2016年2月13日(土)より、いよいよ全国公開される映画版『ライチ☆光クラブ』。本作の公開に先駆け、1月11日(月)に記者会見が行われ、野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音らが集結。会見では撮影中のエピソードが語られ、新年の抱負の書き初めなども行われた。
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光クラブのリーダー・タミヤを演じる野村は「原作はすごく参考にしました。タミヤが一番光クラブの中で普通だと感じたので、僕自身は普通であることを意識しました。僕だけの力ではもちろん無くて、むしろ、他のメンバーが個性的なキャラクターを熱演してくれたので、みんなのおかげでタミヤが完成できたような気がします」と振り返る。
絶対悪のカリスマ・ゼラを演じた古川は「これまでは学生役など、少女漫画の作品が多くて、いつか悪役を演じてみたい気持ちは前々からあったので、オーディションに受かったときは本当に嬉しかったです。現場に入ってからも、不安もありましたが、楽しく参加させていただき、毎日ゼラについて考えていました」とこれまで自身が演じたことのないタイプの役への意気込みを感じさせた。
また、謎の美少年ジャイボ役の間宮が「原作のもつ生々しさが映画でも表現できるよう努めました。ビジュアルイメージはスタッフさんを信用して、あとは心の中でいかにゼラを心から愛せるかを課題にしていました。俳優を始めて最初のラブシーンが古川君でよかったです(笑)」とコメントし、古川とともに照れ笑いを浮かべ、周囲から「エロい!」といじられる一幕も。
そのほか、ニコ役の池田が語った「特殊メイクで片目をずっと閉じているので、お昼ごはんがうまく食べられなかった」という苦労エピソードや、女子力の高い雷蔵を演じる松田が「撮影前後も、常に女子力を高めることを考えて体を磨いていた」という珍(?)エピソードなども明かされた。
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映画の公開に向け、間宮は「この映画は、日本映画の中でも特異な存在になるかなと。そういう作品をこのメンバーと内藤監督と一緒に作りあげることができてよかったです。ぜひ同世代の方々にも観てもらいたい。やっぱりこういうビジュアルの作品なので、食わず嫌いならぬ、“観ず嫌い”の方もいるとは思いますが、ぜひ劇場でご覧いただいた方は口コミで説得してくれたら嬉しいです!」呼びかけた。
続いて、古川が「この映画でしか味わえない『ライチ☆光クラブ』の世界観をぜひ劇場で体感してほしいです」と挨拶し、最後に野村が「こんなに若い俳優たちばかりが出ている映画はそんなにないと思います。あまりなかった映画かなと感じていますので、是非、劇場に足を運んでいただき、次の世代を見るような感じで映画を見ていただけたら嬉しいです」と会見を締めくくった。
映画『ライチ☆光クラブ』は、2016年2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。
(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
配給:日活