2.5次元舞台などを中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7人によって結成されたアーティストグループ「TFG」(ティーエフジー)が、2019年7月16日(火)に「デビューSGヒット祈願“だるま開眼式”!」を行った。
翌日、「My dear Summer」でデビューするTFGは、会見後に開催された2ndファンミーティングでも、前回に引き続き一般発売開始1分で完売という2公演連続即ソールドアウトを記録するなど、注目を集めてきた。
司会・進行を務めたのは、7人と同じ事務所の俳優でスペシャルサポーター、そして8人目の「TFG」を自称する永松文太。メジャーデビューを目前に控えた心境を問われると、赤澤は「あまり実感はない」と言いつつ「改めて、ここからがスタートだと気を引き締める思いが強いです。アーティストとしての自覚をちゃんと持って、お客様を笑顔にしていきたいと思います」とその決意を語った。1stファンミーティングの際には「目指せ武道館!目指せ紅白!」と目標に掲げた坂垣は、来年がオリンピックイヤーであることになぞらえて「芸能界で金メダルを取っていきたいと思います。『武道館、紅白』のための第一段階として、オリコンTOP10入りを目指します!」と改めて宣言した。
メンバーそれぞれが俳優としても活躍しているTFG。アーティストと俳優、それぞれの活動をどう意識しているか問われると、健人は「僕は、アーティスト活動はアーティスト活動、俳優は俳優として、まったく違うものを見せていけたらと思っています」、堀田は「リリースイベントなどで、お客様との触れ合いの場も増えて、反応やリアクションをする力が鍛えられました。アーティストじゃないと学べない表現もあるので、それを身につけて芝居に生かしたいです」、佐藤は「アーティスト活動は、役者としての活動にもプラスになると思っていて、相乗効果を生めたらいいなと思います」とそれぞれコメント。
赤澤からは「お風呂で一人コンサートをするようになりました!」という意外な答えも。「一方的ではなく、お客さんの熱にこちらも乗っていくというやりとりができるようになったと思います。今日のファンミーティングも、お風呂で(より上手くできるよう)一人コンサートをして想定してきました」と、自身の変化を熱く語った。
前川は「僕にとってはすべてが新しく、それが役者としての想像力や表現力につながっていると思います。新しいものを吸収することは、前川優希としての人間の幅も広げてくれるんじゃないかなと」、坂垣は「リリースイベントで、トークについて場慣れしたと感じます。パフォーマンスとの相乗効果を深めていけたらいいなと思います」、桜庭は「僕はまだ役者としての経験は少ないのですが、パフォーマンスする機会が増えたことで、見せ方を学ぶことができている気がします」とそれぞれが思いを述べた。
会見の最後、佐藤は第1回公演を振り返り「初めて立たせていただいた瞬間にお客さんが盛り上がってくれたのがすごく嬉しかったです。今日までにリリースイベントで振りやコール&レスポンスをお客さんと練習してきたので、2回目となる今日のファンミーティングでは、さらにパワーアップしたものを見せてもらえるのではないかと僕たちも楽しみです!」と期待をのぞかせた。
なお、この日の会見ではデビュー曲「My dear Summer」の歌唱が行われたほか、健人による「だるまの目入れ」、そして第3回目となる公演が10月20日(日)に東京・Veats Shibuyaで行われることも発表された。
「TFG」のデビューは目前。彼ら がどんな未来を切り開くのか、楽しみだ。
(取材・文・撮影/嶋田真己)