川栄李奈AKB48卒業後初舞台で、斬って斬って斬りまくる!『AZUMI 幕末編』開幕

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2015年9月11日(金)より、東京・新国立劇場 中劇場にて幕を開けた『AZUMI 幕末編』。初日開幕前に公開ゲネプロと囲み取材が行われ、主演を務める川栄李奈をはじめ、浅香航大、渡部秀、久保田秀敏、早乙女友貴、町田慎吾、佐藤祐基、岡本あずさ、細貝圭、演出家の岡村俊一が囲み取材に登壇し、意気込みを語った。

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ゲネプロを終えた心境について聞かれると、「全然まだまだ。日々勉強してがんばろうと思います」と真剣な面持ちの川栄。本番の舞台に立ち、「すごく風景が変わって見えた」という。「戸惑うこともあるし、間違えることもたくさんあるんですけど、千秋楽に近づくにつれてみんなでよくなっていって、最後いい形で終われたらなと思っています」と気を引き締めた。

『AZUMI 幕末編』

劇中に多数披露される殺陣のシーンについては、「気持ちいい!」と満面の笑み。早乙女も「覚えるスピードも上達もすごく早かった」と褒め、演出家の岡村も「2週間ぐらいで全部の段取りを覚えていましたからね。(川栄の)伸びはとんでもないです。AKB48総選挙で16位までいったそうですが、今、演劇では1位を取れると思います」と太鼓判を押した。本人も手応えを感じているのか、「(今後も)殺陣をやっていきたい」と明かしたが、浅香に「2週間くらい前は、もう殺陣はやりたくないって言ってたんだけど…」と暴露され「それは2週間前の話で!」と大慌て。

そして、川栄といえば“おバカ”キャラとして定評があるが、「(おバカは)隠していこうと思っています!」と宣言。しかし、すぐに佐藤から「裏ではちゃんとバカだった」と覆され、共演者からは笑いが。稽古場でも、「共演する子役の夏休みの漢字ドリルがほとんど読めなかった」などと、変わらぬ“おバカ”ぶりが発揮されていたようだ。

最後に川栄は「今日無事に初日を迎えられて、まだまだ長いんですけど、まずは怪我をしないように。みんなで成長して、千秋楽を迎えられたらいいなと思っています」と笑顔で締めくくった。

『AZUMI 幕末編』

舞台上の川栄は、幼い頃から刺客として育てられ、激動の時代を駆け抜けるあずみとして、斬って斬って斬りまくる!殺陣に次ぐ殺陣に目を奪われるが、凛とした佇まいの中に苦悩や葛藤を滲ませつつ、少女の過酷な使命を背負っていく姿に心打たれる。あずみとともに、女優という人生を切り拓く川栄の姿がそこにあった。

『AZUMI 幕末編』

『AZUMI 幕末編』

『AZUMI 幕末編』

『AZUMI 幕末編』

町田や佐藤、岡本はまったく違った二役を演じ分け、あずみの双子の兄役・渡部や、その幼馴染み・啓次郎役の久保田は、辿る運命から時代のうねりを浮かび上がらせる。それぞれの人生が、舞台の上で“幕末”という時代を築き上げていく。

『AZUMI 幕末編』

会見で、坂本龍馬演じる浅香が「幕末に龍馬が唱えた思想を、現代の人にも届けたい」と言っていたように、あの頃から遥か時が流れた現代も、きっと想いはひとつだ。今、この作品が上演され、私たちが観ること。そこに何か希望が生まれると信じたい。

『AZUMI 幕末編』

『AZUMI 幕末編』は、2015年9月11日(金)から9月24日(木)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演中。

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