2019年9月に上演されるミュージカル『ペテン師と詐欺師』より、メインビジュアルが公開された。本作は、1988年にスティーブ・マーティンとマイケル・ケインで映画『ペテン師と詐欺師 だまされてリビエラ』として公開、2005年にブロードウェイでミュージカル化された作品。トニー賞で10部門11ノミネート、ミュージカル主演男優賞を受賞し、耳馴染みの良い音楽と“どんでん返し”のラストシーンが話題となった。
この傑作コメディミュージカルを、今回は福田雄一の演出・上演台本、山田孝之と石丸幹二のW主演で上演する。ミュージカル『フル・モンティ』、『シティ・オブ・エンジェルズ』などに続く、福田&山田のタッグに石丸が加わり、さらに宮澤エマ、保坂知寿、大和田美帆、岸祐二らも集結。新たな日本版の『ペテン師と詐欺師』を誕生させる。
【あらすじ】
若くケチなアメリカ人詐欺師、フレディ・ベンソン(山田)がやってきたのは、世界中の大金持ちが訪れる高級リゾート地・南仏リヴィエラ。そこでは既に凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン(石丸)が、相棒の警察長アンドレ(岸)と共に、ダンディな魅力で大金持ちの未亡人ミュリエル(保坂)を始めとする富豪の女性たちを騙して荒稼ぎしていた。
ひょんなことからフレディはローレンスの正体を知り、その才能にほれ込んで強引に弟子入りをする。二人は協力して石油王の娘ジョリーン(大和田美帆)を騙すことに成功するが、詐欺師同士、縄張りをめぐって次第に敵対し、勝負をすることになる。狙う獲物は見るからに育ちの良いアメリカ人旅行者のクリスティーン(宮澤)。勝負の内容は、彼女から先に5万ドルを巻き上げたほうが勝ち、というもの。
才気溢れる若手詐欺師と優雅なベテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末は――?
公開されたメインビジュアルでは、南仏・リビエラを舞台に、標的とする裕福な女性たち(宮澤、保坂、大和田)と警察署長(岸)の間で、山田と石丸が演じる二人の詐欺師が火花を散らしている。
ミュージカル『ペテン師と詐欺師』は、9月1日(日)から9月26日(木)まで東京・新橋演舞場にて上演される。チケットは、6月15日(土)10:00より一般発売開始。
【公式HP】https://www.petenshi-musical2019.com/