2017年7月15日(土)に大阪・NHK大阪ホールでミュージカル「ヘタリア~in the new world~」が幕を開けた。本作は、日丸屋秀和の人気コミック「ヘタリア Axis Powers」を原作とするミュージカル化第3弾。開幕にあたり、演出を手掛ける吉谷光太郎と、イタリア役の長江崚行からコメントが届いた。
◆吉谷光太郎(演出)
今回のテーマはまさに「成長」です。国として、人としての成長。その成長の手助けとなってくれるものの一つに歴史があります。先人たちの言葉や背中には、国や人が成長するためのヒントがたくさんあります。
先人たちの言葉がジャンプ台になって我々を未来へ飛ばしてくれるのです。「成長」をテーマに掲げている以上、私たちスタッフやキャストの皆も成長していないと説得力がありません。第1弾、第2弾を経て、作品の目指すゴールを手短かなものにせず、こだわり抜いて作りました。まさに集大成となる作品です。
皆様の元に様々な「成長」をお届けしたいと思います。
ただ、「おもちゃ箱」のような楽しいミュージカルであることは今回も変わりません。
初めましての方も、たくさん笑ってご覧ください。
そして、物語にちりばめられたたくさんのメッセージをお受け取りいただければ幸いです。
◆長江崚行(イタリア役)
いつも応援していただき、ありがとうございます。イタリア役、長江崚行です。 ミュージカル「ヘタリア ~in the new world~」が大阪から始動しました。前作から約半年という異例のスピードで続編が上演されるのは、皆さんの応援があってこそです。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
今作は、枢軸国の3人が主軸となっています。過去作とはまた違った「ヘタミュ」になったと思っているので、過去作をご覧になった方も、初めて観る方も、楽しんでいただけると思います。期待してご来場ください。それではまた劇場で。チャオ!
なお、初日のカーテンコール、および、終演後の公式Twitterで、本公演が「ヘタミュ」シリーズ最終公演となることが発表された。
ミュージカル「ヘタリア~in the new world~」は7月17日(月・祝)まで大阪・NHK大阪ホールにて、7月21日(金)から8月2日(水)まで東京・シアター1010にて上演。
(C)日丸屋秀和・幻冬舎コミックス/ヘタリア製作委員会 (C)ミュージカル「ヘタリアNW」製作委員会