草なぎ剛×デヴィッド・ルヴォーの音楽劇『道』まもなく開幕

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草なぎ剛主演、音楽劇『道』が、2018年12月8日(土)に開幕する。開幕に先駆け、フォトコールと囲み会見が行われた。速報として、その舞台写真の一部をお届けする。

本作は、1957年にアカデミー賞を受賞したフェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』を、デヴィッド・ルヴォーのアイデアをもとに、日本で初めて舞台化するもの。大道芸人ザンパノ役は草なぎ、ジェルソミーナ役を蒔田彩珠、イル・マット役を海宝直人、モリール役を佐藤流司が演じる。

開幕にあたり、蒔田、海宝、佐藤の初日コメントを紹介。

◆蒔田彩珠(ジェルソミーナ役)
どうなるかまったく想像もつかなかった稽古も、あっという間に終わって、気がついたらもう公演。楽しみな気持ちと緊張でいっぱいです。ルヴォーさんをはじめ共演者の方や、皆で創り上げている舞台です。毎公演新しい発見をし、それを次に繋げ、最後の公演まで進化していけたらいいなと思っています。

◆海宝直人(イル・マット役)
ルヴォーさんの演出はとてもクリエイティブで妥協がなく、日々溢れ出すインスピレーションに導かれてきました。とても美しくて残酷な世界。観に来てくださった方々それぞれが何かを感じて、持って帰っていただけたら嬉しいです。

◆佐藤流司(モリール役)
今回の舞台は、自分の役者としての新たな挑戦でありながら、キャストの皆様から学ばせてもらうことの多い、一石二鳥とも三鳥とも言える舞台だと感じております。かなり奥深い作品だと思いますので、前日はしっかりと睡眠をとってからいらっしゃることをお勧めいたします。それでは最後までよろしくお願いいたします。

このほか、池田有希子、石井咲、上口耕平、フィリップ・エマール、岡崎大樹、金子大介、鹿野真央、土井ケイト、西川大貴、橋本好弘、春海四方、妃海風、安田カナ(50音順)が出演。

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【あらすじ】
純粋無垢なジェルソミーナは、貧困に喘ぐ家族のために、粗暴な大道芸人ザンパノに買われ、芸の助手としてオート三輪で旅に出る。旅回りの途中、二人はサーカス一座に参加した。そこには自由奔放な綱渡り芸人イル・マットがいた。イル・マットは希望を失ったジェルソミーナに、芸を教え、助言をくれる特別な存在だった。旧知の仲のザンパノとイル・マットは、事あるごとに対立し、ついには警察沙汰になりサーカス一座を追い出されてしまう。ジェルソミーナは、一座やイル・マットから引きとめられるも、結局、誰にもついて行かずにザンパノと一緒に旅を続けることを選んだ。
しかし、道中偶然再会したイル・マットをザンパノは、不意に殴り殺してしまう。ショックのあまり、ジェルソミーナは情緒不安定になり、旅芸人として使い物にならない。ザンパノはジェルソミーナを置いて一人旅立ってしまう。
時は流れ、ザンパノは海辺の町で偶然聞き覚えのあるメロディーを耳にする。そして、口ずさんでいた女の話から、ジェルソミーナが死んだということを知らされたザンパノは、自分の後悔と絶望、大きな孤独感に打ちのめされ一人海岸の砂浜に伏して嗚咽するのであった・・・。

音楽劇『道』は、12月8日(土)から12月28日(金)まで東京・日生劇場にて上演される。

【公式HP】http://www.umegei.com/michi2018/

※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記

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