2020年秋に、ミュージカル『フラッシュダンス』の日本初上演が決定した。本作は、1983年に公開され、世界中で1億ドル以上の大ヒットを記録したアメリカ青春映画『フラッシュダンス』をミュージカル化した作品。主演は愛希れいかが務める。愛希は、宝塚歌劇団を退団後これが初の単独主演作となる。
スマッシュヒットソング「Maniac」や「Manhunt」、「I love Rock n Roll」、「Gloria」、そして映画の主題歌としてアカデミー賞を受賞した「What A Feeling」といった1980 年代を代表するヒットソングと迫力のダンスに乗せて描かれるのは、少女アレックスの夢・友情・恋の物語。
脚本は、オリジナル映画版の脚本・原案であるトム・へドリーで、初演されたイギリスではウエストエンドを含む20ヶ所以上で上演された。今回の日本初上演では、日本版翻訳・演出を岸谷五朗が手掛ける。
発表にあたり、愛希と岸谷から届いたコメントを紹介。
◆愛希れいか(アレックス役)
名作と言えるこの作品に出演できること、本当に楽しみな気持ちでいっぱいです!!!
以前舞台版を拝見して、名場面のダンスシーンがいくつもあって心が熱くなった記憶があります。
夢に向かって真っ直ぐ進むアレックスを元気いっぱい、エネルギッシュに演じたいと思います!
精一杯努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
◆岸谷五朗(演出)
我々の青春時代、演劇などエンターテインメントを志したほとんどの人は、 『FLASHDANCE』に魅了され、影響を受けたであろう。
当然、私もその一人だ。
今、あの素晴らしき映画を生の舞台で表現できることに、喜びを隠せません。
映画での名曲のラインナップと、ミュージカルとしての音楽が見事にリンクして、新たなエンターテインメントとして舞台で表現いたします。
日本で、オリジナル演出として創作できることに、胸震わせております。
ぜひ、劇場で新たな『FLASHDANCE』をご観劇ください。
【あらすじ】
1983年、ペンシルベニア州ピッツバーグ。昼は製鉄所、夜はバーのフロアダンサーとして働くアレックスは、日々プロのダンサーになることを夢みて暮らしていた。そんなアレックスに製鉄所の御曹司、ニック・ハーレイは一目惚れをする。一方、同じくプロのダンサーを目指す親友のグロリアからダンスの名門学校・シプリーアカデミーのオーディションを受けることを勧められるアレックス。ダンスの恩師であるハンナからも背中を押され、意を決してオーディション会場を訪れるが、周りの熟練ダンサーたちを目の前にして自信をなくし、逃げ出してしまう・・・。
ミュージカル『フラッシュダンス』は、2020年秋に東京・日本青年館ホールにて上演予定。
【公式サイト】http://flashdancethemusical-jp.com
【公式Twitter】@FLASHDANCEJP