2024年7月26日(金)に東京・サンシャイン劇場にて、『無伴奏ソナタ -The Musical-』が開幕する。初日前日には公開ゲネプロと取材会が行われ、平間壮一、多田直人(キャラメルボックス)、大東立樹、熊谷彩春、藤岡正明、霧矢大夢が登壇した。
キャラメルボックスの代表作となった『無伴奏ソナタ』
2012年に舞台作品として演劇集団キャラメルボックスが初演した『無伴奏ソナタ』。これまでに全国10ヶ所、延べ5万人以上を動員し、圧倒的な評価を博した名作の初ミュージカル化作品となるのが本作だ。
原作は「エンダーのゲーム」でネビュラ賞とヒューゴー賞をダブル受賞したアメリカの作家オースン・スコット・カードの短編小説で、すべての人間の職業が幼児期のテストで決定される時代を舞台に、音楽の天才として見出された男の壮絶な人生を描く。
ミュージカル版の脚本・演出・作詞を務めるのは、舞台版も手掛け、数々の演劇作品を生み出してきた成井、音楽は、元ピアノロックバンドWEAVERのボーカルで現在はソロプロジェクトONCEとして活動している杉本雄治が美しく、多彩な楽曲の数々を書き下ろす。
平間が演じるのは、音楽の天才として見いだされる主人公クリスチャン。彼の生活を監視するウォッチャー役には、舞台版『無伴奏ソナタ』でクリスチャンを演じた多田(キャラメルボックス)が扮する。そして、大東、熊谷、藤岡、霧矢のほか、畑中智行(キャラメルボックス)、原田樹里(キャラメルボックス)、染谷洸太、西野誠、町屋美咲らが出演する。
『無伴奏ソナタ -The Musical-』は、7月26日(金)から8月4日(日)まで東京・サンシャイン劇場、8月10日(土)・8月11日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。上演時間は1幕:70分、休憩15分、2幕50分の計約2時間15分を予定。
『無伴奏ソナタ -The Musical-』あらすじ
すべての人間の職業が、幼児期のテストで決定される時代。
クリスチャン・ハロルドセンは生後 6 ヶ月のテストでリズムと音感に優れた才能を示し、2歳のテストで音楽の神童と認定された。そして、両親と別れて、森の中の一軒家に移り住む。そこで自分の音楽を作り、演奏すること。それが彼に与えられた仕事だった。
彼は「メイカー」となったのだ、メイカーは既成の音楽を聞くことも、他人と接することも、禁じられていた。
ところが、彼が 30 歳になったある日、見知らぬ男が森の中から現れた。男はクリスチャンにレコーダーを差し出して、言った。
「これを聴いてくれ。バッハの音楽だ・・・」
『無伴奏ソナタ -The Musical-』公演情報
<上演スケジュール>
【東京公演】2024年7月26日(金)~8月4日(日) サンシャイン劇場
【大阪公演】2024年8月10日(土)・8月11日(日) 森ノ宮ピロティホール
<キャスト・スタッフ>
【出演】
平間壮一 多田直人(キャラメルボックス) 大東立樹 熊谷彩春/藤岡正明
畑中智行(キャラメルボックス) 原田樹里(キャラメルボックス) 染谷洸太 西野誠 町屋美咲/霧矢大夢
【原作】オースン・スコット・カード
【翻訳】金子司
【脚本・演出・作詞】成井豊
【音楽】杉本雄治
『無伴奏ソナタ -The Musical-』公式サイト・SNS
【公式サイト】https://napposunited.com/sonatathemusical/
【公式X(Twitter)】@mubansoumusical