1991年公開のディズニーアニメ映画『美女と野獣』が、オールスターキャストにより実写版でミュージカル化されるニュースは、今まで当サイトで幾度となくお伝えしてきた。仕上がりに期待がかかる実写版で、アニメ版にて楽曲を手掛けたアラン・メンケンによる、新曲3曲が追加されることが明らかとなった。
関連記事:『ハリー・ポッター』エマ・ワトソンが『美女と野獣』でベル役に!
米BROADWAY.COMによると、ビル・コンドン監督(『ドリームガールズ』)がメガホンを取る実写版でも、アニメ版のほとんどの楽曲が使用されるとのこと。これに加えてメンケンは、「Forever More」と「Days in the Sun」とタイトルが付けられた2曲を含む、計3曲を新たに作曲。メンケンは、ブロードウェイミュージカル版のために書き下ろした「If I can’t Love Her(愛せぬならば)」も実写版で使用したかったそうだが、コンドン監督の演出と合わないため曲目リストから外したと語っている。1994年4月から2007年7月まで上演されたブロードウェイ版用にも、メンケンは新曲をいくつか手掛けている。
実写版では、主役ベルに映画『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、野獣役にはダン・スティーヴンス(『ダントン・アビー』)、悪役ガストンにはルーク・エヴァンス(『ホビット』シリーズ)、そして、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが給仕頭のルミエール役にキャスティングされ、そうそうたるメンバーが顔を揃えている。実写版ミュージカル『美女と野獣』は、2017年3月17日(金)より全米公開がスタートする予定。