天才作家フィッツジェラルドと彼を愛した妻・ゼルダの数奇な運命を描いた伝奇的ミュージカル『スコット&ゼルダ』が2015年10月17日(土)より、東京・天王洲 銀河劇場にて日本初演を迎える。時代に愛された男と、才能を愛した女。歌とダンス、タップで綴る、大人のジャズ・ミュージカルがこの秋開幕する!
――1917年アメリカ。
田舎の退屈な日常から抜け出したいと願う少女ゼルダは、あるダンスパーティーの夜、作家を目指す若者スコットと運命的な出会いを果たす。のちに『華麗なるギャッツビー』などで知られる作家、F・スコット・フィッツジェラルドその人である。
二人は瞬く間に恋に落ち結婚、スコットの文筆業も軌道に乗り、生活と金遣いは派手になる一方だった。
――1920年代、“Lost Generation –失われた時代-”。
酒や享楽に溺れ、彼らのゴシップが新聞の一面を飾ることも珍しくはなかった。
とある病院に一人の男が女を訪ねてくる。女は精神を病んでこの病院で静養しているようだ。男の問いかけに少しずつ、かつての華々しい時代を振り返りながら答える女。どうしてこうなってしまったのか。失われたものは何だったのか。まだこの手に取り戻せるのか…?
作曲・フランク・ワイルドホーン、演出・鈴木裕美、上演台本・蓬莱竜太という強力なスタッフが集結。若き天才作家スコットを演じるのは、昨年『天才執事ジーヴス』以来二度目のミュージカル出演となるウエンツ瑛士。美しく奔放な“悪妻”ゼルダを『サンセット大通り』で大女優ノーマを演じた濱田めぐみが演じる。他、中河内雅貴、山西惇らが共演。
『華麗なるギャツビー』に隠された虚構と真実とは・・・ミュージカル『スコット&ゼルダ』は2015年10月17日(土)~11月1日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて、11月7日(土)~8日(日)大阪・新歌舞伎座にて上演。