ミュージカル版『ダイナー』、ブロードウェイへ進出?!

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1982年に公開され、ミッキー・ロークやケヴィン・ベーコンら人気俳優が出演した青春映画『ダイナー』。人気シンガーのシェリル・クロウが楽曲を手掛けた本作のミュージカル版が、ブロードウェイ進出を狙っていることがわかった。米Playbillが報じている。

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1959年のボルチモアを舞台にした本作では、地元のダイナーに集まる幼なじみ5人組、ブギーとフェンウィックにエディーとシュレヴィー、ビリーの青春と将来の夢が描かれる。デラウェア州ウィルミントンのデラウェア・シアターカンパニーで、2016年1月3日(日)まで公演が行われたミュージカル版は、映画版で脚本・監督を務めたバリー・レヴィンソンが同じく脚本を手掛けている。

当初、2012年にブロードウェイで初演されるはずだったミュージカル版は何度も製作が延期され、2014年にバージニア州アーリントンのシグナチュアー・シアターにて上演にこぎつける。そして、デラウェア・シアターカンパニーでの公演を終えたクリエイティブ・チームは、本作のブロードウェイ進出を狙っているとのことで、楽曲を担当したシェリルは次のようにコメントしている。「ミュージカルはアルバム制作とは異なるわ。レコードが出来上がったら、アルバムのデザインを決めてプロモーションをする。それからツアーに出る訳だけど、アルバム作りは仕事の順序が決まっているの。でも、舞台はそうはいかないわ。最後には劇場へ出向いて、ステージに磨きをかけることになる。何を期待していいのか分からないし、常にブロードウェイで上演されることを願うようになるの」と、アルバム制作とは違うミュージカル製作の苦労を語りながらも、ブロードウェイ進出への意気込みをうかがわせた。

ミュージカルの楽曲作りで新境地を開いたシェリルは、2月にテネシー州ナッシュビルとフロリダ州マイアミでコンサートを開催する予定。

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