2025年11月から12月にかけて、ミュージカル『クリスマス・キャロル』が全国ツアーで上演されることが決定した。
主役のスクルージ役は、3年ぶり2度目の登板となる吉田栄作が務め、共演には土屋アンナ、吉田要士が名を連ねる。

ディケンズの名作が心温まるミュージカルファンタジーに!
ミュージカル『クリスマス・キャロル』は、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの小説をもとにしたオリジナルミュージカル。
「クリスマス」の夜に繰り広げられる、不思議で心温まるミュージカルファンタジーとして、人と人との繋がりや、人を愛することの大切さを、ミュージカルならではの華やかさと迫力の舞台で描き出す。
主演は吉田栄作!土屋アンナ、吉田要士ら実力派キャストが集結
主人公である冷徹で守銭奴なスクルージ役を務めるのは、3年ぶり2度目の主演となる吉田栄作。近年、映画やテレビドラマのみならず、ミュージカルやアイススケートショーなどでも活躍する吉田が、再びこの役に挑む。
また、物語の鍵を握る三人の女性を演じるのは土屋アンナ。女優、歌手として幅広く活躍する土屋が、ミュージカル『ALICE』に続き2度目のミュージカルに挑戦。スクルージ最愛の人、ロンドンのショーガール、そして狂気の老婆を演じ分ける。
スクルージの親友でビジネスパートナーのマーレイ(幽霊)役は、2013年の初演から唯一シングルキャストで演じ続けている吉田要士が引き続き担当する。
また、本作の演出・台本・音楽は、ブロードウェイミュージカル『サウンド オブ ミュージック』や『フットルース』をはじめ、ハウステンボスのショーやパレードなども手掛けてきた⻄田直木が務めることに。
東京をはじめ、北海道から鹿児島まで全国を巡る「クリスマスの奇跡」が、今年も街を賑やかに彩るだろう。
キャスト・スタッフのコメント到着!
今回、全国公演開催決定にあたり、スクルージ役の吉田栄作、三人の女役の土屋アンナ、マーレイ役の吉田要士、そして演出・台本・音楽を担当する⻄田直木からコメントが到着した。
スクルージ役:吉田栄作
今回、個人的には再演になりますが、台詞が最初「うるさーーい!」から始まることを覚えています。
久しぶりに音楽を聴きましたら歌詞を覚えていて、やっぱりそれだけミュージカルの歌詞の力、音楽の力というのは大きいなと再認識しました。
だんだん季節が11月12月となってくると、本当にたくさんの人が、今年のクリスマスはどんなふうに過ごそうかと考える一大イベントだと思うのですが、そんな中でこのミュージカルを観に来ていただいて、温かい気持ちになって帰っていただけたらいいと思います。
お近くに来ていた場合には、この舞台を観て、今年の2025年のクリスマスの思い出にしていただけたらなと思います。
三人の女役:土屋アンナ
今回はイザベラ、イライザ、イボンヌの3役をやらせていただきます。
3人とも全然違うキャラクターなのですが、どこかしらが似ている、スクルージとの関係を持つ女性の方々なんですけど、これから自分の似ているところだったり、こういう女性たちがいるんだということを稽古を通して発見していくだろうなと思っています。
おしとやかな女性と強い女性と、そしてメッセージをくれる老婆という女性の3人の女性を演じていくというのを聞いて、私はすごく面白いと感じました。
今まで一人3役をやったことがなかったので、楽しみでワクワクの気持ちでいっぱいなので、練習を積み重ねつつ、自分でこの3役をどうものにしていこうかなと考えている最中です。
クリスマスそして、ミュージカルということで、本当に華やかで楽しく、心躍る時間もあると思うので、大人の方は色々な意味で、引き込まれる作品になると思いますし、子供達も学ぶこともできますし、ミュージカルの世界にどっぷり浸って笑顔になることは間違いないと思います。
本当に大切な作品だと思うので、私も一生懸命やりたいと思うので、観に来てください。
マーレイ役:吉田要士
またこうしてこの作品に携わることができ、そしてまた吉田栄作さんと、土屋アンナさんと一緒にやらせていただけるのは本当に本当に嬉しいです。
栄作さんとはこの作品では2度目となるので、今回また新しいチャレンジであったり、演じる中でどういうふうに気持ちが変化していくのか、マーレイがより深い役になっていくのか、作品がよりいい形に進んでいくのではないかと思っています。
このクリスマスキャロルという作品自体が僕の人生になくてはならないものになってきています。本当に素敵な作品です。
いろいろな作品に出演させていただいてきたんですけれども、この作品ほど幸せな気持ちになれる作品でないと思っています。
是非ともお楽しみください。
演出・台本・音楽:⻄田直木
この度、2025年11月16日から12月24日までの約1ヶ月間、北海道から鹿児島まで全国縦断公演を実施させていただく運びとなりました。
全国の皆さんに、王道のミュージカルの魅力、その迫力と感動を直接お届けいたします。
『確かな表現者たちが紡ぐ人間模様』
出演は、舞台に深みを与え、LIVEならではの迫力で劇場空間を包み込む名優の吉田栄作さん。唯一無二の歌声と表現力で観客を魅了する土屋アンナさん。そして、確かな実力と繊細な演技で物語を彩る吉田要士さんほか、素晴らしい俳優の方々が今回の舞台に命を吹き込みます。
彼らが織りなす喜怒哀楽、葛藤、そして希望を通して、観る人それぞれの心に確かな発見と揺るぎない感動が生まれることをじています。
『何よりも心を込めた舞台づくり』
作品の世界観をミュージカルならではの華やかさを大切に、皆で丁寧に創り上げてまいります。お客様の心にまっすぐに届くような、本格的なミュージカルの迫力を最大限に引き出す演出を心がけています。
音楽、照明、美術の調和を大切にし、観る人の五感に強く訴えかけるような臨場体験を全国各地の劇場で体感していただきたいです。
登場人物たちの言葉一つひとつに、それぞれの人生が垣間見え、観客の皆さんがご自身の経験と重ね合わせ、物語を追体験していただけたら幸いです。
全国各地の皆さんと劇場でお会いできる事を心から楽しみにしております。
ミュージカル『クリスマス・キャロル』あらすじ
1843 年のクリスマスイブ。ロンドンの下町で悪どい商売をしている守銭奴のスクルージは、街中の人から嫌われていた。
その日の夕方、使用人のボブが給料の前借りを頼みに来た。
実はボブの息子のティムは難病に侵されていて、今年が家族全員で迎えられる最後のクリスマスと覚悟し、少しでも幸せな思い出をつくるためであった。
その夜、スクルージは例年通り孤独なクリスマスを過ごしていた。すると突然、7年前に亡くなった共同経営者であったマーレイの亡霊が現れた。
マーレイは「欲に取り憑かれた人間は死後の世界で悲惨な運命を辿るぞ」と言う。恐れおののくスクルージに、マーレイは最後のチャンスとして、自分の行いを客観的に見る為に、時間旅行へ行こうと提案する。
渋々、クリスマスの精霊達と共に旅立つスクルージ。
美しくも切ない時間旅行の中で、スクルージは最愛の人・イザベラとの別れ(過去)を再び体験し、楽しさと悲しさのクリスマスの世界(現在)を目の当りにし、想像を遥かに超えた死後(未来)に苦悩する事になるが…。
さあ、あなたと旅する奇跡の12時間…結末はあなた自身の心で見つけてください。
原作 チャールズ・ディケンズ「クリスマス・キャロル」より
ミュージカル『クリスマス・キャロル』公演情報
公演情報 | |
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タイトル | ミュージカル 「クリスマス・キャロル」〜 National Tour 2025〜 |
公演期間・会場 | 【東京プレビュー公演】2025年11月16日(日) 福生市⺠会館 【⻘森公演】2025年11月19日(水) リンクモア平安閣市⺠ホール 【北海道公演】2025年11月24日(月) 函館市⺠会館 【東京公演】2025年12月15日(月)〜12月17日(水) シアターH 【熊本公演】2025年11月30日(日) 熊本城ホール 【長崎公演】2025年12月3日(水) ベネックス⻑崎ブリックホール 【鹿児島公演】2025年12月6日(土) 宝山ホール 【鹿児島公演】2025年12月7日(日) 曽於市末吉総合センター 【鳥取公演】2025年12月13日(土) とりぎん文化会館 【愛知公演】2025年12月18日(木) 刈谷市総合文化センター 【岐阜公演】2025年12月20日(土) 可児市文化創造センターala 【愛媛公演】2025年12月22日(月) 松山市⺠会館 【大分公演】2025年12月24日(水) IICHIKO グランシアタ |
スタッフ | 【原作】チャールズ・ディケンズ 【演出・台本・音楽】⻄田直木 【音楽】張替政彦 【振付】吉田潔、中川久美 |
キャスト | スクルージ役:吉田栄作 三人の女(イザベラ・イライザ・イボンヌ)役:土屋アンナ マーレイ役:吉田要士 過去のクリスマスの精霊役:植松恵理 <アンサンブル> |
公式サイト | https://the-musical.jp/xmas25/ |
公式SNS | @XmasCarol2025 |


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