2012年まで劇団「東京セレソンデラックス」の主宰として舞台に立ち、その後はエンターテインメントプロジェクト「タクフェス」を主宰。俳優、演出家、脚本家として高い評価を得ている宅間孝行が、2015年10月7日(水)~10月18日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて「タクフェス」第3弾となる舞台『くちづけ』を上演する。
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本作は、2010年に初演された舞台劇で、2013年に堤幸彦によって映画化され(主演:貫地谷しほり、竹中直人)、話題となった。10年以上前に実際に起きた出来事をもとに作られた本作は、知的障害者とその家族の日常、そして現実にある様々な問題を浮き彫りにし、社会に対する問題提起そのものでありつつも、コミカルなトーンで描かれ、観る者を笑いと涙、感動に包みこんだ。
初演から5年ぶりとなる今回は、宅間作品ではおなじみの金田明夫、弓削智久、柴田理恵、上原多香子に加え、初参加となる元・アイドリング!!!の森田涼花、大和田獏、布川隼汰が出演する。さらに7月9日(木)には、新たなキャストとして、かとうかず子の出演が決定した。
舞台『くちづけ』は、2015年10月7日(水)~10月18日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて、その後11月20日(金)~29日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、さらに札幌、富山、新潟、長野、福岡、島根、仙台、名古屋など全国で公演予定。