s**t kingzのshojiとOguriが朗読&ダンスで『ジキルとハイド』を表現

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ダンスだけでストーリーを表現する”無言芝居”などで知られる、4人組ダンスパフォーマンスグループs**t kingz。このほどメンバーであるshojiとOguriが、怪奇小説『ジキルとハイド』をテーマにした新舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』を朗読&ダンスパフォーマンスで上演する。

『ジキルとハイド』と言えば、過去にブロードウェイミュージカルとしてトニー賞の最優秀ミュージカル脚本賞にノミネートされるほか、世界各国各言語で上演される、”二重人格”を題材にした代表的な作品。

今回はそのストーリーテラーとして、ダンサーである二人が”朗読の語り手”と”パフォーマー”に分かれて、物語を進行するという新しいスタイルに挑戦する。これまで“無言芝居”を行ってきた彼らにとって、初めての試みとなる“朗読劇”の上演台本・演出を務めるのは、2019年第26回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞した劇作家・演出家の瀬戸山美咲。

また、本公演は2日間4公演のうち、2公演は、朗読shoji/パフォーマンスOguri、2公演は朗読Oguri/パフォーマンスshojiと入れ替わるため、まったく違う声色とパフォーマンスを2種類楽しめるようになっている。

◆shoji
ジキルとハイドという名作を、朗読とダンスで表現するという新しいチャレンジにとてもワクワクしています。今までは、ダンスを用いた身体表現によって抽象的で、かつ人間の本能に直接訴えかけるような表現をしてきましたが、朗読はより現実的で理性に訴えかけるような表現方法だと思うので、朗読とダンスの組合せで、さらに表現の幅を広げていけたらと思います!30代で迎えた新たなチャレンジ、刺激的です!

◆Oguri
声や言葉を使わずに身体表現のみでやってきたシッキンですが、今回二人で思いっきり「声」と「言葉」で勝負させていただきます!声を出すって楽しくて気持ち良くて難しい!そんな事を改めて感じながら挑戦させていただいてます!今回のジキルとハイドは「友情」に焦点を当てた作品です!果たしてオレとshojiくんの友情は本物なのか!?(笑)ぜひその目で確かめに来てください!

瀬戸山美咲(劇作家・演出家)
『ジキルとハイド』はホラーとして有名な作品ですが、実は友情の物語でもあります。変わっていく友を救いたいと願う男と、友に対して後ろめたさを感じながら 自分を抑えられない男。s**t kingz結成11年という、実際に長い時間一緒に過ごしてきた二人だからこそ、実感を持って演じられる ストーリーだと思います。ふたりの朗読とダンスが織りなす、怖く、切なく、美しい友情の物語をぜひお楽しみください。

『My friend Jekyll』は2019年6月8日(土)・6月9日(日)に東京・Spiral Hallにて上演される。

【s**t kingz公式サイト】http://shitkingz.jp/

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