EXILEのメインボーカリストとして活躍するTAKAHIRO が、2017年6月から7月にかけて上演される『MOJO(モジョ)』で初舞台を踏むことが分かった。
『MOJO(モジョ)』は、映画『007/スペクター』(2015年)の共同脚本などで注目を集めたジェズ・バターワースの処女作であり、ダークな若者たちの不安定な心理をスピーディーにあぶり出していく会話劇。1996年には、イギリス演劇界最高の栄誉とされるローレンス・オリヴィエ賞で最優秀コメディ賞に輝いている。
日本初上演となる今回は、演出・上演台本を青木豪が手掛ける。
出演者には、TAKAHIROのほか、波岡⼀喜、木村了、尾上寛之、味方良介、横田龍儀が決定。出演決定にあたり、TAKAHIROからコメントが届いている。
◆TAKAHIRO
『MOJO(モジョ)』という、イギリスでとても人気のある作品の⽇本初公演に、出演させていただくことになりました。
1950 年代ロンドンの場末のナイトクラブを舞台に展開される若者たちの姿が描かれた作品で、僕はベイビーという役を演じさせていただきます。初舞台で経験もなくまだまだ未知数な部分がたくさんあるのですが、未知数だからこそたくさん吸収できると思いますし、とにかく⼀⽣懸命喰らいついていきたいと気合いが入っています。
さらに骨太な演劇の中にあるダークな笑いやスリリングな展開など、この作品ならではの魅力を表現し、僕オリジナルなベイビーという人間を作り上げられるよう、全力でぶつかりたいと思います。
『MOJO(モジョ)』は、6月23日(金)から7月14日(金)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演される。チケットの一般発売は、5月14日(日)10:00より開始。
【あらすじ】
ロックンロール・カルチャー全盛の1950 年代後半。ロンドンのアトランティック・クラブでは、17 歳のスター歌手シルバー・ジョニーの人気に火がつき、その利権を巡って地元のギャングとクラブオーナーの間にキナ臭い空気が漂っていた。そんな不穏な気配はいざ知らず、クラブの下働きの連中はくだらない世間話に花を咲かせては飲み明かす毎日。
そんなある夏の日、事件が起こる。クラブの面々はひどく動揺するが、オーナーの息子ベイビーは奇妙なほど冷静だった。不信と欺瞞が渦巻く中、運命の夜が訪れる─。