1984年から1996年まで放送されたミステリードラマ『ジェシカおばさんの事件簿』で、主役ジェシカ・フレッチャーを演じたアンジェラ・ランズベリーが、ブロードウェイの舞台『ドーヴァーの青い花』に出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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本作でアンジェラが演じるのは、娘が再婚したことを許せず、孫娘ローレルを育てる老婦人。彼女は、「母親が自分を捨てた」とローレルに信じ込ませていたが、やがてローレルは、祖母の話が嘘であることを知ってしまう・・・というストーリー。1955年にブロードウェイで初演された本作は、1963年にデボラ・カー主演で映画化もされている。アンジェラが主演するリバイバル公演では、社会派ドラマ『ニュースルーム』で製作総指揮を務めたスコット・ルーディンと、舞台『シカゴ』で音楽監督を担ったアンドリュー・ブライアンが演出を手掛けることが決定している。
アンジェラは、ミュージカル『ジプシー』や『スウィーニー・トッド』といった作品でトニー賞に5度輝き、2度ノミネートされるという演劇界でも輝かしい経歴を持っている。近年では、ブロードウェイの舞台『The Best Man』への出演や、ジェームズ・アール・ジョーンズ(『スター・ウォーズ』シリーズ)と共演した演劇『ドライビング Miss デイジー』では、オーストラリアでも舞台を踏んでいる。
2012年からリバイバルとして甦ることが噂されていた『ドーヴァーの青い花』は、2017年~2018年のシーズンの公演スタートを目指していると報じられている。