い、『限界を超える』というコンセプトでやってきました。今日まで不安だったのですが、やっと初日を迎えられることを嬉しく感じています。最後まで駆け抜けていきたいと思いますので、よろしくお願いします」

いっとん「稽古場からどの団体も思いっきりやって、競り合って、刺激を与えあって、模索して作り上げた舞台なので、今年の一発目に観にこられるお客さんに僕たちの熱意とか、全てのエンターテインメントを笑いにまとめて届けられると思いますので、新年一発目から笑っていただきたいという思いを込めて踊りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

松岡「HAPPY BOYSはAチーム、Bチームと別れていて、僕たちはAチームなんですが、皆さんより公演数が少ない分、1公演、1公演大事に、後悔ないようにやっていきたいと思います。盛り上げます」

J「今回、振り付けはKoRocKでやらせていただいて、音楽も作らせていただいて、この舞台にこの中で一番深く関わっている気がします。改めてスタッフ側と演者側を両方やらせていただけるのは貴重なことで、僕も進化させていただいています。何より皆さんと一緒に舞台に立てることが、新年一発目に相応しい舞台だと思います。進化したもの、そして皆さんと稽古場で培ってきたものを熱量に変えて、お客さまのこれから生きていくパワーにできるように公演をやっていきたいと思います」

髙木「稽古場からパフォーマンスをお互いに見合いながら、いい意味で競い合っている空気が流れていて、それが相乗効果でめちゃくちゃいい作品に仕上がっているなと思います。熱量が高いし、僕たちもやっていて楽しいし、お客さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなって思います」

平松「僕ではなく、本田剛文が立っているはずだったのですが、ご迷惑をおかけしました。12年間、同じ空気を吸って、同じ現場で同じ仕事をしてきた仲間ですので、ちょっとだけシルエットは変わりましたが、ほぼ本田剛文です。この作品は、見てくださった方に元気を与えられる、ハッピーになってもらえる、希望を持てる作品になていると思います。コロナ禍で元気がなくなってしまったという皆さんに、一番、ぴったりの作品だと思うので、より多くの方にこの作品を感じていただいて、心も体もホカホカになっていただいて、外に出た時に湯気が出るくらいの感じになって帰したいと思っているので、多くの人に来てもらいたい思います」

藤田「殺陣、ダンス、歌とプロフェッショナルな皆さんが集まった座組みで、その一員にしていただいたことを嬉しく思います。初めて殺陣をやらせていただいて、まだまだ頑張らなくちゃいけないなと思っています。舞台に立ちながら自分もパワーをもらえる作品になったと思います」

清水「僕らの業界は新しい挑戦を常に考えています。コロナ禍になって、色々なことを考えながらも、地元の名古屋で仲良くなったボイメンやBMK、KoRocKという大好きなグループに声をかけたらやってくれるとなりました。劇団も若いメンバーにやってもらいたいという気持ちがあるので、そういう意味でも色々な新しい挑戦がある公演です。“令和の究極のエンタメ”と書いていただけると嬉しいです(笑)」

(注:H役にて出演予定だった本田剛文はインフルエンザ感染が確認されたため、平松が代役を務めた)

30-DELUX×KoRocK『スペースウォーズ2023 feat.BOYS AND MEN』は、2023年1月11日(水)から22日(日)まで新国立劇場 小劇場で上演。

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目次

あらすじ

劇場でありながら立食パーティや練習の場としても貸し出す「ドリーム・ホール」。

「SunRocK」が華麗なダンスを踊る中、突然、乱入してくる殺陣集団「誠」!ここは俺たちが使う場所だ!と、喧嘩番長トシが刀を振り叫ぶ。何の権限があって邪魔してんすか?!と「SunRocK」のリーダー碧太が使用契約書を見せる。そんな馬鹿なと「誠」の紅一点ヒカルも使用契約書を出し見せ返す。どちらも正式な物のようだ。

まさかの劇場ダブルブッキング。いい加減な劇場支配人は練習で使用するのだから、話し合って仲良く使ってと言うが、当然、仲良くなど出来る状況ではない。
睨み合う二団体の前に歌い踊りコントも出来るアイドル「HAPPY BOYS」が現れ、トリプルブッキングとなり、ありえない劇場の取り合いの戦いが始まる!
三団体共に来週開催されるワールド・パフォーマンス・フェスタに出す演目の練習を少しでも早くしたい。しかしながらステージを使っての練習は一団体。ロビースペースに追いやられるのは誰だって嫌だ。スペースの取り合い、スペース・ウォーズは荒れ狂う!密かに劇場を使っている劇団も存在し、彼らが隙あらばステージの空くのを狙っているので、三団体の争いを、より複雑な物にしてしまう。

そんなスペースの奪い合いは永遠と続く戦いに思えたが、このスペースに集う者たちが出した答えはシンプルだった・・・。

公演情報

上演スケジュール

2023年1月11日(水)~1月22日(日)
新国立劇場 小劇場

出演

【30-DELUX】
村瀬文宣
寺田遥平
髙木俊輔
田沼ジョージ

谷口敏也

【KoRocK】
泰智
いっとん
J

【BOYS AND MEN】
平松賢人(Bチーム)
本田剛文(Aチーム)
勇翔(Aチーム)

【BMK】
佐藤匠(Bチーム)
米谷恭輔(Bチーム)
松岡拳紀介(Aチーム)

藤田奈那

矢島舞美

我善導(WAHAHA本舗)
田中精

長田健一
田中雅士
森田凱斗
安澤胡桃
増田未来
礒谷菜々

清水順二

ほか

スタッフ

【演出】斎藤美七海
【脚本・演技指導】小野真一(小野プロデュース)

ほか

主催・企画・製作

ジェイズプロデュース

公式リンク

公式サイト:https://30-delux.net/spacewars2023/
公式Twitter:@30delux_net

(C) 30-DELUX

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