ケビン・コスナー主演、ローレンス・カスダン脚本、ワーナーブラザーズの映画『The Bodyguard/ボディガード』を原作に据えたミュージカル『ボディガード』の来日公演が決定した。
本作は、2012年ロンドン・ウェストエンドのアデルフィ劇場で初演された作品。「英国ローレンス・オリヴィエ賞」で、最優秀作品賞を含む4部門にノミネートされ、オランダ、ドイツ、韓国、カナダ、イタリア、オーストラリア、スペイン、フランスなどで上演され好評を博した。
【あらすじ】
人気絶頂の歌手レイチェル・マロンは、謎のストーカーに付きまとわれ、敏腕ボディガードのフランク・ファーマーが雇われた。レイチェルは、警備強化のため窮屈な生活を強いるフランクを疎ましく思うが、献身的な仕事ぶりに次第に心を開き、二 人は互いに愛し合うようになる。常に行動を共にしてきた姉が殺されてしまうなど危険状況にあることを知りながら、アカデ ミー賞受賞式への出席を決意する。狂気を増していくストーカー。歌手人生に命をかけるレイチェル。任務遂行に身を捧げるフランク。家族が、仲間たちが、愛情、友情、恐怖、嫉妬、欲望がうずまく複雑な感情に揺り動かされストーリーは進行していく―。
ミュージカルでは映画で使われた「I Will Always Love You」はもちろんのこと、「Greatest Love of All」「I’m Every Woman」「Where Do Broken Hearts Go」「Queen of the Night」 「So Emotional」「One Moment in Time」「Saving All My Love」「Run to You」「I Have Nothing」「I Wanna Dance with Somebody」など、魅力的な名曲の数々が盛り込まれている。
映画でホイットニー・ヒューストンが演じたヒロインのレイチェル役には、本場ウェストエンド公演で圧倒的な歌唱力で観客を虜にしたアレクサンドラ・バークと、『ライオンキング』『ドリームガールズ』など様々な作品でヒロインを演じている実力派女優ジェンリー・シャローがダブルキャストで出演を予定。初来日となる。
ミュージカル『ボディガード』来日公演は2019年9月に東京と大阪で上演予定。