劇団青年座スタジオ公演№118『第十七捕虜収容所』が、2015年9月29日(火)より東京・青年座劇場で上演される。スタジオ公演№117では青年座の新人女流演出家金澤菜乃英がデビューを飾る。本作は、青年座の俳優を中心に、小劇場で活躍する俳優達がタッグを組み、男性のみで上演される。
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青年座スタジオ公演は「劇団員ならば誰でも企画を立てることができる」という公演形態の舞台。これまで100回を超える公演を重ね、多くの劇作家、演出家、スタッフ、俳優たちの出会いと挑戦の場として、劇団の中で大きな存在となっている。
本作は、1944年のドイツ軍第十七捕虜収容所・第四キャンプに収容されている捕虜たちを軸に、捕囚という極限状態で生きる個性的な登場人物が、時におかしく、時にシリアスに描き出す、数日間の濃密な物語。かつて日本でも上演されている海外戯曲を、新翻訳により、齊藤理恵子が演出を手掛ける。
出演は、山野史人、佐藤祐四、植村喜八郎、山賀教弘ら青年座俳優8名と、「弾丸MAMAER」の土田卓をはじめとした、小劇場で活躍する俳優4名のコラボレーション。男性のみ12名のキャストでお贈りするヒューマンストーリーだ。
劇団青年座スタジオ公演№118『第十七捕虜収容所』は、9月29日(火)~10月4日(日)、東京・青年座劇場にて上演。
なお、10月1日(木)~3日(土)の夜公演終了後にワンコインバーが開催される。