演劇界の旗手として国内外を問わず精力的に活動する野田秀樹。彼が主宰するNODA・MAPの本公演20作目となった『逆鱗』(2016年1月~4月上演)が、早くも9月22日(木・祝)にWOWOWにて放送されることが決定した。今作は野田が“水族館”から着想し、“人魚”や“海の底”へと想像を膨らませ、以前から書いてみようと思っていたという、ある“到達点”へと向かう物語だ。
出演は、野田をはじめ、野田作品には2009年の『パイパー』以来7年ぶりの参加となる松たか子と、2004年の『透明人間の蒸気』から実に12年ぶりの復帰となる阿部サダヲ。さらに、2013年のNODA・MAP『MIWA』に続いての出演となる瑛太、井上真央、池田成志。そして、NODA・MAP初参加の満島真之介など、豪華キャストがそろう。
野田が当て書きしたという魅力的な登場人物、野田作品ならではの言葉遊び、アンサンブルによる印象的な場面転換、美しく幻想的な舞台美術や衣装など、見どころ満載の作品だ。
野田自ら、「自分にとって分岐点になる可能性を秘めた作品」と振り返る珠玉のステージ。時間も空間も軽く飛び越える、唯一無二の世界に深く浸ってもらいたい。
NODA・MAP『逆鱗』は、9月22日(木・祝)夜8:30よりWOWOWライブにて放送される。