マウスプロモーション所属のベテラン俳優達が立ち上げた芝居ユニット・新宿625の第5回公演『歌姫』が、東京・笹塚ファクトリーにて、2015年10月21日(水)~10月25日(日)に上演される。舞台『歌姫』は、俳優・脚本家の宅間孝行が主宰する劇団、東京セレソンデラックス(2012年解散)によって2004年に初演、その後2007年に再演され、2014年にも劇団EXILEが赤坂ACTシアターで公演を行うなど、いまだ衰えることない人気作品だ。
作品の舞台は高知のとある寂れた漁場町にひっそり佇む映画館「オリオン座」。半世紀以上もやってきたこの映画館もいよいよ閉館を迎えることとなったが、最後の上映は誰も聞いたことのない映画「歌姫」。なぜ、こんな無名の映画を?そこには一人の男と一人の女の、秘めたる想いが込められていた。フイルムがカタカタと回り始めると、あの時代が鮮やかに蘇ってきた…。昭和30年代初頭。みんな力いっぱい生きていた時代が!
新宿625の立ち上げは2011年。楠見尚己、ふくまつ進紗、小形満、てらそままさき、沢海陽子と、いずれもマウスプロモーションに所属するベテラン俳優5名によって結成された。旗揚げ公演『兄帰る』で好評を博すと、第2回公演『小林秀雄先生来る』、第3回公演『バンク・バン・レッスン』と毎年着実に公演を重ね、2014年の第4回公演『罠』の公演後、諸田和典、古川玲、吉野貴宏が新たなメンバーとして加わり、現在は8名で活動を行っている。
今回、ユニットメンバーの8名に加え、初の舞台作品出演となる人気声優・白石涼子のほか、野村須磨子、宮寺智子、瑚海みどり、中村浩太郎、咲野俊介、森山和輝、小橋里美が客演し、総勢16名で公演を行う。また、第4回公演で初めて演出を務めた沢海が今作でも演出を務める。
新宿625にとって現メンバーで行う初めての舞台、第5回公演『歌姫』は、東京・笹塚ファクトリーにて、2015年10月21日(水)~10月25日(日)まで上演。