青春小説の名作「時をかける少女」(著:筒井康隆)の続編「続・時をかける少女」が、ヨーロッパ企画の上田誠による脚本・演出で初の舞台化を果たす。主人公・芳山和子役に上白石萌歌が決定したことがすでに発表されていたが、新たに全キャストとビジュアルが公開された。
「時をかける少女」で、上白石が演じる芳山和子はクラスメイト深町一夫(実は未来人のケン・ソゴル)と恋に落ち、彼の開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベルの超能力を得た。しかし、ケン・ソゴルが未来へ帰る際、彼に関わるすべての記憶を消されてしまう。「続・時をかける少女」で高校生となった和子の前に、再び現れたケン・ソゴルは「未来から来た3人の科学者を一緒に探してほしい」と依頼するのだった。記憶を失ったはずの和子だが、再びケン・ソゴルに惹かれていき・・・。
新たに出演が発表されたのは、未来人ケン・ソゴル役の戸塚純貴、和子の幼なじみである浅倉吾郎役の健太郎、そして、和子がタイムトラベルをした過去で出会うわけありホステス役の新内眞衣(乃木坂46)。
また、ケン・ソゴルが探す3人の科学者として石田剛太、諏訪雅、土佐和成、彼らを追う捜索隊のメンバーとして永野宗典と、ヨーロッパ企画のメンバーも出演。さらに捜索隊隊員メンバー役を青年団の島田桃依、捜索隊隊長役を阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗、タイムトラベルを研究する謎の人物役をバッファロー吾郎A、和子たちを後押しする先生役をMEGUMIが務める。
小説「時をかける少女」は、1972年に『タイム・トラベラー』としてドラマ化。好評につき、同年に続編となる『続 タイム・トラベラー』も放送された。これは原作の著者である筒井の公認のもと創作された作品で、その後、ドラマの脚本は「続・時をかける少女」として書籍化。今回、ドラマ放送から45年の時をかけ『続・時をかける少女』として初の舞台化が実現した。
舞台『続・時をかける少女』は、2018年2月7日(水)から2月14日(水)まで東京・東京グローブ座にて、2月17日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。チケットは、12月16日(土)10:00より一般発売開始。
【舞台『続・時をかける少女』全キャスト及び上田誠の動画コメント】
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【公式HP】http://event.1242.com/special/zokutokikake/
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