第27回読売演劇大賞の中間選考会結果が、2019年7月26日(金)に読売新聞より発表された。対象期間は、2019年上半期(1月~6月)。作品賞のベスト5には『ドライビング・ミス・デイジー』『ビューティフルワールド』『ピピン』『プラータナー:憑依のポートレート』『Le Pere 父』が選出された。ほか、男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞のベスト5も明らかに。詳細は以下の通り(50音順、敬称略)。
◆作品賞
『ドライビング・ミス・デイジー』
『ビューティフルワールド』
『ピピン』
『プラータナー:憑依のポートレート』
『Le Pere 父』
◆男優賞
伊礼彼方 『レ・ミゼラブル』
佐川和正 『オレステイア』
橋爪功 『Le Pere 父』
水谷貞雄 『新・正午浅草―荷風小屋』
山西惇 『イーハトーボの劇列車』/『木の上の軍隊』
◆女優賞
占部房子 『改訂版 埒もなく汚れなく』
神野三鈴 『マクベス』
キムラ緑子 『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
クリスタル・ケイ 『ピピン』
若村麻由美 「Le Pere 父』
◆演出家賞
桑原まこ 『いつか~one fine day』の作曲・演奏
塚原悠也 『プラータナー:憑依のポートレート』のセノグラフィーと振付
服部基 『チャイメリカ』/『LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~』の照明
本間憲一 『20世紀号に乗って』の振付
前野健太 『世界は一人』の音楽・演奏
読売演劇大賞は、毎年1月から12月にかけて、日本国内で上演された演劇作品を対象に決定される。中間選考会の結果は最終決定ではなく、2020年1月に行われる選考会に向けての参考となる。
※『Le Pere 父』の正式表記は、「Pere」の「P」と「r」の間の「e」にアキュート・アクセントが付く