【劇場へ行きたい!】7月のおすすめ舞台ピックアップ

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7月は夏休みが始まることもあり、注目したい公演数がかなり多い月になりました!特に、ストレートプレイの公演数がとんでもないことになっています・・・それでも取り上げられないものも多いほど。すでに観る方もどの公演に行くか選ぶのが大変な月になっていることと思いますが、「もっと何か観たいな」と思ったときの参考になれば嬉しいです。

今月は<ストレートプレイ><ミュージカル><2.5次元><劇団/小劇場><ダンス><古典>それぞれから1作品+注目公演もピックアップ。また<その他>では夏休みらしく“大人も子どもも楽しめる舞台”を選びました。

(ライター/河野桃子)

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目次

ストレートプレイ

シス・カンパニー公演『恋のヴェネチア狂騒曲
7月5日(金)~7月28日(日) 東京・新国立劇場 中劇場

【公式HP】http://www.siscompany.com/siskoi/gai.htm

チケット

陽気でコメディ好きなイタリア生まれのドタバタ喜劇。その上、今回の上演にはコメディが得意な面々が集まっているので、もうこれは楽しみが募るのも仕方がないでしょう!?
ムロツヨシさん、堤真一さん、吉田羊さんらはコメディ経験も多く、賀来賢人さんも思いきりのよい演技でナンセンスコメディに体当たりしたことも。高橋克実さん、浅野和之さん、池谷のぶえさん、野間口徹さん・・・などコメディでの共演経験も豊富で息の合った演技を期待しちゃいます。

カルロ・ゴルドーニの脚本がすでに“ザ・王道”とも言えるロマンチック喜劇。お調子者の召使が2倍の給料をせしめようと、同時に二人の主人に仕えたもんだから大変!なんとかバレないよう右往左往することに・・・しかし、それによってヴェネチアの人たちを巻き込み、全員が勘違いとすれ違いを繰り返すハメに。さらには関係が入り乱れた恋人たちがさらにこんがらがるなど大混乱!え、もはやどうするの!?
さらに上演台本と演出を福田雄一さんが手掛けているので、きっと福田さんならではの現代コメディになるのでしょう。・・・笑う準備は万端です!

ほか、気になる作品を一挙紹介!
KAATにて伝説の絵本を演劇ならではの表現で実現『ビビを見た!』(7月4日開幕)
関連記事:岡山天音さんインタビュー
全国6都市公演の二人芝居、松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部『命ギガ長ス』(7月4日開幕)
シアターコクーンにて向井理さんや田中麗奈さんらが出演する『美しく青く』(7月11日開幕)
野木萌葱さんの作品を小川絵梨子さん演出で新国立劇場小劇場の密な空間で上演する『骨と十字架』(7月6日プレビュー公演スタート)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの戯曲を連続上演するKERA CROSS第一弾『フローズン・ビーチ』(7月12日プレビュー公演スタート)
読売演劇大賞にて各賞受賞した少年二人の冒険譚『チック』再演(7月13日開幕)
劇団☆新感線39(サンキュー)興行!倉持裕さん脚本のいのうえ歌舞伎『けむりの軍団』(7 月15日開幕)
世界最前線の演劇を上演するさいたまネクストシアター、今回はイスラム国支配下の町をパレスチナ出身の作家が描いた『朝のライラック』(7月18日開幕)
ブロードウェイ版はトニー賞主演女優賞などを受賞!戸田恵子さん主演の『GOOD PEOPLE/グッドピープル』(7月18日開幕)
岩松了作品に東出昌大さん、仲野太賀さん(6月24日に「太賀」より改名)らが出演する『二度目の夏』(7月20日開幕)
河原雅彦さんと小西遼生さんのタッグで挑むアガサ・クリスティの大人気作『オリエント急行殺人事件』(7月26日開幕)
坂口健太郎さん、満島ひかりさん、満島真之介さんらのシェイクスピア喜劇『お気に召すまま』(7月30日開幕)
村上春樹の短編集を舞台上演のため再編成した『神の子どもたちはみな踊る』(7月31日開幕)
関連記事:古川雄輝三インタビュー松井玲奈さんインタビュー

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ミュージカル

リンカーン・センターシアタープロダクション
ミュージカル『The King and I 王様と私』
7月11日(木)~8月4(日) 東京・東急シアターオーブ

【公式HP】http://thekingandi2019.jp/

すでに各方面で大きな話題になっており、ミュージカル好きの期待が高まっていることと思います。そう、渡辺謙さんとケリー・オハラさんの主演する本作。すでに2月にロンドン版が映像上映されているので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう(いかがでしたかー?)。
はじまりは1951年のトニー賞5部門受賞。2015年4月には今回と同メインキャストでブロードウェイ19年ぶりのリバイバル上演し、第69回トニー賞9部門ノミネート、4部門受賞となった作品。2018年にはウエストエンドでも約3ヶ月上演され、この度ついに来日です!トニー賞を受賞し評価された渡辺謙さんとケリー・オハラさんだけでなく、大沢たかおさんの高評価もすでに聞こえてきています。南国アジアをイメージした絢爛な美術・衣裳と、耳馴染みのある美しい音楽。名作ミュージカルの上演として、とにかく楽しみです!

1956年のミュージカル映画としてご存知の方も多いでしょう。1860年代初頭のシャム(現・タイ王国)王家の家庭教師としてやってきた英国人女性アンナは、シャム王と衝突しながら心を通わせていきます。違う文化背景を持ち、異なる性別でもある二人がお互いに理解していく様子は、今の時代ことさらに言われている“多様性“を、改めて見直すきっかけになるかもしれません。物語の舞台はタイですが、どうやらタイにルーツを持つ俳優・スタッフがいないようで、どのように「そこにない国(タイ)」を表現するのかも、多様性を扱う舞台として気にしてみたいところです。

ほか、湖月わたるさんの舞台生活30周年を記念し、今年半年分の“婚活”記録をミュージカルにした『ドキュメンタリー・ミュージカル わたるのいじらしい婚活』(7 月5日開幕)、経験を重ね活躍の幅を広げているふぉ~ゆ~の勢いが止まらない!『SHOW BOY』(7月10日開幕、灰谷健次郎さんの小説「太陽の子」をラサール石井さん(脚本・作詞)と鵜山仁さん(演出)にて舞台化した『てだのふあ』(7月10日開幕)、「ビリー・エリオット」ビリー役で注目を集めた二人がWキャストの『オリヴァー・ツイスト』(7月11日開幕)、浅利慶太追悼公演第4弾『李香蘭』(7月27日開幕)なども注目です。

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2.5次元舞台

手塚治虫生誕90周年記念事業『奇子

【プレビュー公演(水戸)】7月14日(日)・7月15日(月・祝) 水戸芸術館 ACM劇場【東京公演】7月19日(金)~7月28日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪公演】8月 3日(土)・8月4日(日) サンケイホールブリーゼ

【公式HP】http://www.parco-play.com/s/program/ayako/

関連記事:『奇子』演出家・中屋敷法仁インタビュー「ずっと舞台化したいと言い続けてきた」

“2.5次元”というと、原作漫画(アニメ)そのままのキャラクターを演じるイメージがあるかもしれませんが、そうはならないだろうというのが今作『奇子』。2015年にも手塚治虫さん原作の『アドルフに告ぐ』(演出:栗山民也)が舞台化された時も漫画的なビジュアルではありませんでしたが、そもそも手塚治虫さんの画は可愛らしくもリアリティがあります。とくに『奇子』は画も物語もとても生々しく、文学的とも言える作品です。

時代は、敗戦直後。東北の農村地帯をおさめる大地主一族の欲望と争いのなか、地下質に幽閉されて純真無垢に育った美しい「奇子」をめぐる物語です。漫画が連載された1972年、当時にはセンセーショナルだっただろう少女監禁や近親相姦などの描写もありますが、描かれているのはもっと巨大な人間の欲望、憎しみ、愛、絶望であり、「血族」の絆や因果。

主演はA.B.C-Z の五関晃一さん。兄弟役は三津谷亮さん、味方良介さん。そして物語の象徴的な存在でもある奇子は、駒井蓮さんが演じます。今回、演出の中屋敷法仁さんが「漫画と演劇の表現の違いを楽しんでもらえるんじゃないかな」「やっぱり漫画と演劇は違う。演劇だからこそ意味のあるシーンをたくさん拾っていけたらいいな」と言っていたように、原作ファンも楽しめる演劇ならではの舞台表現になりそうです!

ほか、80年代に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で人気を博した犬たちの物語を舞台化した舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~(7月6日開幕)、13星座の性格特徴を持つキャラクターとの恋物語『Starry☆Sky on STAGE』(7月10日開幕)、大人気ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 前編(7月11日開幕)、舞台化10周年を迎えた斬劇『戦国BASARA』天政奉還(7月12日開幕)、那州雪絵さんの人気少女漫画をほさかようさんが演出するSCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』(7月19日開幕)など。
関連記事:SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』小西成弥さん&大平峻也さんインタビュー

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劇団/小劇場

椿組2019年夏・花園神社野外劇
『芙蓉咲く路地のサーガ』~熊野にありし男の物語~
7月10日(水)~7月22日(月) 新宿花園神社 境内特設ステージ

【公式HP】http://tubakigumi.com/upcoming-stage/

開演は毎夜19:00、薄暗い公園でのテント芝居、主題歌は山崎ハコさん、中上健次さんの原作・・・とくれば、どれほど重く暗く深い世界が生まれるのだろうと予想してしまう今公演。しかし脚本・演出は、シリアスな人間関係から軽やかなエンターテインメントまで描く青木豪さんです。一体、どんな舞台になるのでしょう!?

中上健次さんは、今舞台のタイトルにもある“路地“=被差別部落について書き、「紀州サーガ」と呼ばれる作品世界を作っています。また、山崎ハコさんはさまざまな楽曲を制作されていますが、代表曲「呪い」の暗いインパクトでもよく知られています。今回は全ステージで歌うというのが楽しみです。

上演される花園神社の境内はゴールデン街のすぐ裏手にあり、劇団唐組もテント公演を行い、年末の酉の市では見世物小屋も出るなど、どことなく暗く湿度ある雰囲気を感じる場所でもあります。客席は中央に花道を設けた小椅子とベンチ。出演者は30名以上。おそらくですが、当然ながらエアコンなどないでしょう。梅雨と夏の境目の、じめついた空気の中で知らない人と肩を寄せ合う客席。今ここでした体験できない演劇となりそうで・・・ぜひ足を運んでみたい公演です。

ほか、俳優が四つん這いになり台詞を発する斬新な演出で絶賛された、地点『三人姉妹』再演(7月4日開幕)、韓国とフランスと共同制作し、平田オリザさんが演出する青年団『その森の奥』ほか同時上演2作(7月5日開幕)、今回は日豪公演!革命アイドル暴走ちゃん『暴走ちゃんの暴走』(7月10日開幕)、ヒップホップのグルーヴ漂う劇団・東葛スポーツ『78年生まれ、宮部純子』(7月18日開幕)、花組芝居の俳優・堀越涼さん主宰のあやめ十八番が江戸にある幻の風習を題材にする『しだれ咲き サマーストーム』(7月19日開幕)、毎度壮大なネタと大掛かりなオチを仕掛けて来るシベリア少女鉄道『ココニイルアンドレスポンス』(7月20日開幕)、前田司郎さんが12年前の戯曲を再演する五反田団『偉大なる生活の冒険』(7月27日開幕)、実在の殺人事件を元に描かれ、1981年カナダ総督賞を受賞した戯曲に劇団俳優座LABOが挑む『血のつながり』(7月28日開幕)など。

また、7月14日(日)・15日に開催される「せんがわ劇場演劇コンクール」では注目の若手劇団6団体が集います。

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ダンス/舞踏

マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』
7月11日(木)~7月21日(日) 東京・Bunkamura オーチャードホール

【公式HP】https://horipro-stage.jp/stage/swanlake2019/

日本で2003年に初来日公演された時にも、チケットは即完売という大人気公演だったイギリス人演出・振付家マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』。昨年9月にバレエファンも演劇ファンも唸らせたという<新演出版>が来日します!なんと!!

そもそもの始まりは1995年ロンドンで上演されて以降、1998年にはバレエ作品として異例のブローウェイ進出さらにはトニー賞のミュージカル演出賞など約30以上もの賞を受賞して一大ブームに。スワン役をすべて男性が踊るという、ダイナミックかつ繊細な演出と美は、多くの人を虜にしました。その鮮烈で麗しいビジュアルは、過去の来日公演をご覧になっていない方も目にしたことがあるかもしれません。上半身を剥き出しにした白い肌、黒いアイラインをしっかりと引き、額には逆三角形の黒い模様を描いた白鳥の姿。映画『リトル・ダンサー』にも登場しています。

斬新な演出のダンスであり、鍛えられた身体によるバレエであり、演劇性も高いという総合芸術の舞台。この2019年にどんな演出となり上演されているのか・・・ダンスファンのみならず期待されている作品です!

ほか、ストリートダンスを通じてパフォーミングアーツの可能性を追求する『DANCE DANCE ASIA』(7月12日開幕)、バレエ大国ロシアから来日するエイフマン・バレエの全国ツアー『ロダン~魂を捧げた幻想』/『アンナ・カレーニナ』(7月13日開幕)。平原慎太郎さん率いるOrganWoeksの再演・東京公演『聖獣~live with a sun~』(7月19日開幕)、Noism15周年記念公演『Mirroring Memories―それは尊き光のごとく』 新作『Fratres I』新潟・東京公演(7月19日開幕)、パリ・オペラ座バレエのトップダンサーたちによる『ル・グラン・ガラ 2019』(7月23日開幕)、イデビアン・クルーとして初のデュオ作品『幻想振動』(7月26日開幕)、世界中で活躍する若きバレエダンサーが熊川哲也さんの元に集結する『オーチャード・バレエ・ガラ』(7月27日開幕)など。

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古典

能楽協会『ESSENCE能
7月31日(水)、8月4日(日) 東京・国立能楽堂

【公式HP】http://www.nohgaku.or.jp/

オリンピック・パラリンピックに向けたプレイベントとのことで、「バリアフリー」「多様性」「幽玄」「他言語」の4つをテーマに4公演上演されます。出演も多様で、狂言・和泉流の野村万蔵さん・野村萬斎さん、大蔵流の山本則重さん・大藏彌太郎さん、能・観世流の津村聡子さん・山崎正道さん・喜多流の友枝雄人さん、金剛流の豊嶋晃嗣さん。半能・金春流の高橋忍さん、宝生流の朝倉俊樹さん。

様々なサポートも心がけられていて、7月31日(水)14:00公演「バリアフリー」では手話通訳、点字パンフレット、副音声、舞台の触図、字幕配信、介助者1名無料。8月4日(日)16:30公演「他言語」では、英語の解説も対応しています。また、全4公演とも楽器の体験コーナーや装束・能面の解説講座も実施していて、装束を付けた演者と撮影できるコーナーもある予定だそう。

数えれば能楽の歴史は約650年。もっと気軽に能楽を楽しんでほしいという能楽界の思いを感じます。オリンピック・パラリンピックを一つの機会としながらも、今後長く、若い世代や世界の多くの方に日本伝統のエンターテインメントを知ってもらえるような様々な企画が行われていくことでしょう。

またこちらも注目したい!7月12日(金)から7月14日(土)に上野・東京文化会館で開催する『オペラ夏の祭典2019-20 Japan←→Tokyo←→World』が豪華です。史上初、東京文化会館と新国立劇場が共同制作するスペクタクルオペラとして、日本オペラ界が総力を挙げて創り上げる一大プロジェクト。

世界で活躍する指揮者・大野和士さんがの提案しパートナーに選んだのは、バルセロナオリンピック開会式の演出で一躍脚光を浴びたスペインの演出家集団ラ・フーラ・デルス・バウスのアレックス・オリエ。プッチーニのオペラ『トゥーランドット』全3幕を、イタリア語上演(字幕付)します。チケットはSS席32,400円とかなりの高額ですが、F席は3,240円。ただF席は売り切れてしまっているので、別の座席からお選びいただくことになります(チケットぴあリンク)。

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その他

夏休みということもあり、8月にかけて子ども向けの公演が多いこの時期。しかし親子一緒に楽しめる公演が多くあります(もちろん大人だけで楽しめるクオリティも期待できます!)。ということで「子どもも大人も楽しめる舞台」を取り上げてみました!

めにみえない生き物をさがしに森の中へ・・・藤田貴大さん作・演出の再演舞台『めにみえないみみにしたい』全国ツアー(7月13日開幕)
スズキ拓朗さんの鮮やかでコミカル振付けと、物語を紐解く深さなきって大人も子どもも楽しめるはず、としまアート夏まつり2019 子どもに見せたい舞台 おどる韓国むかしばなし『青春~ボムボム~』(7月20日開幕)。
イスだけを使った演出で姉と弟の愛憎を表現し、世界中で子どもも大人も想像力を刺激されたKAATキッズ・プログラム『グレーテルとヘンゼル』の再演が今度は全国ツアー(7月21日開幕)
2017年に日本初演し人気だったパペット・ファンタジー『ムーミン谷の夏まつり』(7月27日・7月28日/日生劇場)
劇場を船に見立て大きな布や白い砂や色とりどりの光を使うスペインの『ルー』(7月27日・7月28日上演)など。

また、子ども向けとしてはいませんが、長野(松本)でしか観られない音楽とサーカスのようなお祭り騒ぎを楽しめる参加型エンターテイメントショー『空中キャバレー2019』(7月19日~7月28日、まつもと市民芸術館・特設会場)も楽しみな演目です!

夏休みシーズン中に全国各地で上演される公演もいくつかあります。演目もお値段も大人向けの舞台よりお手頃なので、“劇場にふらっと遊びに行くような気持ちで”出かけられるのではないでしょうか。世代を越えて、場所を越えて、ただ一人の観客として楽しめる時間になるといいなと願っています。

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夏休みは、あまり観劇経験がない人を誘いやすい時期でもあると思いますので、誰かを誘っての観劇もおすすめの季節です。暑さを忘れ、涼しい劇場内で別世界への旅を楽しんでください(テント芝居は暑そうですが、それも楽しそう!)。

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この記事を書いた人

高知出身。大学の演劇コースを卒業後、雑誌編集者・インタビューライター・シナリオライターとして活動。

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