黒羽麻璃央、崎山つばさら次回はハワイで○○希望?『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』舞台挨拶レポート

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2019年7月12日(金)から全国公開される『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』の完成披露上映会が、6月2日(日)に東京・よみうりホールにて開催され、出演する黒羽麻璃央、崎山つばさ、小林且弥、大山真志、監督の三原光尋が舞台挨拶に登壇した。

本作は、大人気料理男子コミック「広告会社、男子寮のおかずくん」を原作にしたお仕事&クッキングドラマの劇場版。ミナト広告会社で働き、社員男子寮に入居している「おかずくん」こと西尾和(にしおかず)、東良啓介、北一平、南郷正の4人は、クセのあるクライアントに悩まされながらも、“幸せな広告を作るため”お仕事にまっしぐら。1週間の疲れを癒やすため、毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る「ハナキン持ち寄りごはん会」を開いて、美味しい手料理をほおばっている。映画では、ライバルの大手広告会社から勝ち取った新プロジェクトにより、“広告”の理想と現実に直面してしまうおかずくんの奮闘が描かれる。

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映画の上映終了後、舞台挨拶はオープニングソング「TGIF」を担当するDEVIL NO IDのパフォーマンスからスタート。沖縄出身のガールズダンスクルーによるキレキレのダンスと歌により会場が盛り上がる中、黒羽らが登場した。

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主演の西尾役を演じる黒羽は「東京の上映会に(キャスト)4人で来られて嬉しく思っています」と喜びを露わにすると、東良役を演じる崎山も「こんなにたくさんの方に見てもらえて、すごく嬉しいです」と感謝を述べた。

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続いて、北役を演じる小林が「ベースを担当している小林です」とおどけると、南郷役を演じる大山も「ドラムを担当している大山です」と小林の挨拶に乗っかり、監督の三原までも「縦笛担当の三原です」とかぶせて、会場は大爆笑。のっけから大盛り上がりとなった。

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映画版の撮影について、本作のドラマ版が連続ドラマ初出演だった黒羽は「ドラマ版も最初から仲良くこの4人と監督を含め、チームワークの良い座組で作品を作れていました。映画の撮影はハードなスケジュールでしたが、食事シーンで栄養を取って、日々楽しくやらせていただきました」と振り返った。崎山も「ドラマの時からごはんが美味しくて、お弁当も用意されていたんですけど、お弁当も食べつつ、食事シーンのごはんも食べ、食費を浮かせることができました(笑)」と裏話を披露した。

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4人の仲の良さがよく表現されているという江の島の海で起こる“事件”の話となると、黒羽は「最終日に撮影したので、今までやってきた『おかずくん』の世界観もあって、最後は青春みたいな感じでした。子どもに戻ったかのような気持ちで、キャピキャピできて楽しかったです」と明かした。崎山は「その撮影の後に、4人でシャワーを浴びたのがすごくいいなと思いました」と語ると、黒羽が「裸の付き合いもしましたね」と笑顔を見せた。

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“幸せな広告を作るため”という夢にちなんで、“今の夢”というトークテーマでは、黒羽が「次回作はハワイで、ロコモコ丼ですね。本気で狙っています!」と宣言した。崎山は「野球選手です。まだ諦めていなくて、小学生の頃の文集にプロ野球選手になりたいと書いたんですよ。ドラフト会議の時はソワソワしています(笑)」と回答。そんな崎山は、イベント後半のプレゼント抽選会で、くじを引く際にドラフト会議で自分が指名されるというネタを披露し、会場の笑いを誘った。

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さらに、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演している黒羽と崎山に絡めて、小林が「刀剣乱舞に出たいです」と答えると、大山も「俺も刀剣乱舞に出たいです」と同調し、観客から賛同の拍手を浴びていた。

イベントの終盤には、各登壇者からメッセージが寄せられた。三原は「劇場公開の時に、みなさんのお声が届けば、パート2もあるかもしれません。もし決まったら、監督は同じ人でやってほしいと声を上げてほしいです(笑)」、本作が映画初出演の大山は「たくさんの素敵なメンバーとスタッフさんに囲まれて、出演できたことを幸せに思います。皆さん、この作品を愛してください」、小林は「皆さんの力で僕らをハワイに連れて行ってください(笑)」とそれぞれが観客へ呼びかけた。

崎山は「映画を見て、お仕事とか勉強の励みにしていただければと思います。そして、好きな人を推すという“推しごと”もしていただいて(笑)。皆さんと共にこの映画を盛り上げていきたいです」と意気込んだ。

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最後に、黒羽は「映画も完成し、一般公開され、口コミで広がり、ハワイに行くぞと(笑)。ハワイでロコモコ丼を作るシーンを想像しながら、『夢叶ったね、わくわくロコモコ丼』というタイトルで話ができるように、ぜひともよろしくお願いいたします!」と呼びかけた。

『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』は7月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開。

(C)オトクニ/libre 2018 (C)「広告会社、男子寮のおかずくん」製作委員会

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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