2016年9月から11月にかけて、キャラメルボックス 2016 グリーティングシアターvol.3『嵐になるまで待って』で全国を回る。グリーティングシアターとは、演劇集団キャラメルボックスの作品を全国に届けるために始まった“会いに行く”ツアー。『無伴奏ソナタ』(2014年)、『水平線の歩き方』(2015年)に続き、今回が3度目の実施となる。
『嵐になるまで待って』は、今回で5度目の上演となるキャラメルボックスの代表作。二つの声で人を自由に操ることができる男・波多野と、彼のもう一つの声を唯一聞き取ることができるヒロイン・ユーリの息詰まる攻防を軸に、自分の愛するものを必死で守ろうとするそれぞれの思いが激しくぶつかり合う物語となっている。また作中には手話が使われており、ダンスシーンなどにも取り入れられ、出演者全員が手話に取り組むという。
そしてゲストには、「犬と串」、「アマヤドリ」、「DULL-COLORED POP」といった様々な劇団公演へ客演し注目を集める一色洋平と、「クロムモリブデン」所属の久保貫太郎を迎える。一色のキャラメルボックス公演への出演は初、久保は『さよならノーチラス号』(2009年)以来の出演となる。
このほかの出演は、原田樹里、鍛治本大樹、岡内美喜子、山崎雄也、木村玲衣、関根翔太、毛塚陽介、西川浩幸。
キャラメルボックス 2016 グリーティングシアターvol.3『嵐になるまで待って』は、9月21日(水)から9月25日(日)まで東京・かめありリリオホールにて上演される。その後、全国ツアーを行う。日程の詳細は、以下のとおり。
【東京公演】9月21日(水)~9月25日(日) かめありリリオホール
【栃木・足利公演】9月28日(水) 足利市民プラザ
【栃木・宇都宮公演】10月1日(土) 栃木県総合文化センター メインホール
【山形公演】10月4日(火) シベールアリーナ
【愛知公演】10月8日(土) 春日井市民会館
【三重公演】10月10日(月・祝) 三重県文化会館 中ホール
【大阪公演】10月14日(金)~10月16日(日) サンケイホールブリーゼ
【兵庫公演】10月19日(水) 姫路キャスパホール
【広島公演】10月22日(土) はつかいち文化ホール さくらぴあ 大ホール
【新潟公演】10月29日(土) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
【埼玉公演】11月3日(木・祝) 所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール
※山崎雄也の「崎」のつくりは、正しくは「大」の部分が「立」。